公開日 2022年12月17日 最終更新日 2023年4月18日

Last Updated on 2023年4月18日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。

以前にiPadで音楽制作できるか否かについて以下の記事を描きました。

http://taka-music.com/ipadでの音楽制作は可能か?〜やるとしたら周辺機/

iPadにもApple純正のアプリGarageBandがインストールされていたり、

Cubasisなど有料のDAWアプリもあるのでバンドサウンドの音楽制作についてはアナログMTR感覚で使えることは使えます。

ただ、外部ソフト音源についてのインストールはまだまだ厳しい面があるので、

完全にiPadオンリーでの制作とまではいかないです。

今日はMacユーザーの視点で音楽制作としてのiPadの使い途について深掘りします。

 

 

 

【iPad】Macユーザー視点の音楽制作としてのiPadの使い途

  • Logic Proの補助
  • サブディスプレイ
  • GarageBandで演奏ツール
  • ドラムフレーズのイメージ
  • まだまだMacの補助ツール的な存在

 

 

 

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Logic Proの補助

Logic Proを開くとミキサーのアプリケーションも開きますが、メインは横に広がる画面です。

ミキサーはこちらの意図で別途表示できますが、1台の画面で切り替える手間が発生します。

やはり、音楽制作しているとミキサーは必要で各トラックの音量や使用しているエフェクト関連も表示できれば、どれだけ作業効率がアップするかと思うところです。

ただ、これはデュアルディスプレイ方式ではその問題も解消できます。

 

だけれどもっと凄いのがiPad専用で「Logic Remote」というアプリがあります。

https://apps.apple.com/jp/app/logic-remote/id638394624

Logic RemoteはMacのLogic ProとネットワークあるいはUSBで繋いで、Logic Proミキサー部分の画面をiPadのLogic Remoteで表示させます。

これはただ表示させるだけでなく、ミキサーのフェーダー調整も可能で、

レコーディングする時に音量調整でマウスに触れず画面に直接タップして操作できます。

このLogic RemoteはiPadだけでなくiPhoneでもインストールできます。

https://apps.apple.com/jp/app/logic-remote/id638394624

※Logic RemoteはLogic Pro Xと連動して使用するため、Logic Remote単体では操作できません。

 

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サブディスプレイ

特にMacBook Proなどラップトップ型で作業している人は画面が小さいので、上記のようなiPadやiPhoneのようなLogic Remoteが欲しいところです。

 

例えば、Logic Proのリモート操作だけではなく、作業中にブラウザも一緒に立ち上げたいなど、

他のアプリケーションやファイルやフォルダを開くにはサブディスプレイが必要となってきます。

作業スペースによっては大きいモニターを設置が困難な場合もあったりします。

そこでiPadでiPadOS 13以降の端末ではサイドカーとして、iPadをMacのサブディスプレイとして使用できます。

右側がiPad mini6です。奥がMac。

サイドカーの機能はMacとiPad両方のデバイスでBluetooth、Wi-Fi、Handoffが有効になっていることが条件です。

iPadは単独としての端末として機能を果たす他、Macの補助ツールにもなります。

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GarageBandで演奏ツール

GarageBandはAppleが開発した音楽制作DAWツールでLogic Proの無料版の位置付けです。

無料版とはいえ、バンドサウンド主体の音楽はしっかりとした作品を作ることができます。

 

このGarageBandはMacをはじめ、iPadやiPhoneにもデフォルトでインストールされてます。

ただ、Mac版では本当の意味でLogic Proの無料版という感じがしますが、

iPadやiPhoneはDAWとしての録音や編集ツールだけでなく、

演奏ツールまで網羅されてます。

 

どういうことかというと、

iPadやiPhoneの特性を活かし、タップで音を出し演奏することができます。

例えばギターであれば下の写真のように弦とその上にコードネームが表示されてます。

これをタップするとコードを鳴らすことができます。

また、深く設定していくとアコースティックギターやエレキギター、

さらにエフェクターまでも限られている中ではあるが色々音を選べます。

もしギターなど楽器を演奏できなくてもiPadやiPhoneのタッチジェスチャーで演奏ができます。

 

 

 

ドラムフレーズのイメージ

これもGarageBandの演奏ツールと同じことで、かつ筆者自身の個人的視点ですが、

ドラムをやっていないプレイヤーがドラムのイメージを作るのに最適です。

例えば、曲をつくってアレンジを考えるときに、

どんなドラムフレーズが良いのかGarageBandの演奏ツールで実際にタップして音を出して、

フレーズを作ってみたりして、

バンドを組んでいるのであれば、自分の作った曲のドラムのイメージをメンバーにより伝えやすくなります。

 

 

 

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まだまだMacの補助ツール的な存在

今回の記事は正直私TAKA∞自身の音楽制作としてのiPadの使い途の話でした。

確かにiPadでGarageBandを駆使すればバンドサウンドの音楽だけでなく、

その中の演奏ツールを利用すれば鍵盤楽器を取り込んでポップサウンドに仕上げたりもできます。

しかし、まだまだLogic Proの補助ツールとして使用している面が多く、iPadがメイン端末にはなり得ないというのが現状です。

それは、ただ単にiPadを補助ツールとしてしか使ってないだけですが、

まだまだiPadを母艦に音楽制作するには、

外部のソフト音源やエフェクトをインストールしたりなどの動きができれば今後の可能性が見えてくるようなことを感じます。

今はまだまだMacの補助ツールとしてiPadを使用するのが良さそうです。

今後もまだまだiPadでの音楽制作としての運用の路も追求していきます。

以上、今日もありがとうございました。