公開日 2021年8月8日 最終更新日 2023年3月21日

Last Updated on 2023年3月21日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日このようなツイートをしました。

バンド全体の練習は時間を多く取れれば取れるほど上達するし、

演奏の一体感を生むというイメージは少なくともあると思います。

なので頻繁に全体練習としてスタジオを入れれば入れるだけ良し!

という発想は本当に100%の解なのか?

ツイートでもあるように全体で合わす曲ができてなかったら、

あるいは覚えてなかったら、

時には全体練習の意味をなさないこともあります。

今日はバンドの全体練習の頻度についてお話しします。

※当記事は学生対象です。

 

 

【バンド初心者】全体練習の頻度はどのくらい?(学生対象:通常は週2回で良し!)

  • 個人練習が軸

  • スタジオに入っても意味のない時

  • 全体練習でやること

  • 通常は週2回が最適(メンバーの足並みを揃える)

 

  

 

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個人練習が軸

まず個人練習なしのバンド演奏というものはないです。

バンド演奏は普段どれだけメンバー個々が練習をしているか否かが少なくとも、

それが演奏に表れるはずです。

もし楽曲も覚えないでバンド全体で演奏できますか?

もちろん何もしてなかったら何もできないし、

他のメンバーにも迷惑がかかります。

 

 

バンドで弾くと意外にも弾けない

また、かなりあり得ることなのですが、

個人練習はしっかりやったつもりでも、いざバンド全体で合わせた時に、

覚えたはずのフレーズが出てこなかったり、ギターソロが飛んでしまったり、

なんてことがあります。

 

これはなぜかというと、

個人練習とバンド練習の時の環境の違いです。

個人練習というのはとにかく一人で楽器を弾きます。

バンド練習はもちろん複数でやることに加え、各メンバーは他のパートの演奏を聴かなければいけません。

メンバー各パートの音を聴くし、他のメンバーに自分の音を聴かれる状況になります。

そうなると、個人練習にはない緊張感というものが生まれ、

それがフレーズが飛んだり、歌詞が飛んだり、ということにつながります。

この点については慣れだったり、

バンドでスタジオ入ることで解消できますが、

そのためにはとにかく個人練習を重ねるかがポイントになります。

 

 

普段どれだけバンドを想定した個人練習するかが鍵

だからと言って、闇雲にも個人練習をやれば良いというわけではないです。

メカトレやウォーミングアップは毎日やるし、

バンドで演奏する曲も繰り返し演奏するのは当たり前です。

その上で、どういう意識でやるかが問題です。

特にバンドで演奏する曲をやるときは、

自分のバンドで演奏しているイメージで演奏するべきです。

 

もっと深掘りすると、

コピーの場合に音源のCDに合わすときは、

ただ音に合わすのではなく、

他のパートをしっかり意識的に聴きながら演奏します。

それを意識的にやると他のパートのフレーズがどのように動いているか、

その上で自分がどう絡むかわかるようになり、

より楽曲の理解度が深まります。

オリジナル曲だったら

メトロノームに合わせてやる時には、

他のパートが鳴っているイメージで個人練習をします。

 

以上をまとめると、

バンド演奏のためには如何に個人練習をどれだけ行うかで、

かつどれだけバンドを想定したイメージで練習をするかが鍵となります。

 

 

 

スタジオに入っても意味のない時

上記のことを鑑みて、

メンバー個々の個人練習の量が足りてない時や

バンドで演奏する曲を覚えていない時には、

スタジオに入っても意味ないです。

 

バンドで演奏する曲を決めたのに、

覚えてこないメンバーが1人でもいたら、

バンドの練習というよりは、

その覚えてこなかった人のための個人練習になってしまうことにもなります。

良識あるバンドであれば、できない人ができるようにしようと、調整しようとします。

 

ただ、せっかくバンド全体練習で時間を合わせてやるのに、

全体として意味ある練習をしたいところです。

なので、個人練習量が足りてない時や楽曲を覚えてないときは、

正直にメンバーに申告して、

また次回に全体練習の予定を組みましょう。

それまでは個人練習でしっかり鍛錬を積み上げましょう。

 

 

 

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全体練習でやること

そのバンドによって千差万別かと思いますが、

もし進め方がわからないときは参考にしてください。

・全体の音量調整ために軽いジャムセッション

・メトロノームに合わせて1曲演奏する

・演奏する曲全て(例ライブでやる曲)を演奏

・気になるところを徹底的に練習

・最後にもう一度全体を通して演奏する

あくまでも例の一つに過ぎないので、

Yahooの知恵袋に質問投げかけてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

通常は週2回が最適(メンバーの足並みを揃える)

果たしてバンド全体の練習はどれくらい入れたら良いのか、気になるところです。

確かに上手くなるためには毎日バンドでスタジオに入っていた方がそれに越したことはないです。

学校の部活動では毎日バンドの全体練習はできますが、(やや語弊ありますが・・・)

一般では毎日スタジオ入っていたらスタジオ代だけでも、

1週間で5,000円以上はかかるので、そこはご自身の金銭的な相談になります。

 

また、スタジオで毎日バンドの全体練習するにもメンバーみんな同じスピードで楽曲を覚えて、

足並みを揃えないとやる意味もなく、

誰か一人でもペースが崩れてしまえば、

音楽が楽しさからしんどさに変わってしまう可能性もあります。

 

なので、通常時は多くても通常時は多くても週2回くらいで良いです。

それ以外はもちろん個人練習で鍛錬を積むことは当然です。

重複しますが、個人練習の質と量でバンド全体での練習に十分対応できるので、

全体練習は週に2回で残りの5日は個人練習でレベル上げです。

ただライブ前とかレコーディング前は毎日スタジオで反復練習ありです。

 

ちなみに社会人バンドはメンバーそれぞれ職場が異なるのであれば時間の調整も必要ですので、週2でスタジオ入れるのは厳しいでしょう。入れても週1あるいは月2回くらいがベストです。

 


 

以上、バンド初心者かつ学生バンド向けの全体練習の頻度についてでした。

バンドの練習はどのくらいの頻度でスケジューリングするか悩みどころで、

どんなに経験あるバンドでも同様に悩みます。

それもそのはず、

そこには何の答えもなければ理論もなく、

この記事も含めていろんなブログや雑誌のQ&Aに書いてあることはあくまで参考程度ですから!

今回はバンド初心者で割と学生を対象としていて、

バンドとは如何にメンバーと足並みを揃えてやっていくかを伝えたいと思いました。

もし、とにかくバンドとしてたくさん練習しなきゃと思っている人は、

是非一度立ち止まって各メンバーの状況を見てみましょう。

そうしたら自分のバンドの練習頻度が見えてきます。

以上、

今日もありがとうございました。