公開日 2021年6月26日 最終更新日 2023年3月25日

Last Updated on 2023年3月25日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

よくプロ志向のギター弾きの人で、

「安いギターはダメ、本物のギターは20万円以上〜」という声を何度か聞いたことがあります。

既にプロとして活動しているなら話は解りますが、

アマチュアのプロ志向というだけでは何だか説得力に欠けますね。

安いギターではやる気が出ないというモチベーションの問題にもなりますが、

ギターを弾くという行為だけに焦点を絞ったらどうでしょう?

あまり高いも安いも関係ないのではないかという気がします。

今日は安いギターでも良いのか否かについてお話しします。

 

 

 

 

【ギター】安いギターでもOK(問題は気持ちとやる気と鍛錬)

  • メリット

  • デメリット

  • プロでも5万円くらいのギター使用している

  • 音は最終的には自分のやる気と腕

 

 

 

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メリット

  • 安く手に入れれる
  • 最初からそこそこ良い音がする
  • ボディが軽い

そのままですが、少ない予算でギターを買えるということで、

アマチュアでもその範囲内であれば複数のいろんなギターを所有できます。

 

よく高いギターは弾き込んでいって良い音をつくっていくと言われますが、

安いギターは最初からそこそこ良い音がします。

 

ただし、ボディの鳴りは安っぽさがでたり、弾き込んでもそれ以上音は良くなりません・・・

あとはボディが軽いものが多く、

立って弾くときにストラップを肩にかけた時にストレスも低減されます。

 

 

デメリット

  • 壊れやすい
  • 修理費用の方が高い
  • 弾きにくい

安いギターでよくあることが、ペグのネジが緩みやすいです。

それも時期早々にして特に巻き弦のペグが先に緩み出し、そうなるとチューニングも狂うので、そこが最大の難点です。

 

またネックが反れたり、シールドジャックやツマミやスイッチャーのところでガリが出やすかったり、

つまり小まめに手入れしなければならないです。

 

自分で手入れできなくなると、

いよいよ楽器屋に持っていって、修理を依頼すると購入金額よりも修理費の方が高く付く可能性があります。

 

あとは高いギター弾いたことある人ならわかりますが、安いギターは弾いた時に弾き心地が何となく硬い印象があります。

 

安いギターをずっと使い続ければそんなことは感じないのですが・・・

どこか硬さみたいなものがあって、

弦を押さえるのも何か重さを感じるような感覚があったり、

ピッキングもある程度力を入れないとしっかり音が出ないような・・・

これも高いギターと引き比べると感じることです。

 

 

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プロでも5万円くらいのギター使用している

日本内外問わず、安いギター使っている人たくさん存在します。

代表的なギタリストを列挙すると、

真鍋吉明

ある時楽器の盗難に遭い、1999年から2007年までにスクワイアやエピフォンのアマチュアが使うギターを使用してました。

その時に真鍋さんが語ったとこは

「いいギターでいい音がするのは当然。安いギターでいい音を出すことが魅力的になってきたから」

(引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/真鍋吉明

プロミュージシャンとして音作りの奥深さというか追求心を感じます。

 

マーティー・フリードマン

以前、ある動画で高いギターと安いギターについて語っています。(動画はYouTubeでしたが削除されてます。)

実際に使っているギターは高いか安いかはわかりかねますが、

5万円と50万円のギターの音の違いが良い悪い判断ができない、

5万円のギターが良いならそれを使うとのこと。

ちなみにマーティーが最初に使ってたギターは1万円のギターでKISSのコピーをやっていたと動画内で語っています。

 

ジェームズ・ヘッドフィールド

Wikipediaの情報ですが、

1984年でアルバムでは「RIDE THE LIGHTNING」の時期まで200ドル(日本円だと約22,000円くらい)の日本のエレクトラというメーカーのフライングVのモデルのギターをメインで使ってました。

 

ピックアップにセイモアダンカンハムバッカーを積んでいて、1984年以前の映像で白いフライングVを使っていたら、そのギターの可能性が高いです。

ただし、ギターのトラスロッドカバーに「GIBSON」のマークがありますが、それはジェームズ自身が「GIBSON」の表記のものに付け替えたことでしょう。

 

やはり本当に若かりしジェームズはGIBSONフライングV憧れが強く

「ある特定のバンドを愛するキッズのほとんどは、彼らが使っているのと同じギターを欲しがるもんだろ。俺はずっと白いフライングVが欲しかった。スコーピオンズ、ジューダス・プリーストだ!あれはヘヴィメタルギターだった。わかるだろ、マイケル・シェンカーだ。ホワイトVを持つのは俺の夢だった。」「コピー商品なのは知っていたが、俺らは本物のギブソンのように扱ってた。マイケル・シェンカーが持ってたから、俺も持つ必要があった。」(https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェイムズ・ヘットフィールド引用

その後エレクトラのギターは2008年のアルバム「Death Magneti」のレコーディングでピックアップをEMG60(フロント)とEMG 81(リア)に変えて使用してました。

実はこのエレクトラ製の復刻モデルはこちらのサイトで販売されてます。

https://futureworld.ocnk.net/product/2

(2022年4月19日現在で在庫数1点です。詳細は上のURLにて!)

 

 

音は最終的には自分のやる気と腕

おそらく最初のメリットとデメリットで読んで、

「安いギターやめておこうかな〜」

「やっぱり高いギターの方が良いな〜」

という印象を与えたことと思います。

 

がしかし、

プロでも5万円くらいのギター使用している例として、

ギタリストを挙げましたが、

安いギターでも弾く本人次第で伝わる良い音を作れるということです。

 

自信の気持ちとやる気と腕で、どれだけ練習するか、それが演奏に表れ人に伝わります。

決してギターの音はギターの優劣で決まるものではないので、

安いギターでもOKです!

 

もし、今所有しているのが安いギターだからって高いギターに買い替えようとしている人は、一度立ち止まってみましょう。

 

破損してたら別ですが、使えるのだったらもう少しそのギターを存分に思考回路使い切るまで使って、

そのギターでは出せない音のギターと出会ったらその時に新しいギターを買うのがベストです。

ギターの買替えについてはまた別の記事にてお話しします。

以上、

今日もありがとうございました!