公開日 2022年6月30日 最終更新日 2023年4月6日

Last Updated on 2023年4月6日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

すでに終売されているギターエフェクターのマーシャルガバナープラスは初代機のガバナーと共に今も需要があります。(初代機は2023年3月に復刻版が国内数量限定で販売)

さまざまな中古店で販売されていますが、今も売れていることを耳にします。

しかし、悩みどころはマーシャルのサイトでは終売のためサイトの製品情報がないため、

情報が限られるため、参考になるのがレビューブログや動画となります。

このサイトがガバナープラスの参考になればと思います。

 

 

  • ガバナープラス(GV-2)とは
  • コントロール
  • サウンド特徴 demo演奏
  • 使用アーティスト
  • メリット
  • デメリット
  • 向いているジャンル

 

 

 

スポンサードサーチ

ガバナープラス(GV-2)とは

ガバナープラスは、1999年に発売された初代ガバナーを受け継いだエフェクターです。

高い評価を得たオリジナル・ガバナーのリッチなトーンはそのままに、さらに強力になったゲイン・コントロールと、ズ太いサウンドを生み出すディープ・コントロールを装備。3ウェイ・イコライザーに加え、“ディープを搭載。これを上げることで従来のトーン・コントロールでは真似できないような、濁りのないタイトなボトムが加わり、豊かで拡がりのあるローエンドを実現します。 

楽天販売サイトよりhttps://item.rakuten.co.jp/o2online/4929817236820/

 

 

コントロール

左かあGAIN、内側BASS外側DEEP、内側TREBLE外側MIDDLE、VOLUME

 

マーシャルアンプが足元にあるような感覚

3バンドイコライザーにDEEPが加わり、まるでアンプをもう1台置くようなイメージです。

より細かく音作りができます。

 

DEEPで迫力アップ

DEEPのツマミは低域をブーストする役目ですが、

BASSの役目とは異なり、EQ全体の底上げしてくれます。

実はDEEPはかつてマーシャルアンプでラインナップにあったJCM2000のDEEPボタンと同じ役目を持ち、

これをガバナープラスでブースト量を調整できるメリットがあります。

このDEEPを上げることで小型アンプでも迫力あるサウンドを生み出せます。

 

 

 

スポンサードサーチ

サウンド特徴 demo演奏

以下の動画でシングルコイルとハムバッカーで適当に音を出してみました。

 

✔️シングルコイル(Fender Japanストラトキャスター)

 

✔️ハムバッカー(GibsonフライングV)

動画は最初にGAINの量を変え、その後にDEEPを調整しコードを鳴らしてます。

 

 

販売サイトによってオーバードライブあるいはディストーションとして位置付けられ、どちらかというのは曖昧です。

ただ実際に音を出すと正直どっちでも良いという感じです。

しっかりとマーシャルサウンドが鳴り、それもクランチではあの名機JCM800を彷彿させ、

またGAINをしっかり上げればJCM2000が宿ったような印象を受けます。

ジャキジャキした粗い歪みが特徴です。

 

 

 

使用アーティスト

初代ガバナーはXJAPANのギタリストHIDE氏が使用していました。

ガバナープラスでは2000年代に特に海外のギタリスト中心に使用例が多く、

ブースター的に使用したり、あるいは飛び道具として使われていた例もあります。

現在は廃盤になっていることから使用しているギタリストも少ないです。

 

 

スポンサードサーチ

メリット

・3バンドイコライザーで音を細かく自由自在に作れる。

・DEEPツマミを上げることで小型アンプでも迫力をある程度出せる

・マーシャルアンプを足元に置いている感覚

 

 

デメリット

・クランチからドライブまでの歪みは網羅しているがメタル系はやや足りない

・高音域がわずかに篭り気味(特にハムバッカー)

 

 

 

 

Marshall(マーシャル) ガバナー・プラス(オーバードライブ) GV2

中古価格
¥9,480から
(2022/6/30 05:52時点)

 

 

 

スポンサードサーチ

向いているジャンル

クランチの上品さはブルースに適していて、

歪ませればパンク系、オルタナティブ系などコードワーク中心のジャンルに適しています。

もちろんJ-Popのバッキングにも適しているのである程度汎用性は高いです。

ただ、GAIN全開にしてもメタル系のようなキンキンには歪みません。

 

 


私TAKA∞が使用した感想は、

3バンドEQでの音作りの自由度の高さであらゆる音作りが実現できるとは思いますが、

それよりもDEEPツマミが一番使っていて有効的と感じてます。

例えば、バンドで3ピースバンドでリードギターでオクターブ奏法を弾いても、

メインのアンプあるいはエフェクターの歪みだと音圧に欠けたりする場面が多々あります。

そこでこのガバナープラスをブースターとして使いDEEPを10あるうちの5くらいまで上げると、

低域中心に全音域の底上げになるため迫力を出せ、リードを弾いても厚みを出せます。

特に3ピースバンドのギターソロで使用してみてほしいところです。

 

以上、今日もありがとうございました。