公開日 2021年10月3日 最終更新日 2023年8月10日

Last Updated on 2023年8月10日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です!

今日に活躍している女性アイドルの礎を作ったのは、

モーニング娘。(以下モー娘。)ではないだろうか?

モー娘。がメジャーデビューする1998年までは、

女性アイドルというのがほぼ存在していなかったと思われます。

1990年代中盤のオリコンチャートは、

ジャニーズグループ、女性歌手やユニット、ヴィジュアル系バンド、ロックバンドが賑わしてました。

今振り返ると、女性アイドルはやはり存在していません。

モー娘。のデビューからしばらく年数が経って、

AKB48やらももクロなど多数のアイドルが出てきました。

そんなモー娘。も結成から24年経とうとしてますが、

メンバーを変えながら進化しています。

だけどモー娘。はアイドルというよりも女性ヴォーカル&ダンスグループです。

見た目はアイドルだけど、中身は自分たちのジャンル付けというものをしっかりしています。

今日はモー娘。の記念すべきファーストアルバム「ファーストタイム」の全曲をレビューします。

 

 

【モーニング娘。】アルバム「ファーストタイム」全曲感想(レビュー)

 

 

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Good Morning

オシャレでJazzyっぽいピアノのイントロでサビ始まり!

以下にも1曲目という印象です。

やはりつんく♂さんプロデュースなので、

アイドルというよりもヴォーカルという印象で、

歌の厚みもあるし、表現では今のアイドルと比べると格段にハイレベルかと思います。

 

 

サマーナイトタウン

1曲目で目覚めたのに”ナイト”とは物凄いギャップがありますね。

モー娘。のセカンドシングルで、

サビの終わる部分がなかなか色っぽいですね・・・(あえてセクシーと言うには???)

気を取り直して、

サビの「スマイル スマイル スマイル」が曲の印象付けてるというか、

ここで全てを掴んでいるし、

聴き手も掴まれてるという感じがします。

一見単純なフレーズに単純なメロディーだけど、

それを言葉とメロディーをマッチさせるつんくさんと、

それを歌い上げる当時のメンバーは凄いとしか言えないです。

また、このシングルで矢口真里、保田圭、市井紗耶香が加入しました。

当時のテレビ番組「ASAYAN」で毎週取り上げられて、

このレコーディングシーンが流れてて、

新加入の3名を見てると、

これが音楽制作の綿密な部分でもあって、

決して妥協はできない姿でもあります。

 

 

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どうにかして土曜日

また雰囲気がガラッと変わって、

何と言うか・・・

最初はヒーローソングのように聴こえたけど、

昭和テイストの歌謡曲と言うのか・・・

ベースラインがとても懐かしさを感じます。

でもやっぱりノリは昭和です!

 

 

モーニングコーヒー

記念すべきメジャーデビューシングルです。

ゆったりしたリズムに暖かみのあるメロディーは、

朝飲みたいコーヒーと言いたいです。

歌はとても初々しく、

それがこの曲とのマッチ度合いが高く、

つんくさんはこの曲にどんな思いあるいは願いをどう込めたか、

また彼女達にどのようなことを期待したかが、

言語化するのは難しいところですが、

デビュー曲なだけにこの曲に詰め込まれてると思いたいです。

 

 

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夢の中

さらにスローテンポで来たかっ!

と思いきや、

まぁまぁゆったり、

そしてどこか落ち着く気分にさせてくれます。

と思いきや、

サビの歌の音のアップダウンがちょっとだけ激しい、

聴いていて展開が面白いです。

 

 

愛の種

モー娘。のメジャーデビュー前のシングル曲です。

モー娘。はテレビ「ASAYAN」のオーディションの敗者で結成したグループです。

その「ASAYAN」の企画で「5日間で5万枚手売り達成でメジャーデビュー」という課題が与えられました。

もちろんその課題はクリアしてますが、

その当時は自分たちで手売りしたりと努力の姿をどれだけの人がテレビで見ていただろうか?

それが今の「モーニング娘。’21」に繋がっています!

 

 

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ワガママ

打って変わってバンドサウンド!

歌の出だしもどこかROCKテイストを感じます。

でもこの曲が生粋のロックバンドがカバーしたらどうなるだろうか?

モー娘。だから落ち着いた感じになるのだろうか?

ロックバンドが好きなように演奏したら、

もっとゴリゴリのディストーションを激しく効かせたサウンドで、

攻める楽曲になるのか?

色んな想像をしてしまうROCK好きな感想です!

 

 

未来の扉

色んな楽曲が織り込まれてるとこの曲で言い切りたいです。

ちょっとしたラップが入っているのが、

しっかりアルバムとして飽きさせない要素がたくさん盛り込まれてる、

この曲がそう意味でのポイントとなる気がします。

オケもジャズチックなところもあったり、

歌とのギャップがあって、

次どんなメロディーとオケで来るのか、

その辺楽しんで聴けます!

 

 

ウソつきあんた

イントロのギターがちょっと渋さを感じますが、

でもちょっと大人チックなポップソングと言ったところでしょうか!

これを歌っているのは、

中澤裕子、石黒彩、福田明日香とある程度わかったような気がするし、

歌に技術ではどうにでもできない深みを感じます。

 

 

さみしい日

アルバムラスト曲です。

ラストに相応しいバラードです。

歌とピアノで展開されます。

聴いていて疑問に思うのが、

なぜこの曲が最後なんだろうか?

色々考えてみたが、

推測の域を出ないし、

考えれば考える程わからない・・・

だけど、

モーニング娘。がアイドルではなく、

ヴォーカリストという意識が薄っすら感じ取れます。

この見解は間違っているのかもしれないけど、

間違ってると言われれば謝るし、この部分だけでも消しますよ!

だた、音楽なので感じ方というのは十人十色で、

これは私TAKA∞が聴いた今時点の感じ取った答えです。

 

 


以上、モーニング娘。アルバム「ファーストタイム」全曲感想(レビュー)でした。

全曲聴くと、

実に面白い!

色んなテイストの曲が織り込まれていて、

聞き終わったら、もう終わったの???

というくらい夢中になりました。

モー娘。をアイドルとして聴くのではなく、

音楽的に聴いた方が楽しめるかもしれません。

以上、

今日もありがとうございました!