公開日 2021年4月2日 最終更新日 2024年1月13日

Last Updated on 2024年1月13日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ギター弾いている方で1年経った人からこんな質問がありました。

「クリーンの音はどのように作れば良いのか?ヴォリュームとゲインをどのように設定するのかよくわかりません。」

アンプのゲインは主に歪みの量を調整するために使いますが、

たまにクリーンチャンネルでもゲインのツマミあります。

大半の人はとりあえず5にしてヴォリュームは適当な音量にしていると思います。

ただ、このゲインコントロールがクリーンの音のキャラを決めるので、しっかりヴォリュームとゲインで音を作る必要があります。

今日はクリーンの音の作り方についてお話しします。

 


【ギター】クリーンの音の作り方〜ゲインとヴォリューム、イコライザーの設定について〜

  • ゲインとヴォリュームのコントロール
  • ギター本体の設定
  • イコライザーの調整
  • エフェクターは味付けまたは隠し味

 

 

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ゲインとヴォリュームのコントロール

小型アンプではゲインのツマミが無かったり、あるいはクリーンチャンネルには割り当てられなかったりというケースが多いです。

クリーンでゲインコントロールがあるのは大型アンプがほとんどです。

以下小型アンプでも大型アンプでもゲインとヴォリュームのツマミがついているということで話を進めます。

このゲインとヴォリュームはドライブの音作りと同様にどっちかを上げたらどっちかを下げるという感じで音を作ります。

例えば、アンプのツマミが0〜10あるなら、

ゲインを2にしてヴォリュームを8〜10にすると繊細な音になります。

ゲインを7にしてヴォリュームを3〜5にするとコシのあるどっしりした音になります。

これらどのジャンルに最適かというより楽曲でどう表現するかで使い分けるのがベターかと思います。

 

 

ギター本体の設定

ギター側のヴォリュームとトーンあるいはピックアップセレクターでもかなり音は変わります。

特にクリーンだと大半はフロントかセンターに入れるのがほとんどと思いますが、

ヴォリュームとトーンは最大のエフェクターといっても過言ではないくらいで、

アンプ側で太いコシのあるクリーンの音にしていて、

ギターのヴォリュームを絞ると繊細な音になります。

またアンプ側でトレブリーな音にしていてトーンを絞ると落ち着いた感じのクリーンになります。

ヴォリュームとトーンの調整で音のキャラを変えれます。

 

 

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イコライザーの調整

アンプのトレブル、ミドル、ベースでさらに音のキャラを変えることができます。

基本的にはどこを強調するかで

例を示すと、(ノーマルは5)

トレブル5、ミドル5、ベース5       基本はフラットで色んなジャンルに対応できる汎用型の設定です。

トレブル7、ミドル4、ベース3       トレブルを強調していて、カッティングに最適です。

トレブル5、ミドル2.5、ベース5      ミドルを下げ目にすると歌に馴染みます。

トレブル5、ミドル7、ベース5                 ウォームなクリーンとなり、特にピックアップをフロントに入れた時に力を発揮します。

このイコライザー設定では音のキャラが左右されるので、色んな設定を試して経験を積んでいきましょう。

 

 

エフェクターは味付けまたは隠し味

初心者に関して、ここに手を出すのはやめた方が良いでしょう。

なぜならエフェクターでどうにかなると、テクニックを磨くことを怠る人がたまに見受けらるので(人によりますが、)

以下はしっかり楽曲をコピーしたりライブ活動している人向けです。

 

楽曲を演奏する時にクリーンだけでは音に広がりがなく、寂しい感じにもなります。(逆にその寂しさが楽曲にマッチすることもありますが・・・)

ある程度、人に聴かせるために音に広がりあるいは奥行きを与えたり、またバンド演奏の中で主張するときに音量を足したりする時にエフェクターが必要になります。

 

ディレイ 音を”やまびこ”のように遅らせ幻想的な演出をします。

コーラス 音に透明感や広がりを与えます。また音に厚みを出しだりするときに使います。

リバーブ 音の奥行き感を与える。

隠し味として、

コンプレッサー 音を伸ばすよりも音の粒を揃え、バンドのオケに馴染みます。

ブースター   音を極度に歪まさないで音にコシやハリを与えます。

他にもクリーンで使えるエフェクターがあるので、このブログで今後エフェクターの紹介等でその時に使い方など触れていきます。

BOSS/DD-8 デジタルディレイ ボス

MXR ( エムエックスアール ) M299 Carbon Copy Mini カーボン コピー ミニ アナログディレイ

BOSS ボス コンプレッション・サスティナー Compression Sustainer CS-3(T)

MXR M133 MICRO AMP

 

以上、クリーンの音の作り方でした。

今回はギターとアンプにスポットを当てて、お話ししていきました。

これら音の設定は確かに大切ですが、

やはりピッキングができていないと、その音の設定の効果が発揮されません。

もし、ピッキングに自身がなかったり、不安であれば、

まずアンプを全て10あるうちの5のようにフラットにして、

ピッキングを鍛えましょう。

毎日積み上げると2週間後変わってきます。

その後にアンプ側で色々調整して音を作っていきましょう。

今日もありがとうございました😃