こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
先日このようなツイートをしました。
これから初めてライブハウスに出演するギター弾きさんで悩む人がいます。
経験がなく、ステージの広さもイメージしにくかったりもするので、普段使っている3メートルのシールドで良いのか、
ステージだから5メートルくらいあった方が良いのでは・・・
確かに長ければそれに越したことはないのですが、別なデメリットも発生するので、
決してシールドは長ければ良いわけではありません。
今日はライブやる時のシールドの最適な長さについてお話しします。
【エレキギター】ライブ時のシールドの最適な長さどのくらい?(ライブハウスの例)
- 演奏する状況により異なる
- エフェクターを使用する場合
- アンプ直の場合
- 長いシールドはノイズ音質劣化のリスク大
- 最終判断はとにかく演奏しやすさ重視
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演奏する状況により異なる
ライブハウスのステージの広さ、ステージ上の立ち位置からアンプの距離、
エフェクターを使用するか否か、
など状況によってシールドの長さの選択肢が変わってきます。
ライブハウスと言っても、狭い空間もあれば広い空間もあるし、
それはライブの事前にライブハウスに下見に行って、ステージの寸法を測っても良いし、
あるい出演するライブハウスのホームページにステージの寸法が掲載されてれば、それを確認します。
立ち位置からアンプの距離が離れているのに普段使っている3メートルだと奥に引っ込んでしまい、前に出られないことも・・・
またその逆でステージに合わない長いシールドを使って、演奏中動き回ってシールドが絡まって演奏しにくかったりもあり得ます。
まずは演奏する状況を知ることが最適なシールドの長さを決めることの第一歩です。
エフェクターを使用する場合
この場合はアンプからエフェクターまでの距離と
エフェクターからギターの距離を確認する必要があります。
まず、エフェクターからギターの距離はライブハウスであれば普段自宅の練習で使用している3メートルのシールドで大方対応できます。
エフェクターを使用するケースで一番悩むのがアンプからエフェクターまでの距離です。
通常のようにアンプのインプットからエフェクターのアウトプットに繋ぐ場合は3メートルで足ります。(ライブハウスのステージが広ければ5メートルも視野に入れる)
しかし、アンプシミュレーター機能付きのマルチエフェクターを使用してアンプの裏にあるリターンに接続する場合は、
もしかしたら3メートルを使用するとギリギリでシールドが引っ張ったような状態になり、演奏中動いたりすると危険です。
アンプのリターンに接続する場合は5メートルが望ましいです。
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アンプ直の場合
ライブハウスのステージの広さやアンプから立ち位置までの距離によりますが、
確かに言えるのは3メートルだとちょっと短いです。
ジャスやブルースなど動きの少ないジャンルであればその長さでも良いですが、
ロック系では短いし、ステージで動くのは厳しいです。
なのでアンプ直の場合は5メートルくらいはほしいところです。
ただし、それ以上の長さはちょっと考えものですが・・・
長いシールドはノイズ音質劣化のリスク大
確かにシールドは長ければそれに越したことはありませんが、
シールドが長いとコードが絡まったり、ノイズや音質劣化のリスクも発生します。
ここが長いシールドのデメリットの部分です。
特に音質劣化の部分ではピンとこないかもしれませんが、
以下は「楽器奏庫」様のサイトに長いシールドの音質劣化についての説明がありますので、そちらを引用します。
「音がギターからアンプに伝達されるまでどういうプロセスをたどるかと言うと、ギターから発せられた信号は、シールド内部の金属を伝わり、アンプに到達します。
https://gakki-soko.com/5965/ 引用
なので、シールドが長い=発せられた信号がたどる距離が長い=多く抵抗を受けてしまう、という構図になります。
これが俗に言う、「音やせ」を引き起こすのです。」
何メートルから音質劣化するという概念はありませんが、
長ければ長いほど音質劣化のリスクが高いということです。
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最終判断はとにかく演奏しやすさ重視
ここまでの話で、
演奏する状況によって最適なシールドの長さがあったり、
またシールドが長いと音質劣化のリスクがあること、
では一体何メートルのシールドがライブに最適なのか?答えがわからない状況ですよね。
確かに先ほど話したように、エフェクターを足下に置く場合は3メートル〜5メートル、
アンプ直では5メートル〜7メートルと、
あくまで目安でしかないです。
なので、答えというのはあなたがライブで演奏する場所にありますし、
最終判断としては演奏のしやすさを重視することです。
広いライブハウスなのに音質劣化気にしすぎて3メートルを使用して、コードが張った状態になると、
演奏して動いていると足に引っ掛けたりというトラブルも考えられますので、
ライブやる時のシールドの最適な長さ=演奏しやすさ
というところです。
このブログが参考になれば幸いです。
以上、今日もありがとうございました。