公開日 2022年5月26日 最終更新日 2023年3月21日

Last Updated on 2023年3月21日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

よく「Jackson(ジャクソン)=メタル系」という構図をよく耳にします。

確かにランディローズモデルのVシェイプやキングVは見た目の印象として頷けます。

だけどあくまでそれはルックスとしての話で、サウンド面はどうだろうか?

ネットレビューあるいはプロギタリストでの使用者を考慮しつつ、

「Jackson(ジャクソン)=メタル系」の構図が本当か否かについてお話しします。

 

 

【エレキギター】Jackson(ジャクソン)はメタル系オンリー?(正直見た目の印象だけ・・・)

  • Jackson(ジャクソン)とは
  • 変形ギターが多い印象
  • ハムバッカー仕様
  • アンプあるいはエフェクター次第ではメタル以外も対応
  • 結局はルックスがメタル系

 

 

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Jackson(ジャクソン)とは

egonklingによるPixabayからの画像

アメリカの楽器メーカーです。

1980年代、ジャクソンはフェンダーのプレイアビリティとギブソンのサウンドを両立、多くの先進的な機能、そして独自の鋭利な意匠で、特にハードロックヘヴィメタルの分野でその人気を拡大する。一時期はジャズ・フュージョンの分野でもギタリストから好まれた。

グローヴァー・ジャクソンは1989年にジャクソン/シャーベルの権利をテキサス州に拠点を置くIMC(International MusicCorporation)に売却し、翌年同社を離れる。その後1997年にはIMCがAKAI professionalに同社を売却、2002年秋よりフェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ社が経営権を買い取り、同社の傘下メーカーとしてカリフォルニア州コロナのフェンダー社工場内に新設されたジャクソン/シャーベルの製造工場で製造をしている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャクソン_(楽器メーカー)

さらに引用

ジャクソンが開発したものはコンコルド・ヘッド、コニカル・フィンガーボード、シャーク・フィン・インレイ、ディンキーボディ、スカーフジョイントなどである。コンコルド・ヘッドはジャクソンヘッドとして、数多くのギターメーカーに模倣されている。

コニカル・フィンガーボードは中でも特徴的でヘッドからブリッジ側へ向けてネックが円錐状に削られている。結果的に、当時の他社製品に比較して薄いネックになっており、指板はいわゆるコンパウンドラディアスとなっている。プレイアビリティに影響するこのような設計は非常に独創的であった。又、スルーネックモデルが多いのも特徴。スルーネックの恩恵により、すぐれたサステインが得られ、これもハードロックヘヴィメタル界に受け入れられた要因と思われる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャクソン_(楽器メーカー)

上の引用文の中にもあるように、スルーネックはハイポジションの弾きやすさが抜群でリードソロが多いメタル系ハードロック系のギタリストに愛用されてます。

 

 

変形ギターが多い印象

ストラトキャスタータイプ(Soloist)をはじめ、ランディローズ(ランディV)、King V(フライングVより奇抜)、Kelly(ギブソンのエクスプローラーに似ている)と変形ギターが多い印象です。

特にランディVはメタル系のギタリストの使用者は多いです。

また、楽器店で販売されているのもストラトタイプよりも変形ギターの方が並んでいます。

JACKSON エレキギター JS Series Rhoads JS32, Amaranth Fingerboard, Satin Gray

JACKSON (ジャクソン) エレキギター JS SERIES KELLY™ JS32, AMARANTH FINGERBOARD, SNOW WHITE [並行輸入品]

 

 

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ハムバッカー仕様

リアのピックアップは全てのモデルがハムバッカー仕様となってます。

これはギブソンでも同様ですが、

メタルは音は歪ますので、ハムバッカーは推奨です。

がしかし、ハムバッカーだからと言ってメタル専用とは限らないです。

フロントピックアップに入れれば甘い音になるし、

ハムバッカーのピックアップだけ切り取って、メタルだけ対応したサウンドとはならないし、

別にJ–pop弾いても良いし、ジャズ弾こうが問題無いです。

 

 

アンプあるいはエフェクター次第ではメタル以外も対応

ギター本体でアルダー材を使用して、セイモアダンカンのピックアップを搭載すれば、

王道のメタルサウンドとの印象を受けますが、

別にフェンダーのアルダー材仕様のギターにセイモアダンカンのピックアップ搭載すれば同じサウンドになるのか・・・

この点は試してみないとわからないが、

似たアプローチのサウンドになることは間違いありません。

また、エフェクターあるいは使用するアンプによってサウンドの方向性も変えれるので、

ギターの仕様を切り取れば、ジャクソンがメタル専用ギターというのは完全に頷けないです。

 

 

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結局はルックスがメタル系

サウンドに直結する仕様はほとんどフェンダーやギブソンと変わらず、ピックアップが異なる点です。

がしかし、劇的な違いというのは無いので、サウンド面で言えばアンプやエフェクター次第であらゆるジャンルに対応できます。

なので、結局「Jackson(ジャクソン)=メタル系」は奇抜なギターの形がこういう構図を醸し出してます。

例えばランディVでJAZZを弾くどうでしょう?

サウンド的にはクリーンで太い音は作れるが、実際にステージでJAZZの雰囲気にランディVは合いますか?

おそらくムードはぶち壊しでしょう・・・

だけど、フライングVでJAZZ弾く人もいますが、

正直ジャクソンの変形ギターは攻撃的な印象を受けますので、そういう静かな音楽のジャンルには合わないのが大衆の印象と思います。

ということで、「Jackson(ジャクソン)=メタル系」ルックス面で生み出された構図ということです。

 

以上、今日もありがとうございました。