公開日 2021年7月10日 最終更新日 2023年4月17日

Last Updated on 2023年4月17日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

今は音楽を聴くにはストリーミングが定着し、

月額支払って聴くスタイルが主流です。

特に若い人の間ではそうでしょう。

これ以前はCDそのものを購入して聴いたり、

CDレンタル店で借りて聴いて、

MDあるいはカセットテープにダビングして聴くことを経験した人も多いのでは・・・

MDはもう再生機はほとんど見かけなくなりましたが、

ラジカセはまだまだ家電量販店にはズラッと並んでいます。

となるとカセットテープもまだまだ需要があるのでは・・・

しかし、現代においてあえてカセットテープで音楽を録音して再生する流れはもうほぼないでしょう。

そしたらカセットテープもお役御免になるのか・・・

今日はカセットテープのメリットと使用状況についてお話しします。

 

 

 

 

  • カセットテープとは
  • すぐ使える
  • 太くて暖かみのある音
  • アーティスト側の意向のメリットがある
  • 生産ストップになることはない

 

 

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カセットテープとは

磁気テープの種類の一つで、磁化の変化で音声情報を記録、再生する記録メディアです。

 

1990年代のMDと並び記録メディアの主流でラジカセはもちろん、

ウォークマンのような携帯用機器で再生、録音ができます。

 

かつて音楽制作においてもカセットMTR(マルチトラックレコーダー)が存在し、

今活躍しているミュージシャン、あるいは今のアラフォー以上の世代は世話になったことでしょう。

 

今のアラサー以下の世代には馴染みはほぼないくらいですが、

かつてはカセットテープで音楽を記録してました。

カセットテープの詳細については以下のURLをご覧ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/カセットテープ

https://ja.wikipedia.org/wiki/磁気テープ

ここからはカセットテープのメリットにスポットを当てていきます。

 

 

すぐ使える

スマホでもスリープから立ち上げてミュージックアプリ、あるいはボイスメモなど簡易録音アプリをタップすればすぐに使えますが、

カセットテープもシンプルさは引けを取らず、

ラジカセにカセットテープを入れて再生あるいは録音ボタンを押せば簡単に使えます。

 

 

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太くて暖かみのある音

音質はデジタルよりも太くで温かみがあります。

というのは皆さんがこの現代にダウンロードやストリーミングで聴いている音楽は、

データ容量が圧縮されていて、ビットレートが低ければ違和感を感じます。(CD音源と比較して)

 

カセットテープはアナログなので記録容量という概念がなく、

CD音源をダビングしたとしても圧縮されることもないので、

サウンドは太くて暖かみがあります。

 

音質劣化はアナログに付きもの

カセットテープのデメリットでありますが、再生するたびに音質は劣化していきます。

音が篭ったり、ぼやける感じです。

 

しかし、この劣化具合を好む人がいたり、

デジタルでは決して真似できないので、

まだまだ需要があるところです。

 

 

アーティスト側の意向のメリットがある

例えばCDアルバムやダウンロードしたアルバムで必ず曲順がありますよね。

アーティストも制作においても曲順も意味のあるものにしているのは当然です。

 

これを曲順通りに聴いてほしい意向ですが、音楽を聴く人に強制はできないですね。

 

当然アルバムの中の好きな曲だけを聴いたり、飛ばし飛ばし聴いたりと、

音楽を買った人が自由に聴くのが筋です。

 

これがもし、アルバムがカセットテープだったらどうだろうか?

聴きたい曲を聴くときに早送りして、行き過ぎたら巻き戻して・・・

この操作はかなり、めんどいです。

 

昔はこれが当たり前で仕方ないと思ってた部分も

現代ではデジタル技術の進歩でイイとこ取りして聴けるので、

カセットテープの操作に煩わしさを感じます。

 

この煩わしさを逆手にとって、

アルバムを曲順通りに聴かせるために、

あえてプロアーティストもカセットテープでリリースすることが最近多々あります。

タワーレコードのオンラインショップでもカセットテープが販売されています。

https://tower.jp/search/item/カセットテープ

また最近ではカセットテープ専門店も東京都中目黒にあります。

https://diamond.jp/articles/-/204987

ソニー CDラジカセ レコーダー CFD-S70 : FM/AM/ワイドFM対応 録音可能 ホワイト CFD-S70 W

マクセル 録音用カセットテープ 60分 5巻 URシリーズ UR-60N 5P

 

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生産ストップになることはない

おそらく、今後カセットテープはなくなることはないでしょう。

需要としても、

カセットで再生する音が好きだったり、

手軽に録音再生できる部分で重宝している人もいるし、

ある世代以上では過去に録音した音声を聴きたいということもあります。

 

供給側も

家電量販店でラジカセも取り扱っているし、

カセットテープも家電量販店や100円ショップでも売っているし、

先ほども話した音楽アルバムでカセットテープでリリースしているアーティストもいます。

 

過去と比べると少ないですが、需要も供給もあります。

今後爆発的にカセットテープが流行るかと言われれば、

デジタル音楽主流の中では厳しさがるので、

正直厳しいです。

 

しかし、何らかの意味を持ってカセットテープを使用する人がいるので、

一定数のユーザーで低空飛行で横ばいで推移していくのかと思います。

まだまだカセットテープは生き続けます。

以上、

今日もありがとうございました。