公開日 2021年10月13日 最終更新日 2023年12月27日

Last Updated on 2023年12月27日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

最近ギター初心者の人からこんな質問がありました。

「リバーブは邪道なのですか?」

最近のギターアンプにはほぼついている割合の方が多くなっているリバーブですが、

昔より身近なエフェクターであることは確かです。

どこからリバーブが邪道かと言うことが出てきたのか疑問ですが、

おそらく「エフェクター=悪」という流れから来てるのでは・・・

ギターアンプのリバーブを全開となると邪道と言えますが、

適度に使うのであれば良いのでは・・・

今日はリバーブの役目から使用する状況的な部分について、

リバーブが邪道か否かについてお話しします。

 

 

【エフェクター初心者】ギターのリバーブは邪道?(状況によって邪道ではない)

  • ギターとしてのリバーブの役目
  • エフェクターが必要な場面
  • 練習では一切不要
  • 効果的なこと意識するなら邪道ではない

 

 

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ギターとしてのリバーブの役目

リバーブとは、

原音に対して反射音を作り出すエフェクターです。

つまり、音の広がりや深さを生み出し、

あらゆる空間をシミュレーション的に、

例えば、コンサートホール、洞窟、教会、部屋などで得られる音の響きや広がりを作ります。

 

リバーブ付きのギターアンプでは複数の種類のリバーブタイプが搭載されているものもあります。

Hall、Room、Springのタイプが一般的ですが、

一種類のタイプでは大方HallリバーブあるいはRoomのみとなります。

 

 

ディレイと役割は被りますが、

リバーブはディレイほど原音をクッキリとフィードバック音は残さないです。

 

リバーブはあくまでシミュレーション的に、あらゆる空間を人工的に作り出します。

 

 

エフェクターが必要な場面

リバーブが必要な時は、

主にバンドで演奏時がメインになります。

 

例えばギターでクリーンサウンドにてアルペジオを弾く時に、

どうしてもペナペナな音になってしまいがちになります。

そういう時にリバーブを掛けると、

音が広がってバンドのサウンドに厚みをもたらしたり、

一つの演出として使えます。

 

また、その他ギターのバッキングでコードを弾くにも、

弱くリバーブを掛けると、

バンドのオケに馴染んだりします。(主にクリーン)

 

なので、やはりバンドなどアンサンブルの中で弾く時にリバーブが効果的に役に立ちます。

 

 

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練習では一切不要

ただし、個人練習においてはリバーブは必要ありません。

 

理由として、

リバーブを掛けると、

上にも描いたように音を広がりや奥行きや、

あるいは音を延ばすような感覚になるので、

また音を出した時にコンサート会場で弾くような感覚になるため、

「自分ギター上手くなった!」

という誤った認識をしてしまいます。

そうなると、

弾けてないのに弾けたと勘違いしたりと、

間違いにも気づけなくなってしまいます。

 

ギターの個人練習ではリバーブは一切不要というか禁止とした方が良いでしょう。

 

 

効果的なこと意識するなら邪道ではない

やはりエフェクターに対して偏見の人が、

よくリバーブは邪道とか言います。

しかし、リバーブの効果や役目を見ていくと、

特に望ましくないエフェクターとは言えないでしょう。

 

確かに個人練習で闇雲にリバーブを深く掛けたり、

バンドで目的もなく何でもかんでも掛けてしまうの良くはありません。

 

リバーブを使うことによって何をもたらすのかを第一に考えることが大切です。

これはリバーブに限らず、

エフェクターを使用する際に持つ目的意識です。

Donner リバーブ エフェクター 7モード モジュレーション Verb Square

 

コピーでは原曲を再現するためにエフェクトの効果とかは意識しないのがほとんどですが、

オリジナルやっている人は、

特にバンドとしてどう効果を出すか目的を考えた上でエフェクターを使用する方が良いです。

 

結論として使う目的によってリバーブは邪道ではありません。

 

以上、

今日もありがとうございました。