公開日 2022年7月29日 最終更新日 2024年1月20日

Last Updated on 2024年1月20日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

「将来有名なギタリストになりたい!」

高校生でそんな夢を描いている人多いではないでしょうか?

今まさに、その思いが最高潮に達し、進路について迷っている人いるかもしれません。

スタジオミュージシャンであれば、音楽の専門学校に行くという、地図があるかもしれませんが、

アーティスト系のギタリストはどうするのだろうか?

今日は高校生に向けて、特に音楽アーティストを志している人の進路の選び方についてお話しします。

 

 

 

 

【高校生】音楽アーティスト志望の卒業後の進路の選び方〜安易に専門学校へ行くな!

  • 専門学校は行かない
  • 大学に行って良いが・・・
  • フリーターも考え方よってはOK!
  • 就職は堅実な選択肢

 

 

 

 

スポンサードサーチ

専門学校は行かない

Céline MartinによるPixabayからの画像

よくギター雑誌でありとあらゆる音楽の専門学校の広告が掲載されています。

そこには「目指せアーティスト」みたいな人を惹きつけるようなキャッチコピーが掲げられ、

明るい将来が待っているかのような錯覚に陥ります。

 

確かに専門学校に通えば、ギター演奏の質は向上しますが、

あなたはどんなギタリストになりたいのか、

目標設定が曖昧なまま進学してしまうと、結局モチベーションも上がらず、

ただギターだけ弾けるままで終わってしまいます。

お金払って専門学校に行くのなら、しっかり学んで将来に繋げたいですね。

 

少々話がずれましたが、

まずあなたはどんなタイプのギタリストになりたいですか?

主に2つのタイプに分かれます。

スタジオミュージシャン系ギタリストはクライアントの要求に応える。

アーティスト系ギター弾きは自分の個性を磨きファンの期待に応える。

 

スタジオミュージシャン系ギタリストは個性を求めるのではなく、しっかりクライアントの要求に応えることが求められるので、

しっかり基礎を学び、専門学校で専門のプロフェッショナル講師より深い知識学ぶ必要があります。

 

逆にアーティスト志望のギター弾きは、個性を磨く必要があるため、

専門学校へ行ってしまうと、習ったその人の音に似てしまう恐れがあります。(通った人全員がそうなるわけではないが・・・)

また、人によっては理論詰めになったり、模範的な演奏になってしまう可能性もあります。

 

アーティストは個性が命なので、やはり独学が一番個性が磨かれます。

華やかなアーティストとしてのギター弾きを目指すのであれば、

専門学校は行かない方が得策です。

 

また、アーティストを目指しているのに公務員など他の分野の専門学校に取り合えず的な気持ちで行くのはもっとダメです。

専門学校はとにかく2年という短い期間なので、授業時間も長く、さらに自宅勉強もしないといけないので、

ギター弾く時間すらないです。

 

なので、少しでもアーティスト系ギタリストになりたいという気持ちがあるなら、専門学校はおすすめしません。(他の分野でもしっかり資格取ってその道に就職し、ギターは趣味として続けながらアーティスト目指すならOKです。)

 

 

 

大学に行って良いが・・・

Michael KoppによるPixabayからの画像

日本のバンドとしてアーティスト系ギタリストとして活躍している人の学歴を見ていると、一番多いのが大学出身です。

大学のサークルで生まれたバンドがプロになり、現在も活躍しているバンドもあります。

 

大学は勉強も大変ですが、時間もしっかり取れるので、

音楽に打ち込むには良い環境かもしれません。

大学は自由な環境です。

 

ただ、その「自由な環境」というのが恐ろしいところで、

しっかり自己管理しなければ、奈落の底に落ちてしまいます。

 

大学は学校側から「勉強しろ」など言われるわけではないし、

卒業後の進路についても、高校生みたいに奥深くまでサポートしてくれるわけではありません。

 

なので、しっかり今と将来をリンクさせ、考えながら大学生活送ることが大切です。

 

大学生活のポイントは勉強も遊びも半々が丁度良く、遊びからも学べることもたくさんあるので、

大学生在学中に音楽に取り組むのであれば、勉強50%、音楽50%にして、

 

もしかしたら、学生の身分でいられるのは今のうちで、人生で最も時間が取れる時間になるので、

そこで音楽を本気で取り組むのも一つの手です。

 

 

 

スポンサードサーチ

フリーターも考え方よってはOK!

教育的な観点から言うと、進路として適切だと見なされないフリーターは、果たしてどうだろう?

 

将来なりたい、やりたい目標があって、そのために時間を使い、

仕事はある程度の軽作業程度と言う感じがイメージとして浮かびます。

 

確かにやりたいことに時間を割くことは良いし、

むしろ正社員になってしまったら融通が効かなく、

大きいライブイベントに参加できずチャンスを逃してしまうこともあります。

 

なので、しっかり目標を持ってやりたいことに取り組める環境下にあるのであれば、

フリーターやって良いでしょう。

また、この選択肢はやりたいことにどれだけ人生を賭けれるかです。

 

だけど、実情は時給制で働くため、労働時間を長い仕事を選択しないと生活していけないのが現状です。

親元で生活していければ、少ない労働時間でも良いかもしれませんが、

後はそれぞれのご家庭の事情によって異なりますので、これ以上は言及しませんが、

一人暮らしの場合は長時間労働を覚悟してください。

 

 

 

就職は堅実な選択肢

就職は正社員として働くので、固定給で働けて毎月決まったお金が入り、

選択によっては生活は安定する上時間も上手く取れる可能性もあります。

だけど、時間は学生やフリーターよりも少ない・・・という認識の人が多いです。

 

本当にそうだろうか?

 

もしかしたら就職=その会社に人生を捧げるみたいに思ってませんか?

 

だとしたらそれはかなり間違ったイメージを抱いてます。

 

勤務先の職種業種にもよりますが、

今は働き方改革の影響で長時間労働する風潮というのが昔と比べると薄れてきてます。

残業すると上司から叱られる会社もあります。

 

また労働基準法に関する法律的問題も絡んだり、労働局もかなり企業に対して監視の目も光らせているので、

以前のような朝早く出勤して夜遅く退勤するようなことはできなくなりつつあったり、

実際大手企業も毎週水曜日はノー残業DAYのような取り組みをしているところもあります。

 

なので、もしかしたら就いた勤務先の環境によっては、

学生やフリーターよりも音楽に時間を取れる可能性もあります。

 

ただ、職種によっては休日出勤をしたり、得意先からの納品クレームなどイレギュラーなこともあるので、

正社員としての責任はフリーターよりも重いので覚悟しておきましょう。

 

仕事の時は精一杯仕事に邁進して、会社が休みの日は音楽に全力投球する感じでというOKです。

 

 


以上、最後は音楽というより進路の話が中心でしたが、

アーティストを志している人に向けた内容となってます。

 

どのカテゴリーも仕事、学校生活の中でどれだけ音楽をやれる時間を取れるかです。

 

基本的に、専門学校、大学生、フリーター、就職どれも大変なことは必ずあるので、

決して楽なことばかりではないことは肝に命じておきましょう。

 

ここでは何が良いというのは言えないので、

ここから先はあなた自身で考えみることおすすめします。

 

今日もありがとうございました。