こんにちは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。

経験は浅いけど、ある程度活動してきるバンドでこんな疑問を持っている方がいます。

「ライブと音源どっち重視した方が良いの?」

単純な理想として両方本気でやれれば尚よし・・・ですが、

現実そんなに上手くはいかなく、どちらかに寄ります。

ただ、今回はROCKバンドとしてどうなのか、

ライブに力を入れるか、あるいは音源に力を入れるか、

この2つについてお話ししていきます。

 

 

 

【バンド】ROCKバンドはライブと音源どっちに力を注ぐ?(あなたのバンドの売りが鍵)

  • ROCKバンドの売りと活動主体
  • 音源は編集次第で印象操作できる
  • ライブと音源のギャップはリスナーを惑わす
  • ライブに力注ぐべし
  • 音源を作る場合はライブ感重視

 

 

 

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ROCKバンドの売りと活動主体

あなたのバンドに質問ですが、

バンドの売りと活動主体はなんですか?

 

これを一瞬に答えられるなら、きっとこの記事なんてスルーしていることでしょう。

 

このバンドの売りと活動主体を明確にすることで答えが見えてきます。

 

バンドの売りは、バンドが100あるなら100通りあります。

 

例えば、とにかく勢いがある、演奏のグルーブ、ルックスなど、

特にROCKバンドであれば、勢いだとかグルーブだとか激しさとか、

またはギターが超絶テク、ベースがスラップなどテクニック志向か、

あるいはヴォーカルが歌が絶品か、

他方で音源の出来が素晴らしいサウンドで仕上がっている、

EDMも駆使した作品、

 

挙げると切りがありませんが・・・

とにかくあなたのバンドの特徴が何か、

その上での売りは何か、

まずは整理してみましょう。

 

またあなたのバンドの活動主体は何か?

例えば、月1〜2回のペースでライブをメインで活動しているか、

または常に音源を作って、3ヶ月に1回のペースでライブをやって活動しているのか、

 

早い話、ライブと音源制作どっちを活動メインにしているかに分かれるでしょう。

 

 

 

音源は編集次第で印象操作できる

オリジナルの音源あるいはdemo音源は編集次第で良い音で聴かせれます。

特にアマチュアバンドは自宅や貸しスタジオで録音することと思いますが、

おそらくドラム、ベース、ギター、ヴォーカルは個別に録って、

それから各種エフェクト処理して〜という流れになるかと思います。

 

各パートごとに個別で録音するということは、

自宅でやれば何度も何度も録り直しが可能です。

確かに何度も繰り返し弾いていると、演奏精度も高くなり、

より良い作品に仕上がることは確かです。

 

ただ、ライブではそんなわけにいかないですよね。

ライブは一発勝負です!

 

音源は何度も何度も録り直して演奏精度は上がるが、

ライブ独特の緊張感というものが失われたり、

またエフェクト処理やエディットで、

その作品やバンドの印象まである程度コントロールできてしまいます。

 

それはそれで一つの作品として良いですし、正解です。

 

ただライブ主体で活動しているバンドは、それで良いでしょうか?

 

 

 

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ライブと音源のギャップはリスナーを惑わす

良いオリジナル音源を何度も何度も録り直して、苦労して作り上げた音源、

かなり演奏レベルも高く、もうプロみたいな作品になりました。

 

いざライブやりました。

 

お客さんの印象は、

音源とライブが違いすぎる・・・

音源は演奏も上手くて色んな音色があって聴いてておもしろい〜

だけどライブは音源と全く異なっていて、

とにかく演奏が下手で、

演奏中にヴォーカルはただ棒立ちで歌っているだけ、

ギターもベースも淡々と演奏しているだけ・・・

 

ちょっと極端な話ですが、

音源とライブの出来でこんなギャップが生まれることがあります。

いくらより良いオリジナル音源を作り上げたとしても、

ライブを疎かにしてしまうと、音源聴いて観に来てくれた人をガッカリさせてしまいます。

 

 

 

ライブに力注ぐべし

なので、まずはライブをどうやるか、

ROCKバンドはそこを第一に考えるべきです。

 

例えば、先ほども話したように、

こんなROCKバンドの演奏観たいですか?

 

ヴォーカルが棒立ちでカラオケボックスで歌っているような感じ

ギターとベースは常に下向いて演奏しているだけ

ドラムは真顔で叩いているだけ

 

流石にこんなROCKバンドは、探しても滅多にはいませんが・・・

 

ライブが良いバンドは、

特にフロントマン(ヴォーカル、ギター、ベース)はROCKバンドであれば、演奏中は動いています。

ただ、ライブが素晴らしいバンドでギターやベースは動かない人がいますが、

その方たちは立ち方が素晴らしく、キリッと立っています。(ボーッと立っているだけと訳が違います。)

 

特にヴォーカルはバンドの中心で、どういう風にライブを魅せるかで印象が変わってきます。

ハンドマイクのヴォーカルはお客さんを楽しませることを第一に考え、先陣切って、パフォーマンスすることが大切です。

ヴォーカルギターも動けないが、間奏部分でどうアクションするかです。

 

ROCKバンドのライブは音楽を聴くのと同時に、メンバーの動きも観られるので、

音源を聴く以上に楽しい空間です。

 

ライブでどう自分たちのバンドの思いを伝えられるか、

それは音源だけで伝えられるのか・・・

やっぱりROCKバンドはライブで音を伝えることが一番伝えられるし、伝わる。

とにかくまずはどうライブをやるかに力を注ぐべきです。

 

 

 

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音源を作る場合はライブ感重視

今の話の流れだと捉え方によって、

ROCKバンドはライブに力を注ぎ、音源は作らなくて良い・・・と思うかもしれません。

そんなことはなく、

むしろオリジナル音源やdemo音源は、

ライブハウスやライブイベントに申し込むための営業ツールとしては必要です。

 

その場合に前述のように各パートごとに何度も録り直して精度を上げて作り込んだこのではなく、

 

オケ隊は一発録りができれば尚良しです。

極力ライブと同じ状況でグルーブ感を出すには一発録りでやる方が、

そのグルーブからバンドの生演奏感、勢い、激しさなど、個別録りよりも伝わります。

ヴォーカルはピッチの関係もあるので、何度か録音を繰り返す必要があると思いますが、

楽器のオケの録音はライブ感出せる一発録りを推奨します。

 


 

少々、偏見的なお話になってしまいましたが、

バンドはこの日本に星の数ほどある方と思います。

そのバンドによってそれぞれやり方、売り方、活動方針が異なりますので、

正直これが正解というのがないです。

しかし、ROCKバンドとしてのあり方の一つとして、

ライブをやるというのが一つの原点ですし、

そこを無くすと音楽やる意味がないかと思います。

あくまで理想かと思いますが、

一つの参考例として捉えていただければと思います。

 

以上、

今日もありがとうございました。