公開日 2023年5月20日 最終更新日 2023年5月22日

Last Updated on 2023年5月22日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。

ギター初心者でコードから始めようとする人がいます。

別に単音からやろうがコードからやろうが間違いではないですが、

コードから弾くのは挫折率が単音から始めるよりにも高いです。

しかし、もしアコギで弾き語りやりたい人でどうしてもコードを早く覚えたいという人もいるはずです。

もしそういう人がコードから始めるとして、例えば好きな曲をピックアップしてコード押さえていくと、

Fコード・・・Bm7・・・D9など・・・

難関コードにぶつかることが多々あり挫折率が一気に上昇します。

今日この記事ではそうならないために、

ギター初心者が簡単なコードから段階を踏んで進めるために、コードを覚える順番について話を進めていきます。

 

 

 

【ギター初心者】コード覚える順番〜押える指が少ないコードから始めよう!

  • 本記事について
  • 指0本
  • 指1本
  • 指2本
  • 指3本
  • 指4本
  • セーハ

 

 

 

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本記事について

コードを段階的に覚えるため、弦を押さえる指の本数ごとにレベルアップしてマスターしていく感じになるので、極力飛ばさず順繰りやっていただきたいです。

本記事ではコードを形で覚えることを目的にしているので、音楽理論は割愛させていただいてます。

この記事の項目全て押さえれるようになったら、ある程度の楽曲に対応できます。

 

また、コードを押さえるのは手が疲れるので、取り組む前に以下の写真のようなストレッチをやっておいた方が効果的です。

 

 

指0本

実は弦を押さえないコードがあるんです。

 

✔️Em/A

一見難しそうなコードですが、極論左で弦押さえないで右手でピッキングするだけでOKです。

ただ、6弦のところに「×」が付いているので、そこだけは左手の親指で軽く触れれば尚良し!

このコードの理論を話すと長くなり、ギター初心者の方でしたら理論よりもまず形で覚えることが先決なので割愛します。

しかし、残念なことにこのコードは楽曲でほとんど出てきません。

ここでは記念すべき最初に弾くコードとして音を出すだけで良いです!

 

 

 

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指1本

✔️Em7

楽曲に出てくる頻度メチャクチャ高いコードです。

中指ないし人差し指で5弦2フレット押さえて、かつ押さえない弦も音を出します。

 

✔️A

こちらもかなりの頻度に楽曲に登場するコードです。

3本指の中指、薬指、小指で押さえる方法もありますが、

人差し指だけで押さえてもOKです。

また、1弦に「×」とありますが、

Aコードの構成音として連ねる音なので音を出してもOKです。

 

✔️DM7(Dメジャーセブン)

Em7、Aほどは出てきませんが、登場する機会の多いコードです。

特にJ-POPやりたい人は覚えた方が望ましいです。

押さえ方もAコードのように人差し指で1〜3弦押さえて、4弦が鳴ればOKで、慣れて余裕ができたら親指で5、6弦に軽く触れて音を消せれば尚良しです。

 

  

 

指2本

✔️Em

上のEm7に4弦2フレットを付け足したコードで、ほとんどの楽曲に登場する機会が多いです。

押さえ方は5弦中指、4弦薬指で押さえますが、人差し指と中指の組み合わせでもOK!

ポイントは2本の指で押さえて、1〜3弦の音が出るかどうかで、

最初は弦1本ずつ鳴らす方法でやってみましょう。

 

✔️E7

Em7に3弦1フレットを加えたコードで、特にJ-POPでの登場頻度は高いでしょう。

押さえ方は3弦1フレットを人差し指で5弦2フレットを中指で押さえるのがスタンダードです。

この時に弦押さえた指の腹が4弦に触れてしまい、音が出ないことが最初のうちはあるかと思いますが、

何度も押さえていくうちに音は出るようになります。

 

✔️Am

こちらも楽曲の登場頻度が高く、嫌でも覚えるコードの一つです。

押さえ方は、上のE7の押さえ方をそのまま4弦と2弦に移行します。

この場合も最初は指の腹で音が出ないなどあるかもしれません。(特に3弦が鳴らないとAm7として成立しません。)

もちろん6弦は親指で軽く触れて音を鳴らないようにできればOK!

 

✔️CM7(Cメジャーセブン)

色んな楽曲でそこそこ登場してきます。

押さえ方は薬指で5弦3フレット、中指で4弦2フレットを押さえます。

実はこのフォームに人差し指で2弦1フレットを抑えればCコードになります。

CM7とCどっちが難しいかと言うと、押さえる指の本数が少ないCM7に軍配が上がりますが、

どっちにしろ、弦を押さえない開放弦を指の腹が触れずしっかり鳴らせるかがポイントです。

 

✔️A7

上のAm7の2弦の1フレットが2フレットに移ったコードフォームです。

押さえ方は、2弦2フレットは薬指で押さえます。

この時に3弦の開放弦を鳴らすかがポイントで、この音が鳴らないとA7ではなくなります。

 

✔️Aadd9

上のA7の2弦2フレットをそのまま3弦に移動したフォームです。

ポイントは2弦の開放弦が鳴らせるかで、ここが鳴らないとコードとして成立しません。

楽曲で頻度に出てくるかというと、そんなには出てこないですが、

かなり効果的なコードなので覚えておいた方が良いでしょう。

 

✔️Dm7

こちらもかなりの頻度で楽曲に登場してくるコードです。

ちょっと最初に押さえるコードでは難易度高いかもしれません。

人差し指で1、2弦の1フレットを押さえ中指で3弦2フレットを押さえます。

慣れたら5、6弦を親指で触れて音が鳴らないようにしましょう。

 

✔️パワーコード

今までの流れとは異なりますが、

こちらのコードはエレキギターでよく使う奏法ですが、

まさしくロックなサウンドを作り出します。

例えば6弦1フレットを人差し指で押さえ、5弦3フレットを薬指ないし小指で押さえます。

この時に6弦を押さえてる人差し指の腹で1〜4弦を触れて音を出さないようにすると尚良しです。

アコースティックでも使わないことはないですが、

パワーコードは6弦5弦、5弦4弦、4弦3弦、2弦1弦はこの組み合わせで音が変わるだけです。

ただ3弦2弦だけは2弦が1フレット分高い方にズレます。

パンクロックでこのフォームだけでも抑えておけば1曲できる曲もあるかもしれません。

 

 

 

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指3本

✔️E

楽曲での登場頻度は高いです。

Emのフォームに3弦1フレットを加えたコードです。

最初は指を立てたりして、全弦鳴らせるように意識することが大切です。

 

✔️Am

こちらも楽曲登場頻度は非常に高いです。

上のEのフォームをそのまま1弦分音が高い方に移動するコードです。

1弦の開放弦もしっかり鳴らし、6弦は親指で触れて音を消しましょう。

 

✔️AM7(Aメジャーセブン)

A7のフォームに3弦1フレットを人差し指で押さえたコードフォームです。

おそらく最初は2〜5弦は鳴らしやすいですが、その分1弦が鳴らない可能性もあるかもしれません。

その時は指を立てるように押さえたりと、試行錯誤してみましょう。

楽曲登場頻度は”中”です。

 

✔️D7

楽曲登場頻度は少なくはないけど、高くもない・・・つまり”中”程度です。

上のAM7の1弦分高い方に移動したフォームです。

先ほどから1弦分高い方に移動するフォームがあって、そこでメジャーコードからマイナーコードに変わったり、

あるいはメジャーセブンからセブンスに変わったりと、何か法則があるような気もするしますが、

これはあまり深く考えなくて良いです。

まずはしっかりフォームを覚えることが先決です。

 

✔️D

楽曲登場頻度は高いです!

押さえるポジションだけ見ると、上のD7とは逆ですね。

押さえ方は、1弦2フレットは中指、2弦3フレットは薬指、3弦2フレットは人差し指で押さえます。

最初はこの形は指が疲れるかもしれませんが、慣れれば簡単に押さえられます。

何度か押さえる練習あるのみです。

 

✔️Dm

こちらも楽曲での登場頻度はある程度高いです。

上のDと比べると1弦の2フレットが1フレットに変わっただけですが、押さえ方はDとは異なります。

人差し指で1弦1フレット、中指で3弦2フレット、薬指で2弦3フレットで押さえるのが基本です。

上のDよりは簡単に押さえられるかと思います。(私TAKA∞が初心者の頃に感じたこと)

 

✔️C

やっと一番最初に覚えるCコードが出てきました。

楽曲登場頻度は高いです。

先に登場したCM7に人差し指で2弦1フレットを加えたコードです。

ここまでやってきたらCコードのハードルは少し下がっているかもしれません。

 

✔️G

こちらも楽曲おいても登場頻度は高いです。

押さえ方は2通りあります。

①1弦3フレットを薬指、5弦2フレットを人差し指、6弦3フレットを中指

②1弦3フレットを小指、5弦2フレットを中指、6弦3フレットを薬指

これはコードチェンジなども考慮すると押さえやすさも変わってくるので、どっちが良いかとは一概には言えません。

小指苦手だと思う人は①でも良いし、コードチェンジの動作を考えるなら②です。

Gのローコードの抑え方について深掘りした記事は以下をご覧くだださい。

http://taka-music.com/ギター初心者、gのローコードの押さえ方(6弦3フ/

 

 

 

指4本

 

✔️C7

Cコードに小指で3弦3フレットを抑えたフォームです。

登場頻度はある程度高いことは確か。

ここまでコード押さえてきたなら、このコードは怖くはないはずです。

 

 

 

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セーハ型

ギター初心者の人の最初の難関です。

無理すると指が攣るので、

最初は無理せず、人差し指だけ押さえて音出して、その後に他の指を付け足していく方法でもOKです。

ポイントはいっぺんにやらないことです。

Fコードの抑え方は以下を参考にしてください。

http://taka-music.com/ギター初心者、コード弾き〜難関fコードにチャレ/

 

 


以上、ギター初心者向けのコードを覚える順番についてでした。

この記事はある程度簡単に抑えれて、楽曲に登場する頻度が高いコードを掲載してます。

これら以外にもまだまだたくさんコードは存在するので、当記事ではあくまでほんの一部です。

ただ、ここまでコード押さえられるようになったら、

楽曲やって押さえたことないコードも対応可能です。

コード押さえて好きな楽曲演奏して音楽楽しみましょう。

 

今日もありがとうございました。