公開日 2022年8月14日 最終更新日 2023年4月13日
Last Updated on 2023年4月13日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
ギター弾いていてバンドを組んである程度ライブ活動が多い人でこんな悩みがあるのではないでしょうか?
「自分で大型アンプを所有したい」
自分でライブに対応できるアンプヘッドないしコンボアンプ持っていた方が自分の音をすぐ出せるメリットはあります。
しかし、アマチュアで活動しているあなたはそれらを自ら搬入搬出しなければいけないデメリットもあります。
メリットとデメリット両方とも納得できるだけに悩ましいです。
今日はアマチュアバンドのギター弾きが大型アンプを所有した方が良いかについてお話しします。
【エレキギター】自分で大型アンプ所有した方が良い?(アマチュアバンドマン向け)
- 所有しても意味ない人
- 所有して意味のある人
- どうしても所有したいときは・・・
スポンサードサーチ
所有しても意味ない人
まず、アマチュアのギター弾きの人の大半は大型アンプを所有しても活躍の場はないに等しいです。
音作りが困難
決して活躍の場はなくはないですが、
まず、音を出す環境が限られ、自宅で音を出すことが困難です。
確かに大型アンプの音量を絞れば音は出ます。
しかし、その音量を絞るのが大型アンプでは大変なことで、ほんのちょっと音量を上げただけでも一般住宅の部屋ではあり得ないくらいの音量になり、
例えばVolumeツマミ0〜10あるうちの0〜1の部分を細かく微調整するような感じです。
これがクリーンだけで弾くのであれば、まだ音量だけ絞れば良いですが、
クランチやドライブの音作りはそれなりに音量をGAINツマミ以上にVolumeツマミを上げないとその音を作るのは困難で、
いくらGainを低く設定しても、
Gainに対してVolumeが低いためリードギター並みのような深く歪んだサウンドになります。
ただあくまでも通常のキャネットやコンボアンプを使用した場合は困難ですが、
アッテネータ(ロードボックス)という機材を使うと自宅でも音量だけを小さくして鳴らせはしますが、
機種によっては音質が変わるものもあります。
アッテネータについては後述します。
CREWS ( クルーズ )のパワーアッテネーター。チューブアンプのリッチなトーンやドライブは変えず、音量のみを調節可能です。
持ち運びは車が必要
当然大型アンプをライブやイベント時に持ち運ぶときは車が必要になります。
車を所有している人であれば問題ないのですが、車を所有していなければ車をレンタルする必要があります。
ライブ毎に車をレンタルするのは悪いとは言いません。
しかし、そのレンタカー代は必要な出費なのかと問われれば疑問です。
イベント会場でこちらでギターアンプを用意するときのレンタカー代は必要な出費ですが、
ライブハウスではどうでしょうか?
ライブハウスでは必ずギターアンプが常設されているので、出演時間30分のためにレンタカー借りて持ち込む意味があるのかというところです。
よっぽど持ち込むアンプにこだわりがあって、それじゃなきゃ音が出せないというのであれば止めませんが、
特にこだわりがないのであれば、わざわざレンタカー借りて持ち込む必要ないし、
むしろエフェクターでしっかり音作りできる方がベターです。
所有して意味のある人
ギター弾きの大半は大型アンプを所有しても意味のないことを書いてきましたが、
逆にこんな人は大型アンプ所有する意味がある人を挙げます。
ライブ活動が盛んな人
アマチュアでは早々いないと思いますが、全国ツアーやっている人は自分の大型アンプを所有しても良いでしょう。
ワゴンで移動するなら大型アンプは余裕で積み込めるし、その全国ツアーもライブハウスだけでなくギターアンプを用意できないイベントでも対応するためにも所有する意味があります。
自宅に防音システムがある人
自宅に特別ルームがあって防音が完璧であれば大型アンプを所有しても問題はないです。
要は他の人に迷惑がかからない環境であればということです。
防音システムはたまにアパートで防音部屋ありという物件もあったり、
また防音ブースも部屋に設置できるタイプもあります。
新品価格 |
もし、アパート住みで近隣住人の問題を抱える人は一度上のリンク見てみてください。
スポンサードサーチ
どうしても所有したいときは・・・
でもやっぱり自分で大型アンプを所有したいと思う方は以下のタイプのアンプを選択しましょう。
・出力調整できるアンプ
・アッテネーターを使用する
出力調整できるアンプ
100Wある出力のある大型アンプを1Wまで調整できるアンプがあります。
IRT120Hは、IRONHEARTシリーズの100Wギター用チューブアンプヘッド。ナチュラルなオーバードライブ、激しく強烈なディストーションサウンドを自由自在に操ることが可能なLaneyを代表するIRONHEARTシリーズ。そのアグレッシブかつタイトでモダンなトーンは、ハードロックやメタルのみならずジャンルレスで活躍する極上のサウンドです。
アンプ右端にある「WATTS」というツマミで音のキャラを変えることなく音の出力のみを変えることができます。
アッテネーターを使用する
ギターアンプヘッドとキャビネットの間にアッテネーターという機材を接続して出力を下げる手法です。
アッテネーターとは、
基本的には真空管アンプを自宅で録音する際や、マスターボリュームを上げてオーバードライブさせつつ、出音は抑えたいという時に使います。
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=1109
接続場所はアンプのスピーカーアウトとスピーカーキャビネットの間となり、接続には必ずスピーカーケーブルを使用してください。
ただし、アッテネーターは価格がエレキギターの初心者セットが5〜10個購入できるくらいの値段です。
でも、好みのギターアンプで音の出力を下げれるメリットもあるので、
どれだけその好みのギターアンプにこだわりがあるか否かが選択の決め手になります。
最大200W出力のアンプに対応するだけでなく、入力インピーダンスも4、8、16Ωと、ほぼ全ての真空管ギターアンプに使用可能。その汎用性の高さだけでなく、アッテネーターを使用することで失われる高音域の明瞭度と低音の音圧を、それぞれ3段階のボイススイッチで補正するといった音質に対するアプローチもFRYETTEならでは。真空管ギターアンプを所有される方全員におすすめできるアッテネーターの登場です。
真空管アンプを最大限に活かし、最高のレコーディング環境を実現する夢のようなロードボックス。OXを通すだけでトップ・プロがレコーディングスタジオで録音したようなサウンドを簡単に得ることが可能です。洗練された外観も高級感があり、ギタリストの気持ちを高めてくれるでしょう。
一般の人が大型ギターアンプを持つことは現実的に難しいことは確かです。
ギター弾きであれば、音にこだわるのは当然だし、当たり前です。
ただ、そこには現実問題として住宅問題など避けて通れない部分もあるので、
自分の思う通りにいかないことも多々あります。
まずは自分のできる環境から音作りを構築して、色々試してみて、
どうしても大型ギターアンプでなきゃダメというところまで追求してみることです。
以上、今日もありがとうございました。