公開日 2022年4月6日 最終更新日 2023年12月9日

Last Updated on 2023年12月9日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ギター初心者の方からこんな質問がよくあります。

「ピック変えれば演奏上達しますか?」

当方はギターの練習で相当息詰まっています。

しかし、それで上達したら苦労はありませんが・・・

なかなか回答に困ってしまいます。

確かにピックを変えることによって何らかの影響はあることは確かです。

今日はギターピックを変えたら上達できるのかについてお話しします。

 

 

【ギター初心者】ギターピックを変えれば演奏上手くなれる?

  • 弾き心地は変わる
  • 結果的に音は変わる
  • 直接的に上達は望めない
  • ギターが息詰まった時の対処法

 

 

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弾き心地は変わる

Ariel IlhaによるPixabayからの画像

ギターの練習をしていて、上手くいかず伸び悩んでいる時にピックを変えてみたとすると、

おそらく硬いピックから柔いピックに変えたとすると、

アタックに力が入らない、

ピックがしなる・・・

など印象があります。

逆に柔いピックから硬いピックに変えたとすると、

ゴリっとした力が伝わる、

少しの力で音が鳴る・・・

 

今度はティアドロップからおにぎり型に変えたとすると、

しっかりとピックを握ることできる、

脱力してコードを弾ける、

逆におにぎり型からティアドロップに変えると、

大きいものから小さいものを持つので握りにくく、

しかし先端の幅が狭く細かい音を弾く際に弦にヒットしやすい。

 

ピックを変えたら

まずは弾き心地が変わります。

それは当然といえば当然ですが・・・

硬さ、サイズ、形、素材など色んなピックの要素を変えると、

ギターを弾くことに何らかの影響は出るのは当然です。

それは弾き心地の変化が一番大きく変わり一番感じるところで、

ピックを変えたとしてもすぐに上手くは弾けません。

 

 

結果的に音は変わる

LaMography StockphotosによるPixabayからの画像

ピックを変えたら弾き心地が変わって、

次に鳴る音も変わってきます。

例えば上の「弾き心地」と同様に、

硬いピックから柔いピックに変えれば、

コード弾きではしなやかな柔らかい音になり、

逆に柔いピックから硬いピックに変えると、

アタックが強いパワフルな音になります。

 

ティアドロップからおにぎり型に変えると、

浅く持てば大胆でソフトな音になり、

逆におにぎり型からティアドロップに変えると、

1点に集中した引き締まった音になります。

 

これらは一例なので全てがそうなるかと言えば語弊はあります。

 

ただ、ピックを変えると硬さ柔さ、形の違いでは、

弾くときの力やピックの持ち方が変わってきますので、

弾き心地も変わって結果的に音が変わります。

 

 

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直接的に上達は望めない

上のようにギターピックを変えたら、

ピックの硬さ、サイズ、形、素材など色んな要素で、

ピックの持ち方や浅く持つか深く持つか、

あるいはギター弾くときの力の入れ方も変わってきます。

それはあくまでも弾き心地の変化だけであって、

特効薬的にギターの上達は望めません。

それで急激に上達できたら苦労もないし、

ギターピックが現状よりも1.5倍以上は売れているでしょう。

 

ただ、それは短期的な効果を望めばの話なので、

もちろんギターの上達に伸び悩んだ時に心機一転でピックを変えるのは良いです。

そこで弾き心地の違いを感じれればそれはそれで良いし、

その違いに気づくのはギターが上達している証でもあります。

 

これは各々感覚も異なるので、個人差はかなりあります。

 

結論を言えばピックを変えたとしても短期的な上達は無理です。

 

 

ギターが息詰まった時の対処法

特に弾けるフレーズが弾けなくなった時に一番パニックになるかと思います。

その場合は以下の記事を参考にしてください。

http://taka-music.com/ギター、弾けるフレーズが弾けなくなった時の対/

この記事でもピックを変えることは、この対処法では意味がないと主張してます。

一度立ち止まってゆっくり弾いたり、

あるいはギターと距離を置くことについて書いてます。

 

ギターの息詰まりは決して使っているピックに原因があるのではなく、

あなたと弾くフレーズの相性の問題がほとんどで、

何度も繰り返し練習して、時には距離を置いて、

また練習して、

これを繰り返していくしか方法はありません。

上達は時間を必要とすることは確かに言えることです。

 

以上、

今日もありがとうございました。