公開日 2021年8月25日 最終更新日 2023年2月21日

Last Updated on 2023年2月21日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ギターの初心者でギターの弦が硬過ぎてチョーキングがやりにくいことがあると思います。

その解消法で現状よりも細めの弦のゲージに変えてしまう人がいます。

正直あまり良い傾向ではありません。

弦のゲージを細くしたり太くしたりすると、本来はギターのナットを見直して交換したり、

ネックの調整等の問題も発生してきます。

今日は柔いギター弦に変更する落とし穴についてお話しします。

 

 

【ギター初心者】柔い弦のメリットとデメリット〜基本的には弦のゲージは変えない

  • 柔い弦のメリットとデメリット
  • 弦のゲージは基本的には変えない
  • ゲージを変えるときはダウンチューニングの時のみ

 

 

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柔い弦のメリットとデメリット

冒頭でも話したようにチョーキングなど演奏しやすくするために、

現状よりも柔らかい弦に変えて弾く方法も考えられます。

確かに弦の柔らかいゲージを張れば、

チョーキングも押し上げやすくなるのは事実です。

しかし、本当にそれで良いのだろうか?

ここで柔い弦のメリットとデメリットを列挙してみます。

 

●メリット

・全体的に柔らかく弾きやすい

・チョーキング時に弦を押し上げやすい

・弦を押さえやすい

 

●デメリット

・左手に力が入るとほんの僅かシャープする

・チョーキングの位置が定まらない

・音程が暴れる

 

メリットとデメリットは対になっていて、

メリットの各項目の直後に「故に」と入れてみてください。

柔い弦は演奏上確かに全体的に弾きやすくはなりますが、

音程が暴れるなどあってはならないことが起きます。

普段よりも柔いゲージに変えた時に、

こういう現象が起きます。

ただ、ギター始めた当初から柔い弦を使っているのであれば、問題はないが・・・

さらに話を進めていきます。

 

 

 

弦のゲージは基本的には変えない

演奏の質感が変わる

弦交換のたびに弦のゲージを頻繁に変えてしまうと、

チョーキングの感覚が変わったり、

演奏上の質感が変わります。

特にギター初心者だと、

ピッキングの力加減や弦を押さえる力やチョーキングの感覚など、

テクニック向上が難しくなります。

また柔いゲージを張った時に、

力加減が太いゲージの時と変わらなかったら、

弦を切りやすくなることもあります。

 

 

ギター初心者は基本的には弦のゲージは変えない

上記のことを踏まえると、

少なくとも1年間は同じ弦のゲージで弾くことを勧めます。

しかし、最初に買ったギターがどんなゲージが張られているかはわかりません。

なので、ギターを買ったら弦も一緒に購入して、

すぐにその弦を張ってしばらくその状態でギターを弾きます。

この時のゲージは細過ぎず太過ぎず、

と言ったところがベストなので、

9−42、9−46、10−46のセットを選べば大丈夫です。

基本的には一度決めた弦のゲージから変更はしないのが鉄則です。

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ゲージを変えるときは・・・

 

現状よりも太くする

先ほどの柔いゲージの逆ですが、

太いゲージだと、

それなりの力で押さえないといけないくらい硬く、

音程はしっかり固定されるメリットがあります。

プレイの質感は変わるけれど

出力のメリットを狙うのであれば、

それはむしろ良い選択かと思います。

この時の演奏した時に硬いと感じますが、

それは慣れであって、

弾き込めば解消できます。

よって現状から太い弦への変更は良いです。

ダウンチューニング

レギュラーチューニング時に張っている弦ををそのまま半音下げにすると、

テンションが緩くなります。

半音から1音下げにすると

またさらにテンションが緩くなって、

1音下げだと柔い弦の質感に似ていて、

チョーキングした時に押し上げやすくなったり、

音程が安定しなかったり、

インプットアウトプット共に支障をきたします。

1音下げにする場合はレギュラーチューニング時よりも太い弦を張るのがベストです。

ダウンチューニング時の弦はこちらの記事に描いてます。

http://taka-music.com/ギター、ダウンチューニング時の弦は?(ダウン/

 

ただし、太い弦を張るときには楽器店に出向きナットの交換あるいはネック調整が必要か否か相談するのが望ましいです。


以上、ギター柔い弦のメリットとデメリットでした。

話をまとめると、

柔い弦は音程が安定しなかったり、

チョーキング時に固定が困難で音程が暴れたりデメリットがあります。

なので、弦のゲージは初心者の時に決めてそれをずっと使うのが理想です。

もし弦のゲージを変更する場合は、

太いゲージに変えたり、

あるいはダウンチューニング時です。

結論を言えば、

ギターテクニック向上に弦の太さを疑うのは、

違うということです。

テクニック向上はまずは毎日ギターを弾くことが前提条件です。

引き続き練習さらにがんばりましょう!

以上、

今日もありがとうございました!