公開日 2021年5月29日 最終更新日 2023年7月27日
Last Updated on 2023年7月27日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
おそらく、エレキギターを始めて、
本体のヴォリュームとトーンは常に全開という風に教わった人多いかと思います。
確かに本体のヴォリュームとトーンは全開ですが、
”常に”というわけではありません。
もしそのように教わったなら、
その考えは捨てましょう。
結論を申せば、
ギター本体のヴォリュームとトーンはは最高のエフェクトになります。
今日はギター本体のヴォリュームとトーンを使う場面について深掘りします。
【ギター初心者】ギター本体のヴォリュームとトーンを使う効果と場面は?
- 印象や音色を変える
- クリーンとドライブを使い分ける(アンプが1チャンネルの時)
- レスポールタイプはスイッチング奏法
- ヴォリュームでヴァイオリン奏法
- エフェクターの前にまずはギター本体を調整
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印象や音色を変える
![](https://i0.wp.com/taka-music.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_0475.jpg?resize=392%2C294)
ヴォリューム
ヴォリュームを絞っていくと、
・クリーンでは音量が下がる
・歪みはゲインの量が減る
例えば、曲始めでギターと歌だけのところで、
ギターのメインサウンドがガッツリ歪ませたオーバードライブで弾くと、
曲の印象を壊すこともあるし、歌も引き立たなくなります。
また楽曲途中で緩急をつけるときに、
バンド全体で音を小さくする時にもヴォリュームを絞れば良いでしょう。
なのでヴォリュームを操作することで印象をガッツリ変えることができます。
トーン
また、トーンを絞っていくと、
フルの状態から高音域に影響を与え、
・クリーンでは音が丸くなる
・歪みでは音が籠っていく
楽曲の途中でギターの音を引っ込めたい時に使えます。
このようにヴォリュームとトーンだけでも、
印象や音色が変わるので、
これぞエフェクト効果と言っても良いでしょう。
ヴォリュームとトーンで各ツマミのメーターが10あるので、
これだけで音作りが何通りも存在します。
ギターアンプ側のセッティングでも変化するので、
音作りは無限大です。
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クリーンとドライブを使い分ける(アンプが1チャンネルの時)
![](https://i0.wp.com/taka-music.com/wp-content/uploads/2021/05/428754_s.jpg?resize=261%2C261)
今はギターアンプとしてほとんどのモデルは2チャンネル以上はあるので、
基本的にはクリーンとオーバードライブの使い分けには困らないでしょう。
ライブハウスなどのライブでアンプを借りる場面でもある程度計算して、
前々から音作りやっていれば問題なしです。
しかし、こういう準備を万全にしてて、
いざライブで借りるアンプが、
1チャンネルだったらどうしますか?
全部歪みで通しますか?
こういう時にギター本体のヴォリュームとトーンを使います。
基本的にはヴォリュームで歪みとクリーンを調整しますが、
メインのバッキングで使う歪みをギター本体で最大のヴォリュームにして
ギター本体のヴォリュームを絞って3くらいでクリーンになるようにします。
また余裕があればトーンも絞れば音がより丸くなるので使う方が効果ありです。
この時に歪みが深すぎるとクリーンは作れないので、
普段より多少歪みを抑えた方が良いでしょう。
1チャンネルしかないアンプでのクリーンとドライブの切り替えは、
ギター本体のヴォリューム調整ということになります。
ギターソロで歪みを足したりするブースター的なエフェクターは使っても良いです。
レスポールタイプはスイッチング奏法
![](https://i0.wp.com/taka-music.com/wp-content/uploads/2021/04/4002566_m.jpg?resize=351%2C234)
レスポールタイプではハムバッカーのピックアップでフロントとリアについているモデルが多く、
フロントとリアでのヴォリュームとトーンのコントロールが独立してます。
この組み合わせを上手く利用し、
フロントのヴォリュームを0にしてリアを10にして、
ギターを弾いて、
ピックアップセレクターを連続で切り替えると音が途切れ途切れにさせることができます。
これは効果音的使われます。
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ヴォリュームでヴァイオリン奏法
![](https://i0.wp.com/taka-music.com/wp-content/uploads/2021/05/2241724_s.jpg?resize=331%2C247)
ヴォリュームのツマミを上げ下げしながら弾くと、
リバーブ的な効果が生まれ、
これでフレーズを弾くことにで、
ヴァイオリンを弾いている感覚になります。
これはイングヴェイ・マルムスティーン氏が弾いてますので、
下記の動画をご覧ください。
イングヴェイ氏も雑誌のインタビューで語ってましたが、
レスポールでは無理です。
この奏法はストラトに限ります。
こういう奏法もあるということで捉えていただければと思います。
エフェクターの前にまずはギター本体を調整
エフェクターで全て解決できれば、
それに越したことはありませんが、
まずはギター本体でできることをやって、
その上でどうしても必要だったらエフェクターを購入という考えが良いでしょう。
音量に関してもヴォリュームペダルがあれば、
足元で手軽に操作できますが、
ただ単に音量の上げ下げにその分のお金を使うのはもったいなく、
その使い方だとギター本体のヴォリュームツマミだけでことが足ります。
ヴォリュームペダルは、上記のようなヴァイオリン奏法の時に使えます。
イングヴェイの奏法は神業に近いので、できなくても問題なしです。
また、深い歪みと浅い歪みでエフェクターを使い分けする人もアマチュアでたまに見かけますが、
正直こだわりすぎという印象があります。
どうしてもというのであれば止めませんが、
メインの歪みエフェクターを1台にして、ギター本体のヴォリュームで歪みの量を調整できますので、歪みを浅くできます。
またエフェクター1個増やすと、ライブなど搬入も大変なので、
機材は極力最小限にした方が良いでしょう。
まずはギター本体でどこまでできるかやってみて、
どうしても必要ならエフェクターを購入しましょう。
今日もありがとうございました。