公開日 2021年12月21日 最終更新日 2023年4月6日

Last Updated on 2023年4月6日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

以前このような記事を描きました。

さらに最近、ギター弾いて半年くらいの方から下記のような質問がありました。

「ギターのピックはどんなものを選べば良いのか?」

ギター弾き始めの人で悩む人はとにかく悩みます。

数あるピックの中から1つだけ選ぶだけですが、

形や硬さや厚さが変われば、音も変われば演奏のしやすさも変わってきます。

この記事でヒックの種類についてお話しした後に、演奏形態で最適なピックを紹介します。

  

 

ギターピックの使い分け(演奏方法により最適ピックを紹介!)

  • ピックの形
  • ピックの厚さ
  • ピックの素材
  • バッキングはトライアング
  • リードとリフはティアドロップで厚さはheavy
  • 弾き語りとアルペジオはTHINで柔らかく繊細に

 

 

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ピックの形

ピックの形は主に以下の3種類です。

ティアドロップ

名前の通り「涙」の形をしたピックです。

面積が小さいので細かいプレイに向きます。

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トライアングル(おにぎり)

ピックの中では面積が大きいので弾き語りしている人に使用者が多いです。

またどんなプレイでもガッツリピックを握りたい方もこのピックを使う傾向があります。

また角は3つあるので経済的にも優しい!

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ホームベース

特殊型と言っても過言ではないです。

今あまり楽器店では見かけなくなりました。

参考までにDeep Purpleのリッチーブラックモア氏が使用してます。

 

 

ピックの厚さ

ピックはさまざまな厚さがありますが、主に3つに分類されます。

ヘヴィ(1.00mm〜1.14mm)

ほぼほぼ曲がることはなくとにかく硬いピック。

メタル系やジャズ系での使用者が多いです。

また速弾きにも適しています。

 

ミディアム(0.73m〜0.88m)

曲げたら曲がる具体で硬くもなく柔くもないというところです。

コード弾き主体の人に使用者が多いが、

メタル系でも重宝されている。

オールラウンドで使いたい人は一番無難な選択となります。

 

シン(0.6m)

とにかく柔らかいピックでアコギで弾き語りする人に使用者が多いです。

ただ柔いだけじゃなくてピックの持ち方で変化させることが可能で、

浅く持てば柔くベローンとコード弾きに最適になりますが、

深く持てば弦を当てる面積が狭まってその部分だけ硬いピックのような感覚にもなります。

XJAPANのPATA氏が柔いピックを使用してます。

以下の動画で語ってます。

2:05あたりでピックについて語ってます。

 

 

 

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ピックの素材

セルロイド

ピックとしては超定番タイプで基本モデルと言っても良いです!

GibsonやFenderもピックはこの素材を使用してます。

難点は滑りやすい点とすぐに削れる点です。

ただ音は素直なので、初心者には最適かもしれないです。

 

トーテックス

サラサラとした持ち心地で滑りにくいのが特徴ですが、サウンドもコードを弾いた時の立ち上がり感は一番クリアでパワフルな感じがあります。

私TAKA∞はこの素材のピックを使ってます。

 

ナイロン

とにかく柔らかくサウンドも柔らかくてマイルドです。

アコギに最適とよく聴きますが、持ち方によってはROCKに向きます。


ポリカーボネート

有機ガラスの一種の樹脂素材で透明度の高いピックが特徴です。

アタックがはっきりしていてクリアなサウンドが印象的です。

引き心地はバッキングには最適にです。

 

ウルテム

メガネのフレームとかでも使われてる素材ですが、サウンド的には軽快な印象です。

クレイトン社とフェルナンデス社でウルテム素材のピックがありますが、

クレイトン社はマットな感じでフェルナンデス社はマッドと正反対な感じです。

 

鼈甲(べっ甲)

タイマイというウミカメの甲羅を加工している素材です。

ちょっとウルテムと似てますが、メガネのフレームでも使われてます。

持った時の馴染んだ感じが素晴らしくすぐにフィットし、

弾いた時の感覚が柔らかく中音域がグッと前にでたような感じです。

ただこの鼈甲素材はワシントン条約でウミカメやタイマイが保護されてますので、

新たに日本に入ってくることはないです。

保護前に輸入されたものしかないのでこの素材のピックはかなり高価です。

 

 

バッキングはトライアング

とにかく大胆に弾くので、

アタック面積が大きいものでトライアングルが良いです。

思いっきり握れるし、落とす確率はティアドロップよりは低いです。

リズムギターの人で細かいプレイが少ない人は迷わずにトライアングルをチョイスした方が良いです。

メタルリフ引く時は硬くて、

オルタナやパンクのコード弾きは少し硬めのミディアム(厚さでいうと0.8mmくらい)、

アコギはもっと柔らかい方が基本的なチョイスになります。

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リードとリフはティアドロップで厚さはheavy

特にバッキングとソロ両方演奏する人はトライアングルだとソロの時に引っかかったり、

大きくて小回りが効かないという感覚もあるので、

ティアドロップでheavyが最適です。

特にメタル系を弾く人だと、

柔らかいと途中で引っかかったりする感じがあったり、

ある程度力を入れないとオルタネイトピッキングが上手く弾けなかったりということがあります。

ただこれは力の加減に起因しますので、

柔いピックほど力の加減が必要です。

硬いピックほど少ない力の加減は柔いピック程力の意識は必要ないです。

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弾き語りとアルペジオはTHINで柔らかく繊細に

特にアコギで弾き語りをやる人は柔めのピックが最適です。

弾き語りではコード弾きが主体でかつほぼ4つ以上の弦を鳴らすので、

しなりがある方が歌った時に良い脱力できます。

サウンド面でも硬いピックを使うとギターの方が主張するため、

柔いピックを使うと多少歌よりも後ろで鳴るような感覚があるので、THINくらいの厚さが良いです。

またアルペジオでTHINで弾くと柔らかく繊細さを出せます。

逆にheavyだと低域がしっかりして安定感のある音になります。

これも両者を弾き比べると違いがわかります。

ニュアンスによってピックを変えるというのも一つの手法です。

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最後にまとめると、

メタル系のリフやギターソロ・・・heavyでティアドロップ

コード弾き主体・・・少し硬めのmediumでトライアングル(ギターソロも弾くならティアドロップ推奨)

アコギ弾き語り・・・THINでトライアングル、素材は一度ナイロンで試してみてください!

アルペジオ・・・繊細さを出すならTHIN、音の輪郭をはっきりしてかつ低域感を出すならheavy、形はトライアングルでもティアドロップでもOK

ジャズ・・・硬めでナイロンを推奨

 

※ただし、これには正解という正解がなく人それぞれという面が強いので、

ほんの一部の参考程度にしてください。

 

ギター弾いていると使うピックは変わったり、戻ったりします。

最初のうちはたくさんの種類のピックを買って色々試してその中でシックリくるのを選べば良いです。

 

私TAKA∞は、ギター弾いて最初の5年くらいはコロコロ使うピックが変わってましたが、

それ以降はトーテックス素材の0.88mmのモデル(下記の写真)を使い続けてます。

一度見直しを図り、いろんな種類のピックを購入して試したましたが、結局はトーテックスのピックに戻りました。

もうトーテックスじゃないとギターは弾けないと言っても過言ではないくらいです。

 

あと、ピックで悩んでいる人も好きなアーティストがどいうピックを使っているかインターネットで調べてみるのも良いです。

そこからご自身にフィットするピックが見つかるかもしれません。

大いに悩んで考えて明日に繋げましょう!

今日もありがとうございました😃