公開日 2022年3月13日 最終更新日 2023年3月15日

Last Updated on 2023年3月15日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日、ギターかベースどちらを始めるか悩んでいる人からこんな質問が、

「ギターとベースどっちが簡単ですか?」

その方のイメージはギターは弦の本数が多くて細かくてコードを覚えなきゃいけない、

それに対してベースは単音弾きが中心で覚えやすい、

との印象です。

果たしてそれは全て頷けるか・・・

確かに頷けますが、演奏する状況によって難易度は変化します。

今日はギターとベースどっちが簡単かについて深掘りします。

 

 

ギターとベースどっちが簡単?(一人で弾くならベースバンドで弾くならギター)

  • 最初の難関テクニックはギターが多い
  • ベースはとりあえず単音で弾ければ成立する
  • バンドで弾くとベースの難易度は高くなる
  • バンド演奏でギターとベースが求められること

 

 

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最初の難関テクニックはギターが多い

ギターを始める前の予備知識として、まずFコードが難関ということはインプットされていることでしょう。

確かにFコードは一番最初に立ちはだかる壁ですが、このFコードをクリアするだけでバンドの演奏はできるし、ライブもできます。(コード弾きだけ)

でもFコードの前にコードを弾くことだけでも一苦労ですが・・・

 

ただ人によってはコード弾きだけ覚えれば良い人もいますが、

大半の人は単音のメロディーも弾きたいことと思います。

 

そうなると、ハンマリングやプリングオフ、スライド、速弾き、スウィープ、タッピングなども覚えることになります。

これらテクニックはベースにも一部重複しますが、ギター程使用頻度も低いです。(ただしスライドは多いですが・・・)

 

ギターはリズムとメロディー両方担う楽器なので、必然的にベースよりも覚えるテクニックが多いです。

 

 

ベースはとりあえず単音で弾ければ成立する

Jonathan SautterによるPixabayからの画像

少々見出しに語弊がありますが、

ロックの曲の大半のベースのフレーズはギターのコードのルート音(コードの一番低い音)を弾くことが多く、

歌が入っている時はコードのルート音で進行していきます。

だけどそれは基本的な話であって、

もちろん楽曲によってはメロディーみたいなベースのフレーズもあります。

 

どちらにしろベースは単音弾きが主体なので、コードを覚える苦労はなく自分一人で弾くには難易度は低いです。

 

ただ、チョッパーやスラップなど難易度の高いテクニックもありますが、

世の中の楽曲で使われている例は少ないし、

おそらくバンドをやる曲に大半と言って良いほど登場機会はないので、これらテクニックは覚えなくても問題なし!(覚えたい人は頑張りましょう!)

 

だけど、これだけの話だと、まるでベースが簡単と思う人もいると思いますが、

これはあくまで、自分一人で弾き、かつリズム度外視した場合です。

ベースはリズム楽器であることの認識を念頭に置いてください。

次の見出しに続く。

 

 

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バンドで弾くとベースの難易度は高くなる

PexelsによるPixabayからの画像

前の見出しでベースという楽器の印象が「簡単」と思った人もいることでしょう。

リズム楽器だから難易度が高いと言っても誰しもピンと来ません。

 

別な例えで話すとわかるかもしれません。

住宅を建築する場合、

柱が弱かったり、鉄骨のネジが緩んでいたりするとどうなりますか?

もちろん欠陥住宅どころか住宅として成立しませんよね。

 

ラーメンでスープが不味かったらどうでしょう?

不味いものは食欲がなくなりますよね。

 

音楽ライブでベースがズレていたらどうでしょうか?

グチャグチャな演奏で聴くに耐えないでしょう。

 

ベースはバンドとしてガチで重要なパートになります。

ベースは演奏リズムを一定させるラインをつくります。

 

これを言うならドラムもリズムとしてかなり重要になるだろうと思いますが、

ドラムはもちろんベースの音もしっかり聴いて演奏します。

だけど、それと同じくらい自分の体内リズムと楽曲構成をしっかり叩き込んでいることの方が大切です。

 

ベースはドラムにしっかり合わせないといけなく、

ここがズレてしまうと、

今度はギターの人が一緒にズレてしまいます。

ギターはしっかりベースの音を聴いて演奏するので、(もちろんドラムも聴きます。)

ベースがズレてしまうと、ギターもそれに連動してしまいます。

仮にベースがズレている中でギターがしっかりしたドラムに合わせると、

ベースが浮いてバンド全体のサウンドがスカスカになるし、演奏がふにゃふにゃになってしまいます。

 

よって、バンドでベースを演奏する場合は特にドラムに合わせないとカッコ悪くショボくなってしまいます。

ベースの演奏はズレることが他のパートよりも許されない楽器であることから、

バンドで弾く際には難易度が跳ね上がります!

 

バンド演奏でギターとベースが求められること

Holger SchuéによるPixabayからの画像

上の見出しからベースがバンド演奏において重要度が高く難易度が高い楽器ということがわかったと思います。

ベースはとにかく一定としたリズムのラインをつくれるかが求められてます。

 

以下は私TAKA∞も経験談ですが、

高校時代の学校祭でバンドをやった時にいくら練習してもギターソロがしっかり決まらなくリズムもズレズレで、自分の実力不足と悩んでいました。

何度も何度もメトロノームに合わせて練習してもいざスタジオで演奏したらドラムに対してズレてしまいます。

もちろん学校祭ライブ本番でも演奏はズレてしまい恥ずかしかったです。

しかし、高校を卒業後に組んだ別のバンドで、

学校祭でやった楽曲を演奏することになり、

初音合わせの時に演奏したらピッタリ綺麗に合いました。

何故か合ったか考えると、

やはりベースの演奏がドラムとしっかりマッチしてて、

私TAKA∞もそれに連動して演奏ができたのでリズムも合いました。

人のせいにしてしまうのも問題ですが、

ベースのリズムというのはかなり大切だと感じました。

地味な楽器ですが、

縁の下の力持ちです!

繰り返しになりますが、ベースはとにかく一定としたリズムのラインをつくれるかが求められてます。

 

それに対してギターは、

もちろんとにかく他のパートをしっかり聴いてそれに合わせれるか、

またヴォーカルが歌いやすいように配慮できるか、

そのためには演奏におけるリズム力も必要です。

またメロディー楽器でもあるので、

ギターで歌えるか、

と言ったところが求められます。

これはもし自分がベースのパートだったらという想像で書いてます。

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結論的には、

ベースはリズム度外視で自分で弾く分には簡単ですが、

人前でバンド演奏する場合はブレないリズムのラインをつくることから難易度が高いです。

ギターは最初は覚えるテクニックが多いですが、

それを覚えれば応用が効く楽器です。

人によって難易度が変わってくるので、一概には言えません。

 

ただ、音楽は楽しく演奏するのが一番良いので、

ギターかベースの難易度で決めるのではなく、

どちらが楽しいかで決める方が長続きできる可能性が高いです。

 

以上、

今日もありがとうございました。