公開日 2021年10月6日 最終更新日 2023年4月25日

Last Updated on 2023年4月25日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

昨年2020年10月6日に偉大なるギタリスト、

エドワード・ヴァン・ヘイレン氏(以下エディー氏)がこの世を去りました。

65歳というまだまだ早すぎる死、

1年経っても受け入れれない人も多いことでしょう。

エディー氏と言えば、

「ライトハンド奏法」を真っ先に思い浮かべますね。

タッピング奏法とも言いますが、

実はエディー氏がデビューアルバム「VAN HALEN」で「Eruption」で披露したタッピング奏法が、

ライトハンド奏法としてギター雑誌で取り上げられ、世間に知らしめました!

これが一つのギターの世界的革命です!

それ以前に他ジャンルのギターではタッピング奏法している人はいました。

タッピング奏法およびライトハンド奏法のハードロック界ではエディー氏がパイオニアです。

ロックギター界で偉大な功績を残したエディー氏を偲び、

VAN HALENのファーストアルバムをこのブログにてレビューします。

 

 

エドワード・ヴァン・ヘイレン一周忌〜1stアルバム「VAN HALEN」感想(レビュー)!

 

 

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Runnin’ with the Devil

記念すべき1曲目!

夜の世界に引き込まれてしまったという感じです。

ここがヴァン・ヘイレンの世界なんだなと納得できてしまう1曲です。

ミディアムテンポでしっかりと攻めるリフを聴かせてくれて、

ギターの歪み具合も割と現代的な感じですね。

 

 

Eruption

これがギター革命を起こした、

エディー氏のライトハンド奏法の曲です。

大半のギタリストは中指でタップしますが、

エディー氏はピックを中指の腹で挟み、

人差し指でタップをします。

エディー氏に憧れてたポール・ギルバート氏も同じように人差し指でタップしてます。

実はこのアルバムの曲はほぼ一発録りで、

この曲はほぼアドリブで録ったのは・・・

ライブとレコードはフレーズが異なるところがあります。

ヴァン・ヘイレンを聴くのであれば、

この曲は視聴必須としておきましょう!

 

 

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You Really Got Me

ハードロックの真髄が盛り込まれてると言っても過言ではない、

ギターの教則本のハードロック奏法での例として挙げられる曲です。

アラフォーアラフィフのギター弾きなら知らない人はいないでしょう!

リズムの基礎がモチーフとなっていて、

それを崩さずに進行していることが、

時代を感じるが、

ハードロックの基礎というべき曲と感じます。

 

 

Ain’t Talkin’ ‘bout Love

ギター目線で語ると、

正直簡単なフレーズでバンドスコア見たら誰でも弾けると感じます。

しかし、いざ弾いてみると、

なんか間違っている・・・

バンドスコアが間違っているのか、

それとも弾く弦を間違えたか・・・

これはエディー氏の独特のニュアンスもあれば、

何よりもこのヴァン・ヘイレンのグルーブが存分に発揮されていると感じます。

もし、この曲をコピーするなら音以上にニュアンスも感じとるように!

 

 

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I‘m the One

出だしはメタルチックな感じですが、

最初のリフが終わったらちょっとロックンロール的なノリな曲です。

ダークなフレーズなのに跳ねてるノリなので、

クラブで踊っている人たちを思い浮かべます。

Im the Oneなのに・・・

 

 

Jamie’s Cryin

サビがキャッチーでもギターはカッコイイ!

こういうジャンルをハードポップというのは、

あまりに安易する過ぎると思いますが・・・

ヴァン・ヘイレンはギターでの印象はもちろんですが、

ギター以外にもキャッチーなフレーズの楽曲も多く存在するし、

これもヴァン・ヘイレンの特徴と言って良い曲です。

 

 

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Atomic Punk

ギターリフの先導が印象的です。

歌よりもギターの方が耳に残ります!

だけど歌もカッコイイ!

ギターでコピーするなら構成も単純で、

取っ掛かりとしては弾き易い曲かと思います。

 

 

Feel Your Love Tonight

ギターリフがウネリます!

このウネリは後のメタルでも受け継がれて、

ハードロックやメタルのリフの一つの奏法というか、

フレーズ的な特徴です。

ギターは目立ちつつも、

歌のメロディーはしっかりと整理されていて、

メロディーを大切にするバンドというのがこの曲で感じ取れます。

 

 

Little Dreamer

渋さ満載のギターリフから始まり、

比較的落ち着いた雰囲気から歌が入ります。

落ち着き切ったところで、

イントロの渋いギターリフがまた織り込まれます。

やはりギターが先導してます。

 

 

Ice Cream Man

雰囲気が一変し、

アコースティックギターと歌で始まります。

ロックンロールとブルースを合わせたようなところで、

曲後半からバンドサウンドのスタイルで、

よりロックンロールさが前面に出てきました!

このギターソロ弾いているエディー氏は楽しみながら弾いているのだろう!

どんな曲でもそうですが、

この曲ではより楽しさが伝わってきます。

2015年のライブヴァージョンもご視聴あれ!

 

 

On Fire

ギターリフが一部Atomic Punkをほんのちょっと匂わせますが、

それよりもギターは荒れ狂っていて、

より激しくパワー満載です!

アルバムラストを飾るのに、

このヴァン・ヘイレンらしさ存分に出ていて、

聞き応えを残したまま終わります。

だからか、このバンドのライブを生で観てみたいと思わせてくれます!

その証拠に歌入ったままフィードバックで終わるのがそれを物語るのかもしれないです。

続きはライブで・・・

私TAKA∞の勝手な妄想ですが・・・m(_ _)m

 


以上、

1stアルバム「VAN HALEN」感想(レビュー)でした。

全曲通して聴くと、

出てくる言葉がもうハードロックしか出てきません。

それだけにハードロックの礎を作ったアルバムの一つなのかもしれません。

時代を感じるという人、

あるいは感じないという人、

両方の意見があるかもしれません。

そういう議論がある以上は、

今にしっかり語り継がれ、

これから未来へと繋がり、

ずっと鳴り響く音楽であることは間違いありません。

そして、

エドワード・ヴァン・ヘイレン氏を決して忘れません。

いつまでも、

いつまでも、

音楽の世界を天国から見守っててください。

この世界で生きてくれて感謝です。

ありがとうございます。