公開日 2021年12月8日 最終更新日 2023年4月27日

Last Updated on 2023年4月27日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

今日この12月8日は偉大なるギタリスト、

パンテラやダメージプランで活躍したダイムバック・ダレル氏の命日です。

2004年のその日にライブ中での殺害でした。

この日はまた偉大なるミュージシャン、ジョン・レノン氏の命日でした。

それを狙ったかは定かではないですが、

世界的に音楽に熱く素晴らしい人物を失ったことは確かです。

このブログでもこの熱き方々について語らないわけにはいきません。

今日はパンテラのアルバム「Vulgar Display of Power(俗悪)」をレビューします。

 

 

【PANTERA】アルバム「Vulgar Display of Power(俗悪)」レビュー

 

 

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Mouth for War

アルバムのオープニングを飾るメタルナンバー!

このギターリフは本当にメタルの歴史に刻んだ、

ヘヴィネスエッジというジャンルを擁立したサウンドです!

前年のニルヴァーナの登場で、

このようなジャンル過去になりつつあったメタルを

そうさせないような、

メタルを普遍的なジャンルとするような、

やはりインパクトが強いし、

特に最後の曲調が一変するところも聴き応え充分!

 

 

A New Level

一見グランジっぽい荒々しいサウンドかと思いきや、

やはりメタルリフ!

本当にメタリカやスレイヤーを意識しているという感じがあります。

グランジとメタルの良いとこ取りと言ったら、

パンテラあるいはメタルファンに怒られるだろうか・・・

いやジャンルはパンテラと呼んだ方が良いのか・・・

それだけパンテラが世界の音楽の歴史に刻んだものはかなり大きいということです!

 

 

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Walk

この曲のギターリフもパンテラの代表するサウンドです!

このメタリカばりのウネリもしっかりとパンテラの色に仕立てられて、

より根っこがしっかりして、

深く深くまで突き刺し、

底が揺るがないリフです!

タイトルの通りしっかり一歩一歩という言葉が似合わないくらい、

ドスドス迫ってきます!

 

 

Fucking Hostile

パンクのような速さで、

かつメタルリフは、

もうスレイヤーを意識していると言っても過言ではないでしょう!

どれだけのメタルファン、

あるいはメタルのギターキッズの虜にしたことは計り知れないです。

ダレル氏のギターソロはワーミーという音程変化させるエフェクターで、

変幻自在にコントロールし、

ここもメタルギター界にも歴史に名を刻んでます。

最後のシャウトは、

おそらく「空耳アワー」で見た人もいるのでは・・・

 

 

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This Love

ここまではは一変、

ギターのクリーンのアルペジオから入る、

スローテンポなバラードを彷彿させます。

ここまで荒々しいギターやシャウト気味のヴォーカルが来ると、

意外な感じで聞き入ってしまうところで、

やはりパンテラの特徴はバラード曲でも盛り込んできます。

聴かせるところや刺激を与えるところと聴きどころ満載です。

 

 

Rise

もうスラッシュメタルのスピード!

アルバム中でも速いテンポの楽曲です!

ライブではモッシュやらダイブやら、

盛り上がる姿が想像できます。

 

 

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No Good (Attack the Radical)

特徴的なギターリフは、

スラッシュメタルにデス要素も加わったような、

物凄い攻撃的なサウンドです!

ヴォーカルも多少ラップのような要素も取り入れて、

これがミスチャーロックの走りを思わせる、

何か新しいロックの幕開けの予感を感じさせます。

 

 

Live in a Hole

ヘヴィさを強調しつつも、

トリッキーなギターで色付けていきます。

ちょっとブルージーさを感じる、

これを歪みを抑えてギターを弾いたらどうなるだろうか・・・

ブラックサバスみたいになったりして汗

 

 

Regular People (Conceit)

こっちの感じも面白い!

特にメタリカ好きな人は親近感湧くような、

サウンドと構成、

決してパクリではなく、

しっかりパンテラ色に染め上げ、

パンテラの良さが全面にしっかり出ています。

 

 

By Demons Be Driven

攻め上げてくるギターリフから始まる、

メタルナンバーはというのではなく、

ここまでくると、

攻めるヘヴィだが尖ったギターサウンドと、

シャウトするヴォーカル、

これがパンテラです!

 

 

Hollow

アルバムラストを飾る、

まさにこれこそ打ってつけの曲と言って良いだろう!

「This Love」と同様パンテラの二面性を感じる曲です。

荒々しさだけでなく、

紳士というのか、

Tシャツからスーツに服装チェンジしたような感じです。 

がしかし、

またTシャツを着て、

メタルしちゃいます!

これがパンテラ!

パンテラ最高!

サンキュー!

 

 

ダイムバック・ダレル氏永遠に・・・

 

 

以上、今日もありがとうございました。