こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

通算8枚目のスタジオ・アルバムをリリースした、

宇多田ヒカル「BADモード」に注目が集まっています。

2022年1月17日から1月19日までのダウンロードランキングで、

首位を独走している状態です。

さらに先日1月19日には宇多田ヒカル氏の初となる、

スタジオ配信ライブ「Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios」開催し、

世界のミュージシャンとの共演し、

今回のアルバム「BADモード」からの楽曲も披露されてます。

https://realsound.jp/2022/01/post-951201.html

今日は宇多田ヒカル「BADモード」を全曲レビューします。

 

 

宇多田ヒカル、アルバム「BADモード」レビュー(ベースの重要さがわかる)

 

 

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BADモード

聴いた瞬間に「あっ!宇多田ヒカルだ!」と感じました。

心地よい歌声で醸し出すR&Bは、

どこか心が癒されるというか、

まるでヒーリングミュージックを聴いているような感覚、

進化している宇多田ヒカル氏のアルバムがここからスタートします!

 

 

君に夢中

昨年11月に配信シングルとしてリリースされてました。

印象として、

ダークさが漂い、

ミステリアスな感じが色んな楽器から伝わってきます。

ベースの動きが楽曲をどんどん引き込ませ、

時折聴こえるスパイラルしていく楽器のフレーズが、

よりこの楽曲に夢中にさせてくる気がしてます。

 

 

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One Last Kiss

ここまで聴いて若い人は聴けてるかな?

と思うのは、楽曲構成が日本というよりアメリカンな感じがあるので、

そこをどういうふうに感じるかが興味深いです。

この楽曲は映画の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の主題歌でもあるので、

日本的な構成じゃないにしろ、

聴きやすいメロディーかと思います。

オケは色んな楽器がループされてます。

 

 

PINK BLOOD

宇多田ヒカル氏のファーストとセカンドのアルバム聴いたことある人は同じように感じるのか・・・

どこか懐かしさを感じます。

おそらく使用しているオケの楽器は少なく、

とてもシンプルにまとめられてます。

コーラスが多く、

色んなヴァリエーション豊富で色んな感情のコントラストが存分に出ています。

宇多田ヒカルという素材がたくさん聴ける楽曲!

 

 

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Time

大人なR&Bというところでしょうか・・・

邦楽というか洋楽を聴いている感覚です。

この曲はソフト音源を使用しているのか、

それともシンセサイザーで直に録音しているのか、

DTMをやる人間の視点で聴くと、

ソフト音源の楽器の選び方が絶妙で、

より厳選された感じが伝わります。

後半はちょっとバンドチックな印象を感じ、

ドラムあるいは電子ドラムがより前に出ている印象です。

 

 

気分じゃないの(Not In The Mood)

生のドラムにメロっぽいベース、

まさにバンド構成!

でも歌のメロディーは宇多田ヒカルの独自のR&Bさはしっかりと表現されてます。

それとどこかスローなオルタナティブロックのような感じもします。

聞こえてくるベースがこのフレーズじゃなかったらどうだろうか?

楽器数が少ないからよく聴こえるのかもしれないけど、

ゆったりしたビートに乗れるのはベースのせいかも!

 

 

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誰にも言わない

この曲もどっちかと言ったら洋楽の印象。

シンプルな楽器構成ですが、

途中から入るアナログ楽器がスパイスとして、

楽曲の方向性を示しているような、

どんどん引き込まれていきます。

しかし、楽曲後半からEDMみたいな感じで、

少しエレキギターも入り、渋く弾ける、

前半から引き込んだ世界の着地点という感じです。

 

 

Find Love

アルバム中で割とアンプテンポのナンバーになります。

ちょっとEDMチックな感じで、

ベースがより楽曲聴いて躍らせるリズムが内包されているような、

やはり少ないオケでヴァリエーションが豊富という点は凄いです。

 

 

Face My Fears

最初のイメージでバラードを思わせたが、

時折弾けるR&Bが本編・・・

楽曲は最初だけで判断されるものでもないです。(最初の掴みは大切ですけど・・・)

 

 

somewhere Near Marseillesーマルセイユ辺りー

11分もある楽曲です。

電子楽器が多いですが、

ベースに当たる楽器が楽曲を先導しているのか、

一言で言うならベタですが、

面白い!

それとベース以外の楽器がループさている印象がありますが、

ずっと聴いていられるくらい面白く、

また実験要素の強さも感じます。

 

Beautiful World (Da Capo Version)

アルバムのボーナストラックになります。

この曲も映画の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のテーマソングとして使われているせいか、

アルバム中「JーPop」を感じる部分が強いです。

このオケのアコギはシンプルだけど、

気に入る人も多いのでは・・・

アコギと歌から展開していく途中でドラムが入り、

ベースのおかず的な部分から、

本編に入って楽曲のオケの主導権が変わります。

どっちかというと邦楽好きという人はこの曲が入りやすいかもしれません。

 

 

以上、

今日もありがとうございました。