公開日 2022年4月13日 最終更新日 2023年11月18日

Last Updated on 2023年11月18日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ロックバンド初心者がよく陥りやすい悩みは、

ヴォーカルが聴こえない・・・

かと言ってマイクの音量を上げすぎるとハウリングを起こす。

なかなか上手くいきません。

結局改善できぬままライブに出演してヴォーカルが批判を浴びまくる・・・

こんなケース多いです。

今日はこのような状況で応急処置的な手法と、

今後に向けてヴォーカルがやるべきことについてお話しします。

 

 

【バンド初心者】ヴォーカルが聴こえない時の対処法(根本はヴォーカルの発声問題)

  • 楽器隊の音量を調節(ヴォーカル基準)
  • ギターとベースの音作りを変える
  • 根本はヴォーカルの発声問題
  • ボイトレに通うのが適切

 

 

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楽器隊の音量を調節(ヴォーカル基準)

これはもうバンドをスタジオでやる以上の鉄則かもしれませんが、

いつもドラムを基準にギターとベースは最終的な音量を決めていると思います。

 

これをヴォーカルを基準にギターとベースが音量を決めて、

ドラムはヴォーカルに合わせて叩く力を調節するということになります。

ヴォーカルの音量はマイクがハウリングを起こさないことが前提になります。

ギターとベースは音のキャラクターはそのままにアンプのマスターヴォリュームを絞れば対応はできますが、(ギターはゲインの調整も必要です。)

ドラムはパンキッシュのように引っ叩くタイプであれば、

相当音量を抑えないといけなく、そういう人は自らの特徴は出せないでしょう。

なので、この手法を使うのは激しいロックではなく、ポップ要素の強い音楽などソフトな感じのジャンルが望ましいでしょう。

 

✔️ライブ時

あらかじめPAさんと打ち合わせをすることが必要となります。

あの手この手で色々調整してくれます。

 

また、リハーサルの時にはステージの中音(モニターの返し)も確認する必要があります。

この手のバンドでは必ずどのパートもヴォーカルの返しを要求するでしょう。

 

あくまでこれは応急措置的なやり方なので、ずっと続けるのは楽器隊の良いところを潰してしまいます。

 

 

ギターとベースの音作りを変える

Markus SpiskeによるPixabayからの画像

上の追加的な措置ですが、

アンプをしようするギターとベースの音作りを変えます。

この音作りは楽曲のイメージやバンドのイメージ、さらにヴォーカルのイメージを決定づけるもので、

ギターであれば時にはバンドに馴染ませヴォーカルを引き立て、ここぞという時に自らを前に出すといういろんな視点で音作りをします。

これをヴォーカルを前に出すための視点のみに注力して音作りをします。

例えば、ギターがアンプのイコライザーで高音域を強調して中音域をカットする。

もう一人ギターがいるなら中低域を少し上げ目にする。

その上でヴォーカルのマイクの中音域をグッと前に出すと各パート音域がぶつからず、

音は抜けます。

これも応急措置ですが、かなり綿密に音作りをしないといけなく、

ガチで取り組むと音作りだけでスタジオの時間が埋め尽くされます。

 

 

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根本はヴォーカルの発声問題

これまではヴォーカルがスタジオ内やライブで聴こえない問題を楽器隊の音作りで解消としようとしてましたが、

正直これら手法は一時的な回避策で応急処置でしかありません。

これが続くと楽器隊の人も嫌になってしまいます。

 

このヴォーカルが聴こえないという人は、

おそらく声だけ張り上げて歌っている人が該当します。

まるでカラオケで歌っているように・・・

 

声だけ張り上げても声は響かず、短時間で喉を潰し声が出にくくなってしまいます。

 

これは楽器隊の云々のことではなく、

ヴォーカル自身の発声方法の問題です。

ここをヴォーカルが自分自身とどう向き合うかです。

 

もちろん適切な発声方法として腹式呼吸で息を吐いて歌うのが正しいですが、

上記のような喉を潰す歌い方をしている人が一度や二度意識してトレーニングしたからといって、

すぐには身につくわけではありません。

 

何度も何度も歌って身につくものだし、

一度変な癖がついてしまうとそこからの脱却が年単位の時間が必要です。

 

また、それは独学では大方間違った方向に進む人が多いです。

 

 

ボイトレに通うのが適切



なので、ボイストレーニングに通うことを推奨します。

これはバンドメンバーがヴォーカルに「ボイトレ行け〜」とか言っても、

おそらく目を背け行かないでしょう。

その場合はヴォーカルの人の意識は低く、

どう本気にさせるかを考えなければいけません。

 

一方この「ヴォーカルが聴こえない」という問題にしっかり向き合っている人は、

ボイトレに通うという発想は必ず持っています。

しっかりと自分の問題として受け取っているのでしっかりとバンドのことを考えています。

なので、そういうヴォーカルの人は楽器隊としてもしっかりとボイトレに通ってからどう変わっていくか成長を見守ってあげてください。

1ヶ月〜6ヶ月ではそんな変化もしないので、

6ヶ月以降何か変化が起きるので期待しましょう。

ヴォーカルやりたい人で発声に問題があるという認識が少しでもあるなら、

独学で変な癖を身につけてしまうよりも、

ボイトレで適切な発声方法を身につけて、

楽しく歌えるようになれれば良いですね。

ボイトレでしっかりインストラクターの言う通りやればどんどん進化していけます。

ただし、長期的に取り組んでください。

以上、

今日もありがとうございました。