公開日 2021年7月27日 最終更新日 2024年1月20日

Last Updated on 2024年1月20日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日このようなツイートをしました。

バンドやってて、

たまにアコースティックスタイルで演奏するときはありますよね。

経験がなくても、

アコースティックでやってみたい、

またはそういう場面でのステージに出演チャンスがあるとか、

さらにオリジナル曲で違うアプローチで演奏してみたい時には、

アコースティックスタイルが真っ先に思い浮かびます。

このスタイルは色んなところで場所を選ばずにできるので、

やってて損しないは間違い無いです。

今日はバンドでのアコースティックスタイルについて深掘りしていきます。

 

  

 

 

 

  • 全てのパート生音の楽器で演奏
  • もう一つバンドをやっているような感覚
  • 音楽性を広げアレンジ力アップ
  • 場所を選ばずできる
  • 注意点

 

 

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全てのパート生音の楽器で演奏

アコースティックスタイルで演奏するなら、

特にギターとベースはアコースティックなのは当たり前ですね。

 

 

ギター

当然のごとくアコースティックギター一択ですが、

PA環境あるところでライブをやることを見越した場合に、

エレキアコースティック(エレアコ)という選択肢もあります。

 

確かに通常のアコースティックギターにピックアップを取り付ければ、

それに越したことはありませんが、

それだと自分でピックアップを選ばなければいけなく、取り付けも自分でやったりと手間がかかります。

 

その手間を省くためにもエレアコの選択肢もあります。

エレアコもアコギの弦と全く同じなので、電気を通さず弾いても音量は変わりません。

 

ただエレアコでPA環境のあるステージで音をスピーカーで出した時に、

鳴らした生の音もかなり聴こえるので、

トラブルでスピーカーの音が鳴らなくなっても気づかないこともあります。

MORRIS G-021E NAT エレクトリックアコースティックギター

TAKAMINE TDP561C BL エレクトリックアコースティックギター

 

 

ベース

PA環境のあるところでは普段のエレキベースでも良いでしょう。

だけど「アコースティック」なら、

空洞があるベースが欲しいところですね。

楽器屋では取り扱ってないところが多いですが、

インターネットでは色んなサイトで充分にあるので、

見つけてみてはどうでしょうか!

Fender アコースティックベース CB-60SCE Bass, Laurel Fingerboard, Natural

 

 

ドラム

せっかくアコースティックスタイルでやるなら、

ドラムセットを使ってやるのは普段と変わらないので、

それだとアコースティックでやる意味が全くなくなってしまいます。

その時にアレンジを変えて演奏するなら問題ないです。

もし、雰囲気を変えてやるなら、

カホンやボンゴ、簡素にタンバリンなど、

手軽に持ち運んでできるタイプの楽器も良いです!

 

 

もう一つバンドをやっているような感覚

バンドで普段やってるオリジナル曲やカバー曲を、

全てアコースティックスタイルでアレンジも変えて、

演奏すると、

別のもう一つバンドやっている感覚になります。

アコースティックはロックみたいに激しさや荒々しさとは違い、

癒し、心地よさを求め、それを伝えていく感じになるので、

全くアプローチが異なります。

 

ロックバンドスタイルとアコースティックスタイルとでは、

目指す方向が全く異なるところにあるので、

結果的に2つのバンドをやっているイメージです。

 

2つ同時進行にやっていると、

新たな発見をして、両者のスタイルにプラスになることで、

新しい曲へのアイディアになるかもしれません!

 

 

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音楽性を広げアレンジ力アップ

上と少々重複しますが、

アコースティックスタイルとなると、

今までやってた曲をアコギに置き換えるだけというアプローチが一般的ですが、

別ジャンルへのアプローチ方法もあります。

 

例えば、このゴリゴリのロックな曲をボサノヴォ風にしたり、

荒々しい曲をカントリー風にしたり、

アップテンポなロックナンバーをジャズ風にしたり、

突き詰めていくと、他ジャンルの発想も生まれ、

音楽性も広がっていきます。

 

下に例を示しますが、

ACIDMANというバンドは3ピースで主にオルタナティブロックですが、

名曲「赤橙」はBPMは落ち着いてますが、かなりのロックサウンドです。

アコースティックではボサノヴァ風にアレンジして、

原曲の雰囲気を一気に変わってます。

参考のために動画アップしておきます。

 

 

場所を選ばずできる

PA環境がなくても

人とアコースティック楽器があれば、

いつでもどこでもすぐにライブができます。

音楽なんていつどこで、どういう風な形でライブオファーが来るか、

時には予想もつかないこともあります。

バンドマンがライブをできることは一つのチャンスでもあるので、

少しでも可能性を高めたいのであれば、

アコースティックスタイルでの演奏はバンドとして、

できた方がバンドとしてフットワークや瞬発力は高まりますよ!

 

 

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注意点

アコースティックスタイルは、いつでもどこでもできる

手軽なスタイルと思われることもあります。

それに関しては間違いではありません。

路上でも人とアコギあればそれでライブとして成立しますから

手軽にできます!

 

それが、知識のないイベンターが、

PA使わなきゃいけないキャパでイベントやるときに、完全生音でのライブを強いることがあります。

そうなったらそのイベンターからは逃げた方が良いとツイートしましたが、

イベンターとの人間関係もあるので、

そうなったらイベンターに相談して、

出演者でPA機器等手配しましょう。

音楽スタジオでPA機器貸し出しやっているところも多数あります。

 

 


以上、バンドでアコースティックスタイルの演奏についてでした。

元々の音楽のスタイルはアコースティックですよね。

楽器に電気を通してスピーカーで音を出すなんて現代的です。

アコースティック楽器から出てくる音は、

限りなく生の音で、一切ごまかしがないです。

その人が表現したいものがそのままモロに出てしまいます。

つまり素材の良し悪しというものが出るということです。

真剣に音楽に取り組む姿勢も見透かされたように出てきますので、

普段どれだけ毎日練習しているか、

アコースティックスタイルは全てについて音楽として問われてきます。

これを聞くと尻込みしたくもなりますが、

しっかり練習して楽しいと思えるようにしたいですよね。

まずはギター弾きましょう!

以上、

今日もありがとうございました!