公開日 2021年6月13日 最終更新日 2023年5月25日

Last Updated on 2023年5月25日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日こういうツイートをしました。

高校生のこれからの進路は将来に関わる大事な人生の岐路でもあります。

本当に悩むし、不安になりますね。

高校卒業した人はこの道は誰でも通ってますので、

みんな平等に生きてる証です。

ただ音楽をやっていると、

音楽の専門学校に行きたいな〜

という選択肢も見えてきますが、

「行きたいな〜」「ギター習いたいな〜」

という甘い気持ちではきっと挫折まっしぐらです。

じゃ、どんな心構えなら良いの?

今日は音楽の専門学校に行くべきかについてお話ししていきます。

 

 

【学生】音楽の専門学校へ行くべき?(高校生の音楽系の進路のため)

  • 専門学校とは?
  • 確固たる目的方向が決まっているなら行くべし
  • 目標が漠然としてるなら行かない方が良い
  • スタジオミュージシャンになりたいなら専門学校
  • アーティストになりたいなら就職や大学も視野に入れよ

 

 

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専門学校とは?

まず専門学校がどういうところか整理しましょう。

ベスト進学ネットのサイトでは、

「いろいろな職業に対して必要となる能力を育成する学校を専修学校と言いますが、その中でも高等教育機関として専門課程がある学校を「専門学校」と言います。自分の就きたい仕事に必要な知識をピンポイントでより深く学ぶことができるのが最大の特徴です。」

(ベスト進学ネットhttps://www.best-shingaku.net/special/pn401senmon_index.php 引用)

要は対象職業に実勢や座学を混じえた必要な科目でカリキュラムが構成されます。

なので、進学する際は就きたい職業まで見越した上での選択が必要です。

 

つまり音楽であれば、

アーティストになるのかスタジオミュージシャンになるのかレコーディングエンジニアになるのか、

進学を選択するときに明確にしておく必要があるということです。

 

 

確固たる目的方向が決まっているなら行くべし

例えば高校で自分で独学で宅録DTMをやっていて、

将来はレコーディングエンジニアになってあらゆるアーティストの音楽制作を担いたいという目標があるなら迷わず専門学校に行くべきです。

無駄に大学に行く必要もないです。

 

他には楽器を制作したり修理したりリペアマンになりたい、

楽器は弾いていないけど、あらゆるコンサートを見て、

アーティストと一緒に舞台を作ってみたいという目標がある。

これらは専門学校でしか学べないので、迷わず専門学校の資料を取り寄せて目標に向かって進みましょう。

 

ただこの段階で、

演奏家になりたい、作曲家になりたい、歌手になりたい、ギタリストになりたいという人はまだまだ目標が漠然としてます。

一度踏み止まりましょう。

 

 

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目標が漠然としてるなら行かない方が良い

上に挙げた

演奏家になりたい、作曲家になりたい、歌手になりたい、ギタリストになりたいなどは、

目標であるけど、まだまだ絞りきれてないでしょう。

 

例えば、

作曲家になりたいなら、

専門の作曲家なのか?それともアーティストとして作曲をやりたいのか?

 

ギタリストになりたいなら、

スタジオミュージシャンでレコーディングや歌手のバックバンドの裏方のギタリストになるのか?

あるいはアーティストで人から脚光を浴びてステージでギターを弾くのか?

 

まだまだ方向を探る必要がありますよね?

楽器を演奏したり、歌を歌ったり、曲作ったりすることは、

特に専門学校に行かなくても身につけることはできますし、

むしろ今は音楽教室も昔よりは多数ありますし、

極論YouTubeでも独学でもできることなので、

目標が漠然としているのであれば専門学校に行かない方が良いでしょう。

むしろ働きながら音楽やる方が、

時間は少なくなるけど稼いだお金は活動資金や楽器購入のためにもなるので、就職というのも視野に入れるのもありです。





 

 

 

スタジオミュージシャンになりたいなら専門学校

特に演奏家になりたい場合で、

スタジオミュージシャンになってあらゆる歌手のレコーディングないしライブで演奏という場合は専門学校の選択で良いでしょう。

もっと言えば、◯◯の音楽専門学校にこんな凄い講師がいて、

その講師から学びたいという希望があればなお良しですが・・・

それは高校生の段階でどれだけ情報収集するかによります。

 

スタジオミュージシャンはクライアントの希望に沿った演奏をすることが第一で、

そこに自身の個性というものは求めてはいけません。

例えばレコーディングでは現場で「60年代風のテイストを出してくれ」と言われれば

その通り弾くことが仕事になります。

そこでその通りできなかったらもう仕事はないと思ってください。

 

スタジオミュージシャンは、

水準以上の演奏能力や音感リズム感、幅広い音楽を知って演奏できること、

応用力や初見ですぐ弾けるなど、

求められることに瞬時に応じていく必要があります。

 

そうなると、

専門学校で学ぶという選択肢は必要となってくるので、

スタジオミュージシャンになりたいと確固たる目標があるのであれば、

迷わず専門学校に行くべきです。

 

 

 

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アーティストになりたいなら就職や大学も視野に入れよ

このケースは音楽の専門学校に行かない方が良いでしょう。

上でも書いたように尊敬する講師がいれば話は別ですが、

そういうこともないのであれば、行かない方が良いかもしれません。

 

アーティストは個性で売り出すので、

自分とどう向き合うかの方が大切だし、演奏できるのに専門学校に行っても意味がないです。

 

演奏力を磨きたいならひたすら練習するとか、月に数回のレッスンの音楽教室というのも手です。

 

それよりもアーティストになりたいなら人間力を磨く方が良いかもしれません。

表現という部分でその人の生き方が音楽に反映されるので、

音楽ばかりでなく、

他の仕事をしたり、人と遊んだりして色んなことを学び、

それば音に個性として反映されていきます。

 

アーティストになりたいのであれば、

就職や大学進学という進路も考えましょう。

大学は学問を幅広く学べて、専門学校みたいに強制的に勉強をやらせられるわけではないので、

伸び伸び勉強できます。

ただし大学は基本的に放置プレイなので、自己管理はしっかりしておきましょう。

 


 

色々勝手なことばかり述べてきましたが、

音楽に限らず、

専門学校を大学みたいな感覚で行く人をたくさん見てきまして、

特に公務員になりたくて専門学校に入学したのに、

講義よりもアルバイトや遊びばかり集中して、

肝心の公務員試験はボロボロの結果で、

結局公務員になれず・・・

という人を何人も見てきました。

せっかく専門学校という勉強できる環境にあるのに、

勿体無いし、お金を出してくれた親にも申し訳ないですよね。

専門学校の講義は少々厳しいかもしれませんが、

その職業に就かせたいという講師の想いもあるので、

それはちょっとはハードな学習になるのも必然と言えるでしょう。

どうか専門学校進学を考えている人は、将来まで見据えた上で選択しましょう。

今日もありがとうございました!