公開日 2021年3月24日 最終更新日 2023年5月6日

Last Updated on 2023年5月6日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

この春にギターを始める人多いのではないかと思います。

先日周りでギター弾こうか悩んでいる人からこんな質問がありました。

「ギターを弾くのに楽譜を読めた方が良いのか?」

その方は学生の時の音楽の授業で楽譜に触れた程度です。

結論を言ってしまえば

「上を目指すなら楽譜は読めた方が良いです。」

ただ、今すぐ読めなくても良く、

最初は読めなくても始めれるし、便利なタブ譜というものがありますので、

それを頼りにすると良いです。

楽譜はギターを弾いていくにつれて知識として身につけれますので心配ご無用です。

では、楽譜を読めた方が良い点について深掘りします。

 


 

【ギター弾きは楽譜は読めた方が良い?】(結論:上を目指すなら読めた方が良い!)

  • タブ譜はギター専用の楽譜
  • ギター弾き同士では通じる
  • キーボードなど他楽器には通じない
  • タブ譜は音楽的でなくなる
  • 経験談
  • 上を目指すなら楽譜は読めた方が良い(初見で弾けなくても良い!)

 

 

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タブ譜はギター専用の楽譜

通常、楽譜というのは線が5本あっておたまじゃくしみたいな形をした記号見たいのが割り当てられる、

そんなイメージです。

学校の音楽の授業で出てきても特段レクチャーもないので、結果的に楽譜を読めるわけでもなく無駄な抵抗感を抱いてしまいます。

それが、ギターを始めるとなると、

線が6つあって英数字が並んでいる、

下から一番目の線は6弦で3と表記してたら3フレットを押さえるという単純明快わかりやすいと思うことでしょう。

これだと楽譜に対して何の抵抗もなくギターをすんなり始められますね!

だけど、これはあくまでタブ譜という譜面であって、

ギターオンリーの楽譜になります。(ベースも同様で線が4本)

 

 

ギター弾き同士では通じる

例えば、

「このフレーズのチョーキングは3弦の14フレットを1音押し上げた後に2弦の12フレットを弾く」

「6弦の5フレットと5弦の7フレットでパワーコードで弾く」

これはギター弾き同士でのコミュニケーションですが、

ギター弾きの人にこういう感じに言ったら同じタブ譜というものがイメージできているので何を言っているのかわかりますよね。

 

 

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他楽器には通じない

他の楽器ではどうでしょう?

例えばキーボードの人に「この音は3弦の9フレット・・・」と言って何の音か伝わりますか?

伝わらないですよね!

だって、キーボードの人は基本的に五線譜を元に楽曲を弾くわけですから、

何弦の何フレットと言われてもわかりません。

タブ譜だけに頼ると他の楽器とのコミュニケーションが上手くいきません。

 

 

タブ譜は音楽的でなくなる

タブ譜ばかり頼ると、どこか音楽的でなくなってしまい少々マンネリの原因にもなります。

というのは、タブ譜は◯弦の◯フレットと弦とフレットが指定されていて、

正直言うと、これは音楽的に思考停止みたいになるのです。

もし、これが五線譜だったらどうでしょう?

弾く弦やフレットを自分で決めて、

弾きやすさや音のニュアンスを考えながら弾けますよね?

まさにこれが音楽的な思考ですね。

最終的にはガッツリ五線譜読めなくても、耳コピでできれば問題なしです。

あとは弾いた弦の音が何の音か(E、あるいはミ)自分の中で言語化できればOKです!



 

 

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経験談

これは私TAKA∞の体験談ですが、

タブ譜というわけではないけど、

過去に学校のヴァイオリンの部活に入っていて、ヴァイオリンをやっていたこともありました。

その部活は特に五線譜読めなくても音符の上に数字とアルファベットを書くことでわかりやすく表記してました。

例えばヴァイオリンの弦は4弦からG、D、A、Eという並んでいます。

音符がファの音の上には「D2」という感じに部員の人は書いてました。

これは部活動内の音の言語です。

しかし、そんなある時に地域の音楽発表会でヴァイオリンのプロではないのですが、

長年弾いている人が私TAKA∞の楽譜を見て、

「この数字は何なの?」と聞かれ、「えっと、◯弦で人差し指で押さえる・・・」みたいに説明をしてけれど、

「これはわからないでしょう!」とさらに「私は五線譜じゃないとわかんない!」とレベルの違いを見せつけられました。

その人はピアノの人と一緒に演奏するので、やはり五線譜が音の共通言語となっているのです。

そこから私TAKA∞はヴァイオリンではできる限り五線譜で読むようにしました。

なので、今でも五線譜は抵抗ないし、ギターでも鳴っている音に関してEだとかミだとかはしっかり言語化できます!

こういうこともあるということで押さえていただければと思います。

 

 

上を目指すなら楽譜は読めた方が良い(初見で弾けなくても良い!)

なので、音楽で上を目指すのであれば、少しは五線譜は読めた方が良いです。

五線譜が読めるというのは、初見で弾けなくても良いので楽譜で何の音を示しているのか分かることです。

そうなれば色んな楽器の人とコラボレーションする時にしっかりコミュニケーションを取れるので、

多少でも五線譜を読めるようにしておくことが良いです。

五線譜は音楽人同士のコミュニケーションツールの一つであることは確かです。

ただ、五線譜を一生懸命やるよりも耳コピできる方が大切なので、

その五線譜で何の音を示しているかくらいは覚えましょう。

ただずっとギターオンリーでこれからもギター弾き同士でやっていく人は特に五線譜は覚える必要はないので、

タブ譜あるいは耳コピだけで大丈夫です。

もし、キーボードの人とバンドを組むことがあったら、その時に少し五線譜を勉強しましょう。

今日は長くなりましたが、ご拝読ありがとうございます!