公開日 2021年4月18日 最終更新日 2023年7月17日

Last Updated on 2023年7月17日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日、ギターの初心者の方からこんな質問がありました。

「音がスムーズに移動できない」

こんな悩みを抱えていて、

実際に弾いてもらったら、

動きもそうですが、音のバラつきも多い感じでした。

そこでこれらを解消するために、

運指の悪い例と良い例を見ながら練習方法についてお話しします。

 

 


 

【ギター初心者】運指の良い例悪い例〜基本的にはクロマチックスケールで運指練習〜

  • 良い例と悪い例
  • 動きはなるべく必要最小限に
  • クロマチックスケールで全て解決
  • 速弾きは例外

 

 

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良い例と悪い例

上下の動画を見比べてみてください。

↑良い例
↑悪い例

違いを列挙すると

・上は動き少ない、下は無駄な動きが多い

・上は安定した運指、下はどこか不安定

というところです。

下の運指が悪い例であって、

特に独学している初心者の方に多い傾向があります。

書籍のみの教則本に書いてあっても、

おそらく誰でもスルーしてしまいます。

正直、これは私TAKA∞の主張になってしまいますが、

スルーしたあなたが悪いのではなく、

教則本を書いた著者あるいは出版社に問題があると思います。

なぜなら、こんな大切な項目で今後もギターの成長を決定づけることを、

本に書いて終わりはあり得ません。

こういうところはCDなり、YouTube動画など捕捉資料をつけるべきです。

と言っても、教則本は運指の良い例悪い例について書いてあるのはほんの一部で、

こういうのはYouTube動画のほうが濃いレクチャーしている人がたくさんいます。

この記事のことをほぼ網羅している動画がありますので、

URL→https://www.youtube.com/watch?v=W7G27Uk7nyg

興味あったらご覧ください。

話を戻すと、

要は運指のバラつきがあるかないかが上の動画の違いということです。

 

 

動きはなるべく力を抜いて必要最小限に

なので、指の動きはスマートにすることです。

そのため悪い例で運指では必然的に指に力は入りがちで、

ピッチも狂ってきます。

力を抜くためには良い運指のように人差し指を固定して、

音の上昇パターンでは弾き終わった指も弦から離さず、

音の下降パターンでは弾き終わった指は離れても人差し指は離してはいけません。

両方のパターンも人差し指が支えとなって、

余計な力も入れずにバラつきのないスマートな運指となります。 

 

 

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クロマチックスケールで全て解決

これらはクロマチックスケールの練習で解決できます。(上の良い例の動画を参照)

しかし、どれだけやっても意識して練習しないと変わらないことは確かです。

無意識のうちに指がバラつく時もあります。

繰り返しになりますが、以下の2点を常に意識しましょう。

・上昇パターン極力弦から指を離さない

・下降パターンは人差し指を離さない

上の動画のパターンができればまず良しとします。

他にもパターンはありますが、下のURLをご覧ください。



 

 

速弾きは例外

とはいえ、

速弾きだと指を離さないで速く弾くのは困難です。

弦を指から離さなかったり、

人差し指で常に固定してしまうと、

指の自由度が激減してしまいます。

なので、速弾きはこの基本というのは度外視することになります。

というか人間の指の動き的には、こうなることは必然的かもしれません。

ただ、これは上記の基本的な動作でバラつきがないということが前提となり、

基本もできていなければ無駄な動きがあり、他の弦もなってしまいブサイクな音になってしまいます。

基本できてこそ基本を打ち破る!

速弾きできるようになりたい人は、

必ずクロマチックスケールで基本的な運指を身につけ、

その後大いに速弾きで大暴れしてください!



 


以上、ギター初心者、運指の良い例悪い例についてでした。

まとめると、

運指の良い例というのは運指のバラつきが少ないということですが、

それと同時に

力を抜くことです。

どの楽器でも歌でもそうですが、

所々でアクセントとして力を入るのはあるけど、

常に力が入っていると、演奏がカッチカチになって聴く人も

疲れてしまいます。

なので、スムーズに力を抜いた演奏をしておくと、

ここぞという時に力を入れると表現力という点でメリハリのある演奏ができますので、

通常は力を抜いてリラックスしましょう。

そのためには良い運指身につけましょう!

今日もありがとうございました!