公開日 2022年4月30日 最終更新日 2023年4月15日

Last Updated on 2023年4月15日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

先日、ギター始めたての人から以下の質問がありました。

「ギターの教則本はどのくらいの期間で終わらせるの?」

おそらく、教則本を全て隅から隅までマスターしてから、

楽曲コピーに入るというイメージかと思います。

しかし、それではエクササイズのフレーズを弾くのが中心になって、

結局面白くなく挫折ということもあります。

せっかく弾いてみたい楽曲があってギターを始めたのに、

エクササイズフレーズばかりでは面白くないですよね。

今日は教則本を終わらせる期間についてお話しします。

 

 

【ギター初心者】教則本どれくらいの期間で終わらせる?(結論:終わらせなくて良い!)

  • 教則本の使い方と抑えるポイント
  • 楽曲コピーやって必要なことがあれば教則本に戻る
  • 教則本は参考書的な役割でOK

 

 

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教則本の使い方と抑えるポイント

ギターの教則本の使い方は100人いたら100通りあります。

十人十色で人それぞれで基本的には何の縛りもありません。

 

そう言ってしまうとこの記事の意味がなくなるので、

ギター歴20年近い人間の一意見を述べていきます。

 

✔️全体像の把握

これは専門書の読み方などでも実践されることですが、

いきなり1ページ目からやるのではなく、

まずは目次を見て全体像を掴みます。

とは言っても、ギター初心者が目次を読んでも何のことなのかさっぱりわからないでしょう。

 

ただ、1ページ目からやる人は最初から最後まで全部やらなきゃと思ってしまいます。

中には最初の方のページにエクササイズのフレーズがあったりするので、

そこで挫折する可能性も高くなります。

なので、1ページ目から取り掛かる前に、

一度目次に目を通してみます。

 

✔️各章(ないしセクション)の冒頭に目を通す

目次に目を通したら、

各章ないし各セクションの冒頭に目を通してみましょう。

そこで各章の目的みたいなものが書かれているので、

読んで何をやるのか可能な限りで良いので想像してみましょう。

各章に目的など書いていない場合は、その章でやることが書いてあるのでそれをチェックしましょう。

 

それで大体のギター弾くための道標みたいなものが見えてきます。

 

✔️抑えるポイント

と言っても、

ギターをこれから始める人が上のことを実践しようとしても、

正直頭が混乱するかもしれません。

それならば、以下のポイントを押さえておけば良いでしょう。

  1. 楽譜あるいはスコアの読み方
  2. 基本フォーム
  3. 音階(ドレミファソラシド)
  4. オルタネイトピッキング
  5. コード弾き(最初にFコードはやらない)
  6. パワーコード
  7. カッティング
  8. ブリッジミュート
  9. ハンマリングとプリングオフ
  10. スライド
  11. チョーキング

これだけ抑えれば楽曲のコピーは全部ではないけど、

対応できる楽曲は数多くあります。

取り合えず上のポイントについて教則本のエクササイズフレーズを1つやればOKです。

弦の張り方については弦切れて張り替える時に読めば良いし、

エフェクターについては興味持った時に読めば良い。

またタッピングやアームは使用頻度がほぼないので、

それら駆使した楽曲に出会したときに教則本に戻れば良し!

 

ただこのポイントを抑える期間という議論も発生するかと思いますが、

2週間から1ヶ月くらいが目安を考えています。

人それぞれ生活環境も違うので、

もしかしたら10日でマスターできる人もいます。

あるいは仕事で忙しいためギターに触れる時間にも制約があるなら、3ヶ月くらいかかっても良いです。

 

 

楽曲コピーやって必要なことがあれば教則本に戻る

上の「抑えるポイント」は各項目の対象となるエクササイズフレーズを1つだけやって、

あとは好きな楽曲のコピーをどんどんやっていけば良いです。

そこで何か必要なテクニックがあったり、

似たようなこと教則本でやったけど、思うようにできない、

と思ったときにまた教則本に戻れば良いです。

 

これは別にギター初心者に限らず中級者や上級者でも教則本に戻ることはザラにあります。

 

ギター中級者でずっとメタル系統ばかりやってて、

急にポップスのようなカッティングをやれと言われても、

できないことはないけど、

いきなりやっても違和感あって弾きにくかったりします。

その場合はカッティング専用の教則本を購入して、

数日間徹底的にやったりします。

 

なので最初のポイント抑えて、それから楽曲コピー中心に弾いて不足している部分は教則本で補えばOKです!

 

 

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教則本は辞書的な役割でOK

結論的にギターの教則本は全部やる必要はなく、

特にどれくらいで終わらせるというものはありません。

というのは、ギターを始めた理由はおそらく弾いてみたい曲があるからだと思います。

それを教則本だけに縛られて、

これ全部マスターしなきゃコピーできないと思うのは勿体無いです。

ギターは教則本をやるために弾くのではなく、

憧れのフレーズを演奏するためにやっています。

 

先ほどの繰り返しになりますが、

楽曲コピーしていて、わからない演奏法があれば教則本に戻れば良い話なので、

教則本は参考書的な役割で捉えていけば大丈夫です。

「教則本=参考書」でOK!

 

今回はあくまで独学が前提ですが、

教則本どうしてもキツいな〜

コピーしてても上手くできない、

その時はギター教室に行くのもアリです!








 

以上、今日もありがとうございました。