公開日 2021年3月4日 最終更新日 2023年5月3日

Last Updated on 2023年5月3日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

独学でギターを習得している人の中で、

少し指が動くようになってからすぐに楽曲のコピーを始める人もいると思います。

これはこれで正解です!

なぜなら、楽曲で演奏テクニックなど出てくれば、その都度教則本みてインプットすれば良いのですから!

この場合も毎日ウォーミングアップはやるべきです。

今日は、その都度テクニックを習得しても良いことを描いていきます。

特にリードギター志望の人は必須テクニックと言っても良いくらいですが、

ハンマリング・オンについてポイントをお話しします。

もちろんコード弾きでもハンマリング・オンはありますので、リズムギターの人も是非やりましょう。

 


 

【ギター初心者】ハンマリング・オンのポイント(必須テクニック)

  • ハンマリング・オンとは
  • 必ずアンプを通して弾く
  • 速弾きでは必須テク
  • 滑らかさを演出
  • 左手で弾くイメージ
  • 強すぎると瞬間的に音程が狂う
  • 程よい力で押さえて音量を一定にする

 

 

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ハンマリング・オンとは

ピッキングした弦のフレットを叩くようにして音を出す奏法のことをいいます。

例えば、1弦5フレットを人差し指で押さえてピッキングして、

その後すぐに1弦7フレットを薬指で叩くようにして音を出すことです。

基本的に薬指は弦を押さえるに過ぎないのですが、

それだと押さえ方が弱くなりがちなのでこの場合は「薬指で音を出す」という意識の方がより効果的です。

ギター博士さんの動画をご覧ください。

※ハンマリング・オンのやり方はギター博士さんの記事を参考にして、

このブログではさらにハンマリング・オンの目的や練習するときのポイントなど深堀していきます。

 

  

必ずギターアンプを通して弾く(エレキギター)

このハンマリング・オンに関しては、

必ずギターアンプを通して練習した方が良いです!

例えばギターアンプを通さないで練習した場合は以下の弊害が生じます。

エレキギターの生音で弾いてしまうと音が小さいので、ハンマリング・オンした時の指の力が必要以上に入りがちです。

ただし、ギターアンプを使った場合にも注意が必要です。

●歪み(ドライブないしディストーション)は使用せず必ずクリーンで練習する。

なぜなら歪ませると必要以上の倍音が出るので、ちょっとの力で押さえても音が出ます。

そのような音で練習して、いざクリーンで弾いた場合は、全くできてないことになります。

ハンマリング・オンに最適な指の力を習得するためにギターアンプを通して弾くことです。

音色はあくまでクリーンです。

 

 

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速弾きでは必須テク

高速ギタリストを要するバンドのバンドスコアを見るとわかりますが、

たくさん使用している例が多いと思います。

ギタリストによってはフルピッキングで速いフレーズを弾き切る人もいれば、ハンマリング・オンを多用する人もいます。

これは各個人の表現なので正解というのはないです。

確かにフルピッキングは凄いですが、滑らかさという点ではハンマリング・オンには勝てないですよね?

 

 

滑らかさを演出

ハンマリング・オンは速弾きのフルピッキングのリスクを軽減させるための奏法ではありません。

ちゃんと意味のある演奏法で滑らかさを表現します。

よくバンドスコアを見てコピーしている人でたまに見かけますが、

ハンマリング・オンを無視して最初からフルピッキングに挑戦する人がいます。

それはそれで悪くはないのですが、

それならしっかりハンマリング・オンで演奏できるようになって、

「じゃ〜これフルピッキングでやったらどうなるだろう?」

というお試し程度で良いです。

元々ハンマリング・オンでやっているフレーズをフルピッキングでやってもあまり意味はありません。

ただ自分を苦しめるだけですよ。

 

 

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左手で弾くイメージ

ハンマリング・オンは弦を押さえるよりも叩いて音を出すということを描きました。

もっと大胆に言うと、

「左手でギターを弾く」と言うイメージの方が良いです。

実はこのようなギタリストが存在します。

参考としてご覧ください。

輝彦さんという片腕のギタリストです。

元々ギタリストで活動してましたが、

脳内出血による後遺症で右半身麻痺によってフレットを押さえる左手だけでギターを弾いています。

以下の動画もご覧ください。

きっとためになると思います。

 

 

強すぎると瞬間的に音程が狂う

話は戻って、

演奏上のことでポイントを述べると、

ハンマリング・オンした時の指に必要以上に力を入れて音を出すと、

瞬間的に音程が狂います。

これだと正直カッコ悪くなって、演奏そのものが台無しです。

かと言って、逆にフレットを弱く叩いて音を出しても音量がバラバラになってしまい、

こちらも演奏が台無しです。

 

 

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程よい力で押さえて音量を一定にする

なので、しっかり練習して程よい力のハンマリング・オンを自分なりに見つけていきましょう。

目安としては最初にピッキングした時の音と同じくらいの音量が出ていてムラがなければOKです。

ハンマリング・オンの音量はピッキングとイコールと思って良いでしょう。

音量が一定になれば合格です。

 


最後にアコギでハンマリング・オンを練習する人もアンプを使わないまでも

音量を一定にするという点では変わりないので、基本的なことは変わりないです。

後の記事でも描きますが、

プリング・オフよりもハンマリング・オンの方が簡単なので、すぐにできてしまう奏法です。

簡単だからと言って舐めてかかるのは、ごもっともで、

しっかり一つのテクニックとして捉えてしっかり練習していきましょう。

今日もありがとうございました😃