公開日 2021年3月17日 最終更新日 2023年4月13日

Last Updated on 2023年4月13日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です!

これからギターを始める方で店頭でギターやアンプやシールドなど個別で購入を検討されている方で、

特にギターアンプはどのくらい大きさのものが良いか迷うと思います。

先を見越して大きいアンプを購入した方が良いのか、

それとも最初だから小さいアンプで良いのか、

色々考えることと思います。

ですので、自宅で最適なサイズのアンプについてお話ししていきます。

 


 

【ギターアンプ】自宅で最適な出力サイズは?(1〜15Wがイイ感じ)

  • ある程度の音量は確保したい
  • 大きいアンプだと小音量の調整が困難
  • 小さい音量で弾くと自分の音が確認しにくい
  • ギターアンプはゲインとヴォリュームワンセットで基本的な音を作る
  • 6〜8畳の部屋では1〜15Wくらいが最も最適
  • パワー調整できれば15W以上でも可

 

 

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ある程度の音量は確保したい

せっかく楽器を弾くのだからある程度は音を出したいのは当たり前の発想です。

住宅事情を考えるとなかなかそうはいかないことも多々あると思います。

確かにヘッドフォン付ければ良いかもしれませんが、

エレキギターとしては基本はスピーカーから音を出すことがメインとなります。

ただ、これだけは押さえましょう。

・小さい音で弾けば、演奏そのものが小さくなる。

・大きい音で弾けば、迫力あるように魅せられる。

もっと言えば、

・小さい音で弾けば、自分の中で気づきが生まれない。

・大きい音で弾けば、自分の演奏を弾きながら確認できる。

なので、ある程度の音量は確保したいところです。

 

 

大きいアンプだと小音量の調整が困難

とはいえ、大きい出力のアンプを購入するという発想はちょっと間違いです。

例えば、6畳の部屋で30W以上アンプで小さく鳴らそうとすると微調整が難しいです。

 

クリーンで弾くのであれば問題ないのですが、

クランチの音を作るときには、歪みの量を押さえて音量を上げますが、

その音量がほんの僅かに上げるだけで、かなり大きい音になってしまいます。

もちろん、その機種によって違いもありますが、

微妙な音量の調整が困難になり、思うように音が作れないことがあります。

 

 

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小さい音量で弾くと物足りなく自分の音が確認しにくい

大きいアンプで音量を抑えて弾くと、確かに音量は小さく、

その部屋に合った音のサイズは実現できます。

それはそれで良いと思います。

 

しかし、どこか音痩せというか音が細く迫力が感じません。

物足りなく、自分が弾いている時に特にキンキンに歪ませた時のコードワークが何弾いているかわかりません。

わからないことはないけど、あまり気持ち良くはないと私個人的に感じます。

アンプの最適な音量は出力が大きくなればなるほど、それに伴い大きくなるということです。

 

 

ギターアンプはゲインとヴォリュームワンセットで基本的な音を作る

上でも話した通り、

クランチの音はゲインで歪みを低くして音量を大きくするので、ゲインとヴォリュームは一緒にセッティングすることが原則です。

 

例えば、ギターソロでキンキンに歪ませたい場合は、ゲインを10あるうちの8にした場合は、ヴォリュームはいいところ2〜4くらいが妥当です。

 

クランチはゲインは2か3にするとヴォリュームはできれば5以上が理想です。(アンプによって違いがありますが、一つの例です。)

部屋に合わないサイズのアンプでクランチの音を作ると音量が確保できなくなるので、

ここが両方を微調整しないといけないので、困難を極めます。

 

ゲインとヴォリュームで基本的な音の骨組みを作るので、ヴォリュームはある程度余裕が欲しいところです。

 

 

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6〜8畳の部屋では1〜15Wくらいが最も最適

正直30Wは6〜8畳でしっかり音を出そうと思うと最適音量の調整幅が狭く微調整もできないので、

一般的な部屋では不向きです。

それを考えると自宅の部屋で6〜8畳では1〜15Wが最適です。

だが、10〜15Wもヴォリューム全開にするとかなり大きく近隣住人に迷惑がかかりますので、注意してください。

ただ30Wと比べると音量に余裕がありますので、音作りはしやすくそれなりの音量で弾けます。

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Marshall MG-Gold シリーズ ギターアンプコンボ MG15R

 

 

パワー調整できれば15W以上でも可

ただし、大きいアンプでもパワー調整できれば大丈夫です。

よくあるパターンが30Wを最大とすると15W、5W、1W、0Wと設定できて、

弾く空間に合わせて出力を変えれます。

こういうギターアンプもありますので、興味ある方はご覧ください。

Marshall ギターアンプコンボ 20W DSL20C

 


 

以上、自宅に最適なアンプでした。

ポイントは、

ギターアンプの音量はある程度大きく出したい

ただし、大きいアンプだと最適音量もそれに比例して上がるので、

一般的な6〜8畳で弾く場合は10〜15Wがちょうど良いサイズです。

30W以上となると音量の微調整が難しく、音量設定の余裕幅がほぼなくクランチの音づくりは困難を極める。

確かにそのアンプによっては個体差はあると思いますが、こういうケースもあるということも抑えていただければと思います。

是非、アンプ選びのご参考になればと思います。

今日もありがとうございました。