公開日 2022年8月25日 最終更新日 2023年7月1日
Last Updated on 2023年7月1日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
AppleからM2MacBook Airがリリースされてから2ヶ月以上が経ちました。
YouTuberの間でベンチマークテストが実施され、なかなかの数値を叩き出したので、
画期的なマシンであることは確かです。
今日はM2MacBook Airから音楽制作、DTMを始めようとしている人に向けて、
必要最小限のアイテムを紹介します。
※この記事はM2MacBook Air15インチも対象です。(但しソフトウェアに関してmacOS「Ventura」非対応のものもあるので、下記のリンクで確認が必要です。)
https://info.shimamura.co.jp/digital/support/2022/10/148026
【DTM初心者】M2 MacBook Airで始める音楽制作(必要最小限アイテム紹介)
- DAWはGarageBandから始めてみる
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- MIDIキーボード
- 拡張はThunderboltドック望ましい
- 後々揃えたいアイテム
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DAWはGarageBandから始めてみる
Macのパソコンを購入した際にデフォルトで「GarageBand」というDAWが入ってます。
よく無料のDAWだと使用できるトラック数に制限があり、思うようなことができないイメージがあり、
敬遠されがちですが、
「GarageBand」無料でもバンドサウンド主体の音楽であれば、ある程度のクオリティの作品を作り上げれます。
他と比較すると、Steinberg社から出ているiPad用の有料DAW「Cubasis」と同等以上にある程度高いパフォーマンスを発揮します。
もちろんAppleの有料のDAW「Logic Pro」と比べるとできることは限られますが、
まず、「GarageBand」で始めてみて、ソフト音源やエフェクトや外部ソフト音源を使用する時に「Logic Pro」を検討する感じで良いです。(最初から「Logic Pro」でもOK!)
※AppleのDAW以外は以下のサイトで現macOS「Monterey」に対応しているかご確認ください。
M2MacBook Air15インチはmacOS 「Ventura」がデフォルトで搭載されてますので、以下のサイトを確認してください。(2023年6月7日現在では完全に対応していないソフトウェアもあるので、macOSのアップデータは要注意です。
オーディオインターフェース
歌やギター、ベース、ドラムの生の音を取り込むために必要です。
よく音楽雑誌で紹介されている約100,000円もするUNIVERSAL AUDIOの「APOLLO TWIN」までは手を出さなくても良いですが、
コストパフォーマンスに優れたYAMAHA系列のSteinberg社のオーディオインターフェースから始めるのも良いでしょう。
M2MacBook Airのポートは引き続きThunderboltおよびUSB-Cなので規格は合わせた方が良いでしょう。
上のSteinberg社のUR22-Cは「USB-C to USB-A」のケーブルのみ付属されているとのことなので、
別途「USB-C to USB-C」のケーブルあるいはUSB-C変換アダプタが必要です。(上を参照)
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ヘッドフォン
いくらM2MacBook Airのスピーカーの性能がアップデートされたとはいえ、
DTMは聴くことが命と言うべき、モニター環境は必ず整えたいところです。
最初はモニタースピーカーを購入して音を出すのではなく、モニター用のヘッドフォンから始める方が導入コストが安く収まります。
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MIDIキーボード
鍵盤を弾けなくともあった方が良いです。
例えば、楽曲で軽くストリングの音源が欲しいとなった場合に何も曲の最初から最後まで自分で弾くことはありません。
一番最初にDAWのステップ入力で1つずつ音を入力していけば良いのです。
そうなったらマウスでクリックしていけば良いのではと思いますが、それだとかなり手間がかかります。
鍵盤を使う方が数段作業が速くなるし、直感で音を入力できる利点があるのでMIDIキーボードはあった方が良いです。
それも少ない25鍵盤でも良いです。
http://taka-music.com/バンドサウンドの音楽制作でmacbook-airを使うには?(dtm/
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拡張はThunderboltドックが望ましい
M2MacBook AirはM1Pro M1MaxのMacBook Pro同様に電源方式がMagSafe式となりました。
M1では2つあるThunderbolt端子でどちらか1つを電源で使用するため、実質1つのみの拡張でしたが、
M2からは電源がMagSafe充電になるため、Thunderbolt端子が2つ自由に使用できます。
しかし、オーディオインターフェースとMIDIキーボードで使用すると、2つ埋まってしまうので、
上の両者はある程度電源環境を安定させるために、選択肢としてThunderboltドックが選びたいところです。
USBハブでもできますが、やはり自ら電源供給するThunderboltドックの方が電力が安定するので、
予算があればThunderboltドック、厳しかったらUSBハブという選択肢でOKです。
後々揃えたいアイテム
上記の機材を揃えれば一通り音楽制作は可能ですが、
後々揃えたいアイテムとしては以下のものがあったら便利です。
人によって必要だったり、不要だったりするので参考程度でお願いします。
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M2MacBook AirはM1MacBook Airリリース時よりも音楽制作のためのソフトウェアやハードウェアがほぼ対応しているので、以前ほど深く考えずに音楽制作を始められます。
15インチに関して、macOS Venturaのソフトウェア対応状況により使用できないものもありますが、
現在使えるソフトウェアで始めてみるのも一つの手です。
以上、今日もありがとうございました。