公開日 2021年3月1日 最終更新日 2023年5月2日
Last Updated on 2023年5月2日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
昨日の記事に引き続きギターのストロークについての内容となります。
ストロークの基本は原則拍の頭はダウンピッキングということを話しました。
昨日の記事ではあくまでフルピッキングでのストロークでしたが、
今日はさらにフレーズに躍動感をつけるためにも、空ピッキングについて深掘りしていきます。
空ピッキングはざっと言うと、ピッキングの空振りです。
前の音を伸ばしてピッキングするフリをするイメージです。
音楽理論で言うと、楽譜上「タイ」と言って、
同じ音が2つ並んでるとします。
♩ ︶♩(通常 ︶は下の方に表記されますが、)で1つ目の音を弾いて2つ目は弾かず音を伸ばしたままです。
ギターだとこの2つ目の音を空振りします。
なかなかイメージは掴みにくいかもしれませんが、空ピッキングはリズムを取るためにも必要不可欠です。
空ピッキングについてポイントを述べていきます。
【ギター初心者】ストローク、空ピッキングも織り交ぜてみよう
- イメージはエアギター
- 音を途切れさせない
- 見てくれがナチュラルならOK
- これを覚えれば色んな楽曲に使える
- ストロークのパターンはたくさん持っておこう!
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イメージはエアギター
冒頭で空ピッキングとは何か?について触れましたが、
要は空振りのところをエアギターをするということです。
下記のタブ譜をご覧ください。
1拍目と3拍目の2つ目(裏)をエアギターします。
そうすると下記の動画のような感じになります。
見てくれは8分で弾いているように見えますが、タブ譜の赤い()のところはピッキングしてません。
昨日の記事を読んだ方はピンとくるかもしれませんが、
実はこれ下記のタブ譜と同じなのです。
1拍目と3拍目の2つ目を伸ばすと、4分になるのです。
4分と8分あるいは16分も入り混じるストロークでは、空ピッキングすることによりリズムが取りやすくなります。
慣れるまでは違和感ありますが、慣れたら無意識に自然とできるようになります。
音を途切れさせない
最初のうちにやってしまいがちなのが、
音を伸ばしてる時に空ピッキングを意識しすぎるあまりに音が途切れてしまいます。
音を途切れるということは、
そこでグルーブも途切れてしまうので、バンドでの演奏は大変カッコ悪いものになります。
なので、最初の段階でも空ピッキングよりも音を伸ばす意識に重点を置いて、
空ピッキングはおまけと思って取り組みましょう。
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見てくれがナチュラルならOK
弾き語りやる人がアコギで弾いている時に、
複雑なフレーズ弾いてても手の振りはそのまま一定で単純なリズムを弾いているように見えますよね。
それは脱力してスムーズに空ピッキングを多用しているので、そう見えるのです。
何が言いたいかというと、
明らかに空ピッキングしてるぞ!という感じを見せてはいけません。
よくピッキングに無駄な力が入っている人にありがちですが、
そんな空ピッキングを見せびらかせても意味がありません。
聴く人は空ピッキングなんてどうでもいいんです。
空ピッキングはストロークのフレーズに躍動感を出すための演出や弾き手のリズムを取りやすくするための一手法に過ぎないので、
見てくれはナチュラルが良いです!
これを覚えれば色んな楽曲に使える
下記のフレーズはよく楽曲のストロークで使われるので、是非覚えておきたいところです。
この場合に両方ともですが、
3拍目の空ピッキング後のアップピッキングをどこで入るかが難易度が高いです。
そのため、その前のダウンの空ピッキングをしっかり3拍目の頭でできるかが鍵です。
これは慣れたらクリックだけでどこでピッキングするか無意識でわかるようになります。
そのために何度もダウンの空ピッキングでの鍛錬が必要です。
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ストロークのパターンはたくさん持っておこう!
よく歌本で歌詞とコードだけしか掲載されていない楽曲があります。
この時にどのストロークで弾けば良いかわかりませんよね。
最初のうちは結構悩みます。
この時は自分ができるストロークと楽曲で使われてるフレーズに近ければ大丈夫です。
そのためには色んなストロークを習得しておく必要があります。
みなさんが使っている歌本にもたくさんのパターンがあると思いますが、
とにかくたくさんのストロークを実際に弾いて覚えて引き出しを増やしていくことです。
また楽曲も聴きながら、ギターをミュートして合わせながら弾くということも必要です。
ストローク1つでも多く覚えれれば、楽しいこともそれに伴って増えていきます。
たくさんギター弾きましょう!
今日もありがとうございました😃