公開日 2022年6月28日 最終更新日 2023年5月24日

Last Updated on 2023年5月24日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

よくバンド組んでいる人でギターをツインにした方が良いのか・・・

ギターソロで音が薄くなる

確かに悩みですね。

しかしギターソロは30秒くらいで、そのためにメンバー入れるのはどこか勿体無い気がします。

ツインギターにしたらそれはそれで大変だし、そのバンドがオリジナルをやっていたら方向性が変わる恐れもあります。

今日はバンドのギターをツインにすべきか否かについてお話しします。

 

 

【バンド】ギターはツインにすべきか否か?(無理にツインにしなくてもOK)

  <目次>

  • まずはギター担当の意志を尊重
  • ツインギターは音作りが大変
  • 無理にツインギターにしなくても良い

 

 

 

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まずはギター担当の意志を尊重

PexelsによるPixabayからの画像

まずはギター担当の意志を尊重すべきです。

確かにツインギターにするには物理的にはギターを弾ける人数を増やせば良いだけです。

特にコピーバンドではそれで良いかもしれません。

 

しかし、オリジナル曲中心にやるバンドでは簡単にメンバーに入れるわけにはいきません。

 

特にオリジナル曲中心のバンドは注意が必要

オリジナル曲やっているバンドは特にメンバーのバランスだったり、ルックス的な見せ方というものもあったり、

もちろんサウンド的な問題が一番ですが、

ワンギターで上手くやれて、バンド全体の音の厚みが出ていれば、ツインギターにする必要もないです。

もし、ヴォーカルがツインギターが良いという話なら、一度ギター担当に相談すべきだし、

慎重な判断となります。

 

 

5進んで3戻る

例えば、ハンドマイクのヴォーカル、ワンギター、ベース、ドラムの4ピースのバンドで、

ギターソロのところがベースとドラムのバッキングになって音が急激に薄くなるような状況は、

ワンギターのバンドであれば、他のバンドもみんな一緒です。

あなたのバンドだけのことではありません。

 

歌の部分のサウンドはしっかり厚みを出せているのにギターソロだけ薄くなる、

その部分だけのためにもう一人ギター担当を入れるのは5進んだ道を3戻る感覚になります。

 

それは新しく迎え入れようとしているギターがアレンジ力が優れていてアドリブプレイが得意であれば、

5進んだ道をさらに一歩進めることにもなりますが・・・

アマチュアではそんな優秀な人はごく稀です。

 

これまでやった曲を1から覚えたり、ツインギターようにアレンジも組み直さないといけなくなるので、

ワンギターで上手くやれている中でギター一人増やすのはリスクが高いと言えます。

 

ヴォーカルさんがギターソロだけのサウンドの薄さが気になるのであれば、

ギター弾き目線で言わせてもらえば、

ヴォーカルさんがギターを弾いてくれという感じです。(ギターソロだけのバッキングだけでも良いです!)

 

この点先日のYahoo!ニュースで関ジャニ∞の横山裕さん(バンドスタイルではヴォーカル)がギターを始めたとのこと、

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd7ca7089fc863099e189ad0ddc6743b9ea7aec

上記一部の記事を引用します。

僕がギターを本格的に始めたのは昨年。物理的に音が減って、そこを埋められるのは僕しかおれへんな、と思いました。リハをやっていても、ヤス(安田章大)が音楽ディレクターの方と「これ、どこ弾くんですか」「これ、ぺらぺらですね。シーケンス走らせるんですか」とか話しているのを聞いたりしていて、生バンドの良さがなくなってくるな、何かできひんかなと思ったのがきっかけです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd7ca7089fc863099e189ad0ddc6743b9ea7aec

横山裕氏はバンド全体のサウンドを考えていて素晴らしいです。

 

 

 

ツインギターは音作りが大変

上記のようにバンドをツインギター化するには楽曲のアレンジを組み直すのも大変ですが、

もっと大変なのが、音作りです。

 

両方のギターが好き勝手に適当に音をセッティングして弾いてしまえば、

音が厚くなるところか、逆に薄くなることがあります。

 

もっと言うと、お互いのギターの音が絡みあわず、リズムは一体化してても

サウンド的に噛み合っていなければ別々のように聞こえ、

結果的にサウンドが薄っぺらくなります。

 

ツインギターの音作りは歪みの量、イコライジングを絶妙に調整しなければいけません。

 

最初からツインギターにするのであれば、それは通らないといけない道になりますが、

ワンギターからツインギターへの変貌は、

やはりここが5進んだものを3戻るという感じになります。

ワンギターで上手くやれているならツインギターにするのは勿体無いです。

 

 

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無理にツインギターにしなくても良い

結果的にワンギターで上手くやれているなら、無理にツインギターにしなくて良いです。

ギター担当の意向でツインギターにするのはバンドのアンサンブルに考えがあってのことなので、

充分ツインギターにする価値はありますが、

他のメンバーで特にヴォーカルが希望する”ギターソロのためだけのツインギター化”は却下で良いです。

どうしてもギターソロ気にするのであれば、そこだけヴォーカルさんがギターを弾けば解消できます。

なぜかヴォーカルはギターソロだけのサウンドの薄さを気にするのです・・・(私TAKA∞はそういう人と複数に出会いました。)

 

このギターソロの部分の音の薄すさはベースとドラムはあまり気にしないパターンが多く、

むしろベースとドラムはどうやったら厚みを出せるかを考えるので、

気にしないことはないけど、欠落部分を埋めようと何とかしてしてやるという気持ちで演奏するプレイヤーの方が多いです。

リズム隊はそのくらいの方がメロディ隊は安心して演奏できますね。

 

繰り返しになりますが、ワンギターで上手くやれているなら、

ツインギターにする必要はありません。

 

以上、

今日もありがとうございました。