公開日 2022年5月10日 最終更新日 2023年11月11日
Last Updated on 2023年11月11日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
今ではMacとiPadが自由に行き来できるようになりました。
この用法を「ユニバーサルコントロール」と言います。
以前のmacOS Catalinaで「サイドカー」の機能でiPadを拡張ディスプレイとして使えるようになりましたが、
今回の「ユニバーサルコントロール」では拡張ディスプレイではなく、
iPadそのものをMacのマウスやトラックパッド、キーボードで操作できます。
今日は「ユニバーサルコントロール」についてメリットとデメリット、そして音楽制作としての使い道についてお話しします。
【Apple】新機能「ユニバーサルコントロール」を使用したレビュー(感想)
- ユニバーサルコントロールとは
- サイドカーとの違い
- メリット
- デメリット
- 音楽制作としての使い道
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ユニバーサルコントロールとは
まず、ユニバーサルコントロールとは何ぞやと・・・
先ほど冒頭でもお話ししたように、
「1 つのキーボードやマウスで Mac や iPad を行き来しながら作業する
Mac のキーボード、マウス、トラックパッドを使って、近くにあるほかの Mac や iPad デバイスを最大 2 台コントロールし、それらのデバイスを行き来しながらシームレスに作業できます。」
https://support.apple.com/ja-jp/HT212757
これを読んでいると夢のような機能と思いますが、
Macで作業しながらiPadでもMacのキーボードやマウスで操作できる機能です。
ただ、この機能を実現させるにはMacの機種とOS、iPadの機種とOSに使用条件があります。
macOSがMonterey12.3以降、iPadOS15.4にすることです。
MacやiPadの機種も限定的で、
MacBook Pro(2016年以降)、MacBook(2016年以降)、MacBook Air(2018年以降)、Mac mini(2018年以降)、iMac(2017年以降とRetina 5K, 27-inch, Late 2015)、iMac Pro、Mac Pro(2019年以降)、Mac Studio、
iPad Pro(全機種)、iPad(第6世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代以降)
これらの機種がユニバーサルコントロール使用可能です。
使用方法については→https://support.apple.com/ja-jp/HT212757に記載してます。
実際に使用するとこのような感じになります。
ポインタに注意してご覧ください。
MacのファイルとiPadのファイルアプリの行き来が自由にできます。
サイドカーとの違い
冒頭でもお話ししたように、
macOS「Catalina」でサイドカーという機能が使えるようになりましたが、
これはあくまで、iPadをMacの拡張ディスプレイにする機能です。
ディスプレイ設定で対象のiPadを使用していれば、「ミラーリングまたは拡張」という項目が出てきますので、
これがサイドカーの機能です
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メリット
・iPadのアプリをMacで使用している感覚
・持ち替え不要
特にMacからiPadへ自由に操作できることから、
マウスでiPadのアプリをクリックして使えるのでiPadがMacと化したような感覚です。
また、これまではMacを使用していて、iPadの専用のアプリを起動するときはiPadを持ったり、
一旦トラックパッドあるいはマウスから離れてタッチ操作しなければいけなかったですが、
そうの持ち替えが不要になったので作業効率が上がります。
デメリット
・ポインタを見失う
これは設定の問題かもしれませんが、
Macの近くにiPadを置いていると、勝手にユニバーサルコントロールが適用になります。
そうなると、Mac側でポインタカーソルが一瞬無くなったような感覚になり、
実はiPad側にあった・・・
なんてうっかりしたことがあります。
これはディスプレイの「ユニバーサルコントロール」の設定で自動で認識しないようにはできます。
また、Mac2台でユニバーサルコントロール適用していると、
カーソルを見失うこともあるので、特にユニバーサルコントロール使用時のディスプレイの配置も設定でしっかり行うことも大切です。
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音楽制作としての使い道
Macだけで完結している人は特に使い道はないかと思います。
サイドカーを使用するメリットは、エフェクトやミキサーの表示など、
複数画面立ち上げる時に便利かもしれませんが、
ユニバーサルコントロールを使用しても、
iPad側で音楽制作として何に使用するかによっても変わってきます。
私TAKA∞個人的にはiPad側のメトロノームをMacで操作できることくらいしかありません。
これは音楽制作ではなく、個人練習としてです。
今後、音楽制作としての使い道を探っていきたいので、
この辺のレビューは進展があればやっていきます。
以上、今回はMacとiPadを自由に行き来できるユニバーサルコントロールについてでした。
MacとiPad両方使用している人は、Mac側で自由にiPadを操作できるので、
作業効率は上がることは間違いないということは確かです。
発展的な使い方を見つけていければと思います。
今日もありがとうございました。