公開日 2021年2月8日 最終更新日 2023年3月26日
Last Updated on 2023年3月26日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です!
昨日の記事で色々とギターの練習を始める前にやることとして、手と指のウォーミングアップをした方が良いことを描きました。
記事の結論で最初の1週間はウォーミングアップだけをやれば良いという描き方をしましたが、
あくまでも極論であって、必ずしもそれだけをやるという決まりはないです。
確かに1週間全て手のウォーミングアップだけやるのは詰まらないです。
なので、これから毎日1時間ギターの練習するとして、
その中に10分はウォーミングアップに時間を使って徐々にギター用の手を作れば大丈夫です。
ウォーミングアップをやりつつ、実際にギターで音を出すトレーニングも積みます。
今日はギターの最初の1週間の練習メニューについて書いていこうと思います。
前提条件として、練習時間は1~2時間が目安で、その日に習得したことを毎日反復練習することです。
【ギター初心者】最初の1週間の練習メニュー〜何度も反復練習で習得!
- 毎日10分 ウォーミングアップ
- 1、2日目 音階練習
- 3、4日目 コード(Em7、Em)
- 5、6日目 コード(C,CM7)
- 7日目 コード(難関Fコード)
- 何度も毎日反復練習をしよう
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毎日10分 ウォーミングアップ
昨日こちらの記事で描いたので、詳細は下記リンクをご覧ください。
まずは1日目なので、まずは手と指を動かすということに集中しましょう。
この段階でコードをやると、
指が硬いので指の腹が他の弦に当たって音が出ないとか、
最悪の場合指をつることもあります。
指は攣った時は休憩を入れましょう。
この記事ではギターを初めて弾くいろんな方を対象にしてますので、
極力無理のないようにしたいと思います。
すぐにはギター用の手にはならないので、毎日10分はやるように心がけましょう。
1、2日目 音階練習
音階練習の前に、
楽器をやるには楽譜を読めないとダメなんだな・・・と思いがちですが、
五線譜は読めなくても大丈夫です。(プロギタリストでも五線譜は読めない人多数います。)
ただし、その代わりにタブ譜(TAB譜)というのを読めるようにしましょう。
タブ譜という初めて聞く用語でまた不安に突き落としてしまう感じですが、
五線譜よりも簡単だし、
これがギターを弾く上での最大のガイドとなります。
タブ譜の読み方
上記のように左端に「TAB」と表記しているものはタブ譜で、
主に数字での表記となります。
あまり一変に語ると覚えられないので、
今日はタブ譜の線と数字の関係についてだけ話します。
タブ譜の下から上に向かって6弦、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦を示します。
例えば一番下のラインの上の3であれば6弦3フレットを指します。
下から二番目のラインの2は5弦2フレットを指します。
一番下のライン上の0は6弦開放弦を指します。
最初のうちは音を探すのに時間がかかりますが、
慣れればパッと音を見つけられるようになります。
これらを踏まえて音階練習
ドレミファソラシドです。
リズムは度外視して良いので、ゆっくりやってみましょう。
指の使い方は、ド(薬)、レ(開)、ミ(中)、ファ(薬)、ソ(開)ラ(中)、シ(開)、ド(人)です。
ミとファで中指と薬指の組み合わせがキツかったら、
人差し指と中指あるいは薬指の組み合わせでも良いです。
私TAKA∞のdemo演奏もアップしておきます。
これも1日ではマスターはキツいので毎日ウォーミングアップ同様に10〜20分くらいやりましょう。
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3、4日目 コード(Em7、Em)
いよいよここからコード弾きに挑戦していきましょう。
よくクソ真面目な人は、
どうしても最初にCコードから入る傾向があります。
私TAKA∞がそうでした汗
Cコードは指3本使うので最初はちょっとキツイです。
それよりも最初は指1〜2本を使うコードから入る方がやりやすいです。
下記のコードはダイヤグラムと言って下から6弦→1弦となります。
まずはEm7は5弦2フレットを抑えるだけで、あとは全て開放弦です。
EmはEm7に4弦2フレットを足しただけです。
なぜそうなるかは今は考えなくて良く、
まずはコードの形をしっかり覚えることが先決です。
理論は後々しっかり勉強すればそれで大丈夫です。
コードを押さえて弦を1本ずつ弾いてみて全ての弦が鳴れば合格!
弦1本でも鳴らなければもう一度押さえ方を確認しましょう。
これも次の日以降も短い時間で良いので、しっかり毎日復習しましょう。
5、6日目 コード(C,Am)
Em7Emが慣れたら、今度は3本指で抑えるコードに挑戦しましょう。
比較的簡単で代表的なコードとしてはCとAmです。
ここでポイントなのが、両者とも6弦は親指で音を出さないようにすることです。
というのは、理論の話になってしまいますが、
Cコードはドミソの音で構成されています。
コードの構成でコードネーム(C)が示す音がベースの音にならないといけないので、
Cの音のベース音が5弦3フレットとなります。
ここで6弦を鳴らすと違ったコードになるので注意してください。
慣れないうちは6弦も鳴ってしまうのはやむを得ませんが、
慣れたら親指でネックを握る感じでミュートをしましょう。
Amも同じです。
同様にコードを押さえて弦を1本ずつ弾いてみて全ての弦が鳴れば合格!
弦1本でも鳴らなければもう一度押さえ方を確認しましょう。
他にも弦3本で押さえれるコードがあるので、各自チャレンジしてみましょう。
これも何度も反復練習あるのみです。
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7日目 コード(難関Fコード)
いよいよギターの最初の大きな壁のFコードです。
これは上のダイヤグラムでも示してますが、
人差し指で全弦1フレットを押さえて、残った指3本で弦を押さえるので指が硬いうちはキツいのです。
ここで挫折する人が結構います。
ここで挫折しないためのポイントとしては、
・毎日指のストレッチをやる。
・弦を押さえる角度を微妙に変えてみる。
・1〜2週間くらいやるつもりで取り組む
難しいのであれば、最初の1週間の3日くらいFコードに費やした方が良いのでは・・・
と思いますが、
むしろ、この後の1週間で徹底的に何度もやりたいところです。
Fコード習得の鍵は毎日練習することで、
その積み重ねが早い人で2週間後にいつの間にができた!という感覚になります。
人それぞれ個体差はあるので2週間というのは一つの目安です。
まずは何度も反復練習していきましょう。
Fコードの練習で挫折しそうになったら以下の記事を読んでください。
http://taka-music.com/ギター初心者、fコードで挫折しそうになった時/
何度も毎日反復練習をしよう
一通り1週間の練習メニューを紹介していきましたが、
正直言って1日やって習得して終わりではないです。
その日にできたけど次の日できなかったということは多々あります。
なので、これら1週間でやったことは何度も反復練習して毎日ムラなくできるようにしたいところですね。
この1週間のメニューもご自身のペースで2、3週間のペースでやっても良いし、
これら5日間でできたなら教則本やYouTubeでもっと先に進んでもOKです。
本当にギターに限らず何かを習得するためには何度も練習するしかないので、
如何に毎日短い時間でもやることが大切です。
有名ギタリストポールギルバート氏が雑誌で語ったことだけど、
「練習は裏切らない」
まさにその通りです。
練習をやらないと後退するくらいの意識が良いです。
後々楽しくギターを弾くためにも今少しで良いので頑張って弾いてみましょう。
今日もありがとうございました。