公開日 2022年4月3日 最終更新日 2023年5月9日
Last Updated on 2023年5月9日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
アニメ「呪術廻戦」の主題歌で知っている人も多いかと思いますが、
アルバムの大半がかなりタイアップが多いというアーティスト。
楽曲を聴くとバンドのような気もしますが、
シンガーソングライターの方です。
おそらくどこかで聴いたことある曲が多いかと思いますが、
今日はEve(イブ)、アルバム「廻人」を全曲レビューします。
【Eve(イブ)】アルバム「廻人」全曲レビュー(タイアップ曲たくさん!)
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廻人
インストゥルムメンタルです。
ギターとベースのアンサンブルが前面に出ていてバンドサウンドよりの印象です。
廻廻奇譚
みなさんのご存じのようにアニメ「呪術廻戦」の主題歌です。
綺麗な疾走感が第一印象としてあって、
サビの高音の音運びが美しいです。
2番目のAメロのアレンジがとても魅力的で、
さらにもっと聴きたいという試聴意欲が掻き立てられます。
Eve氏はボカロP系の面もあります。
ロックとボカロの融合というべきなのかは疑問ですが、
ロックバンド好きな人が聴いても楽曲の展開も面白いし、サビのメロディーは一度聴くと忘れられないです。
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夜は仄か
ベース弾きにとっては直様に耳が反応するのではないでしょうか?
自宅で聴いてベースを取り出して耳コピする人も多いはず。
ボカロではなく生バンドのサウンドと認識して聴く方がすんなり耳に入るかも!
ベースのフレーズのせいなのかサビで踊りたくなる要素が詰まっています。
遊生夢死
タイアップは個人制作アニメーションの祭典「Project Young.」の主題歌です。
タイトルが興味深いですね。
これは四字熟語で意味は、
何かを成し遂げることもなく、ぼんやりと一生を過ごすこと。
https://yoji.jitenon.jp/yojib/605.html
ぼんやりと生きて夢を見ているかのように死んでいくという意味。
これを読むと、
歌詞の「くたばりそこないへ」という言葉が一番グサッときます。
ネガティブな意味のタイトルだけど、
主人公は何らかの希望は持っているのでは・・・
少なくとも前向きな気持ちはこっちには伝わってきたと言っておこう!
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暴徒
タイアップは音楽映画『Adam by Eve: A Live in Animation』の劇中の曲です。
アルバム中でギター中心のロック好きな人にとって耳が反応する曲ではないでしょうか?
ギターのバッキングの爽やかなカッティングがこの曲の肝で、
今の時代で言えばポップロックというところなのかは微妙だが、
Eve氏がロック系アーティストであることはこの曲で充分に証明してます。
平行線
ロッテ ガーナチョコレート『Gift』テーマソングです。
もうみなさんの方が知ってますよね。
ただ一言、
Mr.Childrenの桜井和寿氏がカバーしたらどうなるだろうか・・・
全体通してミスチルにあっても良い曲だし、
歌詞の「平行線」のメロディーが懐かしさを感じます。
だけど良いメロディーに時代は関係ないし、
例え昔に流行った曲でも、今の時代そのメロディーが良いと思えば、それは今輝いている曲ではないでしょうか?
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YOKU
「KATE欲コレクション」のインスパイアソングです。
ちょっとリッチな洋風な民族っぽい雰囲気と感じます。
蒼のワルツ
アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌です。
ピアノとストリングスを使用した美しく綺麗な印象で、
歌もそれに伴い高音を聴かせた美しく繊細さが際立ちます。
心海
アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の挿入歌です。
前曲と同じ映画のタイアップ曲です。
比較的アップテンポで爽やかな印象で、ギターは概ねクリーンサウンドでアルペジオやコード弾きで展開されてます。
群青讃歌
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の1周年記念アニバーサリーソングです。
ちょっとボカロPのような雰囲気もありつつもしっかりROCKのビートを刻んでます。
言の葉
タイアップはNTTドコモ U30ロング割「あの恋をもう一度」のテーマソングです。
イントロのギターのアルペジオは一瞬だけスピッツを感じました。
爽やかなサウンドがふわふわしたやわらかいもので包むこむような優しさを感じる1曲です。
聴いていると自分自身がどんどん素直な気持ちになっていきます。
藍才
Spotifyまとめ/のプレミアムTVCMソングです。
AメロBメロしんみり落ち着いている様子ですが、
サビで一気に壮大な印象で、
曲だけを聴くとドラマチックな展開です。
Cメロはクライマックスどんなメロディーになるか・・・
退屈を再演しないで
音楽映画『Adam by Eve: A Live in Animation』の劇中ソングです。
終始ボカロやEDMの要素が詰まっている印象を受けます。
でもしっかりギターやベースの生楽器も使っているので、
人間グルーブは感じます。
アヴァン
スマートフォンゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』の主題歌です。
ロックサウンドでアルバムの締めくくりです。
やはり呪術廻戦の主題歌ともあって、
雰囲気はアニソンですが、
そのアニソンもロックチックな曲も数多くあるので、
ギター弾きとしても聴き応えはあるはずです。
特にこの曲はギター中心で展開されるので、
ロック好きな人にとっては先の曲「暴従」と同様に耳を留めたくなるような曲です。
以上、Eve(イブ)、アルバム「廻人」全曲レビューでした。
タイアップ曲がたくさんあるけど、
それ以上にEve氏の音楽の力を感じました。
特に作詞やタイトルの付け方はさすがだと思ったし、
歌詞だけでいろんな想像を与えれるような、言葉一つだけでもたくさん潜んでます。
一番はメロディーと合うか否かというところだけど、
メロディーと歌詞の結びつきという点に関して、
絶妙なバランスを感じるアルバムです。
Eve氏を聴くのであれば、
ROCK好きならROCKのアーティストとして聴く方が頭と心に響きます。
今日もありがとうございました。