公開日 2021年4月9日 最終更新日 2023年3月18日
Last Updated on 2023年3月18日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞（@atomicsound_hys）です👍
エレキギターを弾きはじめて、まだ間もない方で
ギターアンプのゲイン（歪み）はどのように設定してますか？
クリーン、ちょっと歪ませてる、ほどほどに歪ませてる、キンキンに歪ませている、
など、おそらくギター初心者の方はクリーンかキンキンに歪ませているかのどちらかが大半かと・・・
この歪みの設定次第で今後ギターが上手くなるならないの分かれ道でもあるので、
もし、ゲイン調整に悩みを抱えている方いらっしゃいましたら、
この記事にてゲインコントロールについて最適なセッティングを含めてお話しします。
【ギター初心者】ギターアンプのゲイン調整の仕方〜練習時の歪ませすぎは禁物〜
- 歪ませすぎは誤魔化しに過ぎず成長なし
- 練習時はクランチが望ましい
- ギターソロは歪ませて良し
- 具体的歪みのセッティング
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歪ませすぎは誤魔化しに過ぎず成長なし
ギター初心者でやってしまいがちなのが、
ゲインを全開にしてしまうことです。
これだと上手くなったと錯覚して
結果的にそこで成長を止めることになってしまいます。
この理由というのが、
歪みの量が多いと、ギターを弾くピッキングが弱くても音がしっかり鳴ってしまいます。
例えば、プリングオフを弾いた時にただ指を離しただけでしっかり音が鳴ってしまったり、
速弾きではメチャクチャなオルタネイトピッキングをしただけで、
しっかり弾いたような感覚になってしまいます。
この状態でしっかりミュートして弾ければ問題ないのですが、
ミュートができてないと、
人が聴くと雑音だらけで不明瞭で何弾いているかわからないくらいのサウンドです。
歪ませすぎると、何ができて何ができないと問題意識を持つことがないので、
成長が遅れてしまいます。
ですので、歪ませすぎで問題意識なしに練習するのは害が多いです。
練習時はクランチが望ましい
練習時はオールクリーンサウンドにしましょう〜
と言いたいところですが、
そうはいきません。
歪まさないと成立しないフレーズ、出せないニュアンスもあるので、
練習時でも歪みが必要です。
その場合の歪みがクランチ程度の歪みが良いです。
つまりクランチとはクリーンよりもわずかに歪んだ音のことです。
なぜ練習時に歪みを抑えるかというと、
上の項目とは逆に、
クリーンに近い分、誤魔化しがほぼ効かないということです。
このサウンドで練習すると、音が伸びない分しっかり音を出す意識が身に付き、
後でキンキンに歪ませたとしても音がクリアになったり、コシのあるサウンドになったり、
また表現力もアップします。
ですので、練習時は極力クランチサウンドで練習する方が効果的です。
クランチの設定方法
ギターアンプでゲインとヴォリュームの調整がポイントで、
ゲインが1〜3くらいでヴォリュームが高めで5〜8くらいがクランチのお手頃な調整具合です。
しかし、各アンプメーカーによって歪み方が違うので、
とにかく荒々しさがなく、和音を弾いた時にクリーンよりも「ほんのちょっと歪んでいるな」くらいに感じるのであればOKです。
ポイントはしっかり音量を出すことです。
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ギターソロは歪ませて良し
上で練習時はクランチでとは言いましたが、
ギターソロではキンキンに歪ませることが多いですよね。
この場合は実際に鳴らすサウンドでの練習も必要なので、
クランチでも弾いたり、慣れたらキンキンに歪ませる練習方法が望ましいです。
ギターソロでキンキンに歪ませるのも、
鳴らさない音のミュートをしたり、音を伸ばすことを意識したり、
キンキンに歪ませることでしか克服できない問題があるので、
ギターソロは歪ませて練習しましょう。
ただ最初フレーズ覚えるときはクランチが良いです！
具体的歪みのセッティング
各種アンプによって誤差はありますが、
アンプのセッティングの例を示します。
今回は歪みのお話なので、イコライザーは各自好みに調整してください。
・クランチ ゲイン1〜３ ヴォリューム5〜８
・ロックバッキング ゲイン4〜６ ヴォリューム4〜7
・ギターソロ ゲイン7〜10 ヴォリューム2〜5
アンプによってはマスターヴォリュームが別にある機種があります。
その場合はゲインとヴォリュームで基本の音色を作って、
最後にマスターヴォリュームで増幅するので、調整方法はその部屋の広さなどTPOを意識した設定をします。
もちろんイコライザーによってニュアンスも変わりゲイン調整などにも影響が出るので、
各自考えながら調整するのがベターです。
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以上、ギターアンプのゲイン調整の仕方
最終的には自ら考え、たくさんのことを感じながら言語化してたくさん調整するのが良いでしょう。
ギターアンプのセッティングにこれが正解というものがないので、
色々試すしかないのです。
これはまさしく音楽なので、各自どう感じるかです。
こういうことで感性も磨かれるので、
のめり込み過ぎも注意が必要ですが、適度に追求していくのが良いです。
たくさんギターのサウンドをつくっていきましょう！
今日もありがとうございました😃
