公開日 2022年1月16日 最終更新日 2024年1月12日

Last Updated on 2024年1月12日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ギターの弦を張り替える時に、

弦の太さを変えようとしたこととかありませんか?

音量を改善するために太いゲージを張るとか、

この発想自体は間違いはないのですが、一旦落ち着きましょう!

太い弦の場合は、演奏面やギター本体の状態にも影響がありますので、

今日はこの辺について深掘りします!

 

 

【ギター】太い弦を張るときに注意すること(演奏とギターの状態への影響を考慮)

  • 音は安定するが劇的な変化はない。
  • チョーキングはキツイ
  • ギターにかなり負担がかかる。
  • 10-46が目安です!
  • ダウンチューニングの場合は太い弦必須

 

 

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音は安定するが劇的な変化はない。

zujenによるPixabayからの画像

10-52以上のゲージでレギュラーチューニングでのコード弾きは安心感はあります。

特にリズムギターでコード弾き主体の人は、

音程のブレもなく、

ガッシリした感じで演奏できます。

 

しかし、正直この変化は弾いた本人にしかわかりませんが、

ゲージを1つ上の太いものにすると、当然のごとく弾き心地が変わるので、

本人だけが体感できるところです。

 

それで醸し出す音を、

例えばライブでお客さんが聴いても、

太い弦を使っているかは正直なところわかりません。

 

 

チョーキングはキツイ

4634656によるPixabayからの画像

リードプレイはちょっと演奏面的にキツイです。

弦が太くなるということは、

テンションがキツくなるので必然的に硬い感じになります。

チョーキングなど弦を押し上げるプレイは、

それ相応の力がないとできないし、

できるまでに訓練が必要で時間もかかります。

 

XJAPANのPATA氏もインタビューで語ってましたが、

過去に太い弦を使用していて、

体調不良になるとチョーキングがキツくなるとか・・・

特に深爪の人にとっては、ダメージが大きく大変な目に遭います。

下の動画でPATA氏がそのことを語ってます。(2:44あたり)

 

 

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ギターにかなり負担がかかる。

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

弦が太ければ太いほど弦を張る力が大きくなるので、

ギターそのものにかかる負担が大きくなります。

どうしても太い弦を張る時は、

ギターを弾かない時は弦を緩める必要があります。

要は太い弦を張るということは、

細かい手入れが必要ということです。

「10-46」以上のゲージを張った場合には演奏終わったら弦を緩めたり、

また、ダウンチューニングで太い弦を張る場合はナットの変更も検討しなければいけません。

もしがっしり弾くために太い弦をチョイスするのであれば、

その辺は覚悟しましょう!

 

 

10-46が目安です!

PexelsによるPixabayからの画像

あくまでもレギュラーチューニングでの話ですが、

弦の太さや硬さの標準の目安は「10-46」が太くもなく細くもなくというところです。

人によって感じ方は千差万別なので一概には言えませんが、

「10-46」がギターに適度な負担でかつ硬くもない軟くもない感じです。

おそらく最初にギター弾いた人が、

チョーキングする時に普通の力で押し上げられる硬さです!

楽器屋に売っているギターは、デフォルトでは「10-46」か「9-46」あるいは「9−42」が張られてる例が多いです!

いろんなホームページでギター弦のレクチャーしてますが、

「10-46」が標準と位置づけしてるサイト多いです!

D’Addario ダダリオ エレキギター弦 ニッケル バランスドテンション Regular Light .010-.046 EXL110BT 【国内正規品】

【2セット】 ERNIE BALL アーニーボール #2221 Regular Slinky (10-46) エレキギター弦 【国内正規品】

Elixir エリクサー エレキギター弦 NANOWEB Light .010-.046 #12052 2個セット 【国内正規品】

また、ダダリオで「10-46」の「9-42」中間の「9.5-44」というゲージもあります。

D'Addario ダダリオ エレキギター弦 ニッケル SuperLight Plus .0095-.044 EXL120 【国内正規品】

 

 

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ダウンチューニングの場合は太い弦必須

10-46のゲージで1音下げでは、

テンションがゆるゆるになるので、

その場合はテンションをキツくするために太い弦を張ります!

半音下げで「10-46」張ってテンションが緩く感じるなら、それ以上に太い弦ゲージ張っても大丈夫です!

以下の記事でダウンチューニング時の弦についてお話ししてます。

 

 


以上、太い弦を張る時の注意点についてでした。

ギター弦は人それぞれ感じ方も違うので「これだ!」という答えはないので、

本記事は参考程度にしていただければと思います。

ただ1点、これだけは言います!

「ギター弦の交換は積極的に行った方が良いですが、弦の太さや種類は変えない方が良いです!」

変えてしまうと、それまで積み上げたものが崩れることもあるので、

一度決めたものは続けて使った方が上達するし、

より楽しくギタープレイできます!

以上、

今日もありがとうございました。