公開日 2021年6月15日 最終更新日 2023年4月3日
Last Updated on 2023年4月3日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
2021年もコロナ禍での生活を強いられ、
音楽活動においても、
かつてのような活動は困難となっています。
しかし、ソロで活動してきた人は特段変わりなく、
集客面では影響は出るが、
フレキシブルに活動できていることと思います。
バンド組んでいる人にとっては歯痒い世界です。
ただ、何もできないかといえば、
そうでもないでしょう。
一人でもルーパーという機材を使用すれば、
バンドのようにはいかなくても、
同期したりすることでアンサンブルができたりします。
今の時代ルーパーは必須かもしれません。
今日はルーパーについてできることや機材を紹介します。
【ギターエフェクター】ルーパーは難しい?(慣れれば最強の同期ツール)+おすすめルーパー5選
- ルーパーとは
- 一人セッション
- バンド演奏の同期
- 練習時には録音機として
- ルーパー難しい?
- BOSS RC-30
- おすすめルーパー5選
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ルーパーとは
その場で録音してその場で再生するエフェクターです。
多重録音も可能で、
音を録音して、再生して、また音を録音して再生して、
を繰り返すので、
録音時間も現代の機種では10分以上は可能なので、
・一人セッション
・バンド演奏の同期
・練習時の録音
として幅広く使えます。
一人セッション
●ギターだけでセッション
ギター1本で録音を重ねて演奏すれば、
これだけで1人セッションが成立します。
例えば、ギターのバッキングでリフを4小節弾いて録音して、
それをループ再生します。
再生しながら、アルペジオを入れたり、
ギターソロを入れたり、
と多重録音していくとアンサンブルとなります。
●ギター以外にも
もちろんギターだけでなく、
ルーパーによってはマイクのXLR端子が搭載されていれば、
マイクを使って、
ビートボックスでリズムフレーズを録音して、
ベースはギターのエフェクターでオクターバーというもので代用して
録音すると、一人リズム隊の完成です。
そこからギターを重ねて、マイクでコーラスを入れていく
という具合でアイディアは無数に広がります。
ビートボックスができなければ、
ルーパーについているリズムマシンで代用したり、機種によってはできます。
●パソコンと連動
機種によってはパソコンのUSBに接続して、
音楽データを入れれたりするので、
オケのデータを入れてれば、
あとは歌うだけ、
ギターを弾くのであれば、
ドラムとベースの入ったオケだけ入れて、
ギター弾きながら歌うということもできます。
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バンド演奏の同期
特に日本でみると、
3ピースバンドに使用例が多いです。
当たり前だけど、音圧や音数としてツインギターには敵わないので、
アンサンブルに豊富さを出すためにも、
ルーパーを使用したりも一つのアイディアです。
また、ベースレスのバンドでも使用する例もあります。
●ACIDMAN
いろんな曲でルーパーが使われたりしますが、
この「to live」は曲の中盤でループにに特化した演奏があります。
上の動画で4:29あたりからルーパーを使った演奏が始まります。
●チャットモンチー
最初にギターのベースとなるフレーズを弾いて録音と再生をし、
そこからギターを重ね、
一度Bメロでループのフレーズを停止し、
サビでまた再生するといった、
ベースレスの分、ギターのループで厚みを出してます。
●バンドでの注意点
ただし、ここがルーパーの難しさというのがあって、
ルーパーの録音で踏み込むと同時に弾いて、弾き終わると同時に踏み込んで再生する時に
この録音と再生の繋ぎ目を途切れることないことと、
演奏ミスがないことを注意しないといけません。
音が途切れると他のパートに迷惑がかかったり、
演奏ミスがあると、それがずっと再生されるので、カッコ悪い演奏になります。
またルーパーのフレーズを他のパートがしっかり聴かないといけないので、
ドラム側にモニタースピーカーを置くという工夫も必要です。
録音再生の繋ぎ目は難しいかもしれませんが、
ここは練習次第でどうにかできるので、あまり先入観を持たずにチャレンジしたいところです!
練習時には録音機として
もちろんライブなど人前に聴かせることだけでなく、
全然練習に導入しても良いでしょう。
案外スマートフォンのメモよりも素早く録音再生できますよ。
スマートフォンだと、
一回一回ギターを置いて、
録音と再生しないといけません。
それがルーパーだと、
足で操作できるので、
素早くストレスなく録音再生できます。
最近ではディレイ単体の機種にもルーパーの機能が入ってますので、
ディレイを購入するつもりで導入するのもアリです。
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ルーパー難しい?
確かにその場で録音してその場で再生する動作は、
人前でのライブでは演奏ミスできないし、
音もしっかり繋がないといけないので、
難易度高くムリゲーのイメージが強いと思います。
最初のうちはそうかもしれません。
これもどれだけ練習するかによるので、
できるようになると希望持って、
前向きに取り組みましょう。
BOSS RC-30
今は生産終了して流通在庫のみとなってしまいましたが、
ルーパーとしては出荷台数も多い、
BOSS RC-30を紹介します。
RC-30
最大で3時間で99のループフレーズ記録ができます。
録音して保存したり、PCを経由してmp3音源も保存できます。
マイクケーブル(XLR端子あり)を接続できますのでギター以外にも歌や生楽器も録音再生ができます。
<各部位について>
①録音と再生のペダルです。最初に演奏の頭で押すと録音が始まり、もう一度押すと録音したフレーズを再生します。
また②で止めて、①を踏むとまた再生します。
②音を停止します。
③2トラック分録音と再生が可能でフェダーでギターのヴォリュームを設定し、SELECTボタンで1と2を切り替えます。
④LOOP FXでエフェクターです。
⑤リズムトラックが内蔵されONにするとリズムトラックが再生されTYPEボタンでリズムパターンを選択できます。
⑥マイクのヴォリュームを設定します。
⑦WRITEボタンで当機材に保存します。
(https://ameblo.jp/atomic-sound2014/entry-12601160360.html 引用)
※RC-30 は現行ラインナップから外れているので、流通在庫と中古です。
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ルーパー5選
BOSSのRC-30以外のルーパー5選参考にしてください!
今日もありがとうございました!