公開日 2021年8月9日 最終更新日 2024年5月2日

Last Updated on 2024年5月2日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

一時期ギターでダウンチューニングが流行った時代がありました。

それは2003年頃がピークでザックワイルドやコーンやスリップノットなど、

メタリカも当時リリースしたアルバム「St.anger」では最大で4音半下げと

当時のロックは如何にして音の重厚さを求めてました。

今はそういう傾向は全盛期ほどの過激なチューニングはないですが、

半音下げチューニングは日常茶飯事です。

Official髭男dismも半音下げチューニングの曲もあります。

ただチューニング下げた時に弦はレギュラーチューニング時と同じで良いのか?

もちろんそれで1音下げたら、弦がベロンベロンになってしまいます。

なので、今日はダウンチューニング時の弦についてお話しします。

 

 

【エレキギター】ダウンチューニング時の弦の太さは?(音程とテンションを意識する)

  • 音楽なので音程はしっかりすべし
  • 半音下げまではレギュラーチューニングと同じで良し!
  • 1音下げ以上は一つ上のゲージの弦を張る
  • テンションが緩いと・・・

 

 

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音楽なので音程はしっかりすべし

まず前提的な話として、

ギターは演奏するための楽器なので、音程というものがしっかりしてないと話になりません。

 

音程が不明瞭になってしまうと、プレイヤーも聴いてくれる人にも不快感が生まれ、

音を通して伝わるのは「苦」などマイナスの印象です。

なのでギターの弦を張る時は、

まずは音程がしっかりとする状態ということが大切です。

 

どれだけダウンチューニングしたとしても、

妥協せずにそれに相応したギター弦を張ります。

 

 

 

半音下げまではレギュラーチューニングと同じ弦で良し!

よっぽど細い弦のゲージを使ってなければ、

例えば、10−46、9−46 9−42のゲージであれば半音下げ時でも同じで問題はないです。

 

もちろんレギュラーチューニング時と比べるとテンションは緩くなります。

上のゲージで音程が不安定になることはほぼないのですが、

もしテンションが緩過ぎて弾きにくさをを感じるのなら、一つ上の硬いゲージに変更を考えた方が良いでしょう。

 

あとはギターのネックのスケールによってもテンションの影響がありますが、ストラト系などのロングスケールであればさほど気にすることはないですが、

レスポール系のミディアムスケールあるいはムスタングなどのショートスケールのギターは、

柔らかめの弦を使って半音下げにした時に音程が不安定になったり、テンションが緩過ぎて違和感を感じることがあるかもしれません。

両者どちらかを感じるようなら、弦のゲージを見直しましょう。

この時の弦は11−49、あるいは10−52あたりを試してみましょう。(10-52は半音下げでもテンションきついかも・・・)

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1音下げ以上は一つ上のゲージの弦を張る

ここまで下げると、レギュラーチューニングの時と同じ弦というわけにはいきません。

 

もしかしたらテンションが緩い方が好きという人もいるかもしれませんが、

テンション緩すぎると弦を押さえた時に微妙にチョーキングしてしまう恐れもあります。

 

いずれにしてもレギュラーチューニングと比べると、

テンションがかなり緩くなるので、違和感を感じるようであれば1音下げにする時は弦のゲージを変えたほうが良いです。

例えば、通常で10ー46を使っているなら10−52あるいは12−52あたりが参考例です。

ただ人それぞれ弾いた感触は違うので、一度実際に弦を張って確認した方が良いです。

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テンションが緩いと・・・

確かに緩いと柔らかい弾き心地になって、力を入れなくても弾けるメリットがあるかもしれません。

さらに高速ダウンピッキングなんかはテンションが緩いとよりスピードを重視したプレイができます。

 

しかし物事メリットもあればデメリットもあります。

 

デメリットとして先にも述べたように、

音程が不安定になりがちです。

テンション緩くても音程をしっかりできるという人はそれで良いかもしれませんが、

さすがにその状態でそこばかりに意識するのは至難だし、

意識をしないとすぐにチョーキング気味に音程が微妙に上がってしまいます。

 

音程が不安定だと音楽として伝わるものが不快音になり、

聴いている人、

そしてそのギターで弾いているあなた自身も

負の空間の中にいるような感覚になってしまいます。

なので、ギターはある程度テンションがキツイ方が、

聴く人弾く人両方にとってハッピーな音になります。

 


 

以上、ダウンチューニング時の弦についてでした。

ギター弦の太さはダウンチューニングだけじゃなく、

通常のレギュラーチューニングの時にも多くを悩ます永遠のテーマです。

細い弦を張れば弾きやすいが音が細くテンションが緩く音程が不安定になりがちになり、

逆に太い弦を張れば音は太くがっしりした印象になるが、テンションがキツく特にチョーキングがしにくいということがあります。

なので、人それぞれ弾き心地というのは違うので、

今回のテーマは書くべきテーマだったのか迷うところがありました。

しかし、このダウンチューニングで使う弦のゲージでの悩みも多いので、

この記事が皆さんの参考になればと思い描きました。

最終的には記事に書いてある通りではなく、

あなた自身が実際に弦を張って試して、

「これだ!」感じたもので良いです。

色々悩み皆さんで助け合ってギター楽しみましょう!

以上、

今日もありがとうございました!