公開日 2022年4月10日 最終更新日 2023年11月15日
Last Updated on 2023年11月15日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
生楽器をやっている人でアパートに住んでいると、夜間の自宅練習について悩みを抱えていることでしょう。
時と場合によりますが、
音を出したらダイレクトに苦情が来たり、あるいは警察に通報されてしまうケースもあります。
ただ、中には仕事の関係で夜間しか練習できない人もいます。
その中でも大切なライブを控えていたりする場合もあるので、
スタジオ行って練習すれば良いのですが、
毎日入っているとお金が続かないです。
当記事では防音効果がないアパートにお住みの方対象に、
アコースティックギター(以下アコギ)の夜間練習についていくつかの方法についてお話しします。
※この記事での夜間練習は18:00~23:00を対象とします。
【ギター】アコギの夜間練習の方法(短時間練習対象)+おすすめアイテム紹介あり
- サウンドホールカバー
- サイレントギター
- ギター本体のブリッジに布を挟める
- 夏場は極力短時間練習を推奨
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サウンドホールカバー
アコギは構造上、ボディの真ん中に大きい空洞(サウンドホール)があって、
弦を弾くと振動がブリッジボードからボディ全体に伝わって共鳴し、
ボディの空洞の中の空気も共鳴してサウンドホールから大きい音が出ます。
この構造上のサウンドホール内の空気の共鳴を止めるため、
アコギのサウンドホールにゴム状のカバーを覆います。
そうすることでアコギ空洞内の空気の共鳴が遮断され、
全体的な音の振動が軽減されます。
ただ、あくまで音の響きが軽減されるだけであって、
しっかり音は鳴りますので、高い効果は望めなく長時間の演奏はかなりリスクがあります。
元々このサウンドホールはエレアコ(エレキアコースティックギター)のハウリングを抑えるもので、
ライブで使用されることが多いです。
※ご購入される際は、アコギによって合う合わないがある可能性もあるので、楽器店での購入を推奨します。
※ネットで購入する場合は、サイズ等をしっかり確認をしてください。
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サイレントギター
スチール弦タイプのサイレントギター。細めのネックに、弦長634mmスケールを採用。静寂性、機能性に優れ、自宅での練習におすすめです。SRT(パワードピックアップシステム)を搭載。スピーカーやヘッドホンに繋ぎ高音質なアコースティックサウンドを楽しめます。
アコギの構造のボディーの空洞の共鳴を無くし、
またボディ面積も減少され、通常のギターの80%の音量を抑えることができます。
エレキギターのような感覚で弾けて、ヘッドフォンやギターアンプに接続可能なので
スタジオやライブでも使用できます。
ただ、コスト面で手が出にくい点は否めなく、
2本目のギターとしては少々考えてしまうところですが、
ただ初めてギター始める人にとって、住宅問題を抱えている人は検討対象に入れて良いギターです。
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ギター本体のブリッジに布を挟める
あまりオススメはしませんが・・・
一番簡単でシンプルでかつ安くできる方法です。
上の写真のようにギタークロスやハンカチなど布を弦とブリッジの間に挟めます。
この状態で音を出すと右の手の甲でミュートした時のような音になります。
そうすることで音の響きが軽減されます。
ただ、ポコポコした音なので何を弾いているかわからなくなるし、
これでやり過ぎてしまうと、音のニュアンスへの意識が低くなるので、
この方法をやるのであれば練習よりもサウンドチェック程度が望ましいです。
練習するのであれば短時間推奨です。
夏場は極力短時間練習を推奨
本記事では夜間練習の方法について3つ紹介してきましたが、
あくまで短時間の練習が前提であることを冒頭でもお話ししてます。
特に夏場になると、いくらアパートの窓を閉め切って今日紹介した方法でやっても、
苦情が無くなるとは限りません。
他の人は窓を開けていれば、
いくらこちらが窓を閉めて演奏しても周辺の住宅で窓を開けてれば多少は音が入り込んでしまいます。
音は空気を伝って流れるので、窓を開けている以上は空気が通りやすくなります。
なので、夏場は極力短時間でやるようにして、
もし苦情あるいは警察から注意を受けたのであればしばらくは週に数回スタジオで演奏する措置をとりましょう。
以上、今日もありがとうございました。