公開日 2022年11月9日 最終更新日 2023年6月15日
Last Updated on 2023年6月15日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
先日、知人から相談を持ちかけられました。
「仕事を辞めてバンドマンになりたいのですがどう思いますか?」
その方は20代前半で勤務先はブラック企業でとにかく労働時間が長く激務とのこと、
ギターは10代から弾いていて、最近あるバンドのライブを見てバンドマンになりたいと思ったようです。
バンドで食べていきたい人は山ほどいるし、誰もそうしたいと思うところです。
今日はバンドをやるために仕事はやめるべきかそれとも続けるかについてお話しします。
【社会人バンド】バンドをやるために仕事はやめるべき?それとも続ける?
- 仕事を辞めた時のことを想像しよう
- 楽器の維持にもお金は必要です。
- 仕事を続けられなければ転職を考える
- まずは仕事とバンドを両立がベター
- 軌道に乗って収益が多少あるならアルバイトもOK
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仕事を辞めた時のことを想像しよう
バンドをやりたくて仕事退職します〜やめました〜
おそらく時間はたっぷりあります。
だけど、生活というものが直面し、それはお金がかかります。
食事やら住居が賃貸なら家賃支払ったり、また働いていた期間で給与を受け取っていたなら税金も重くのしかかってきます。
バンドのために仕事を辞めたとしても、生活のためにお金は必要です。
もし、ギリギリで生活しても今後はバンドのための投資ができなくなります。
貯金があったとしても収入がないと、底を尽きてしまいます。
仕事をやめれば時間はあるけどお金が無くなり、やがてバンド活動の継続も危うくなります。
楽器の維持にもお金は必要です。
楽器さえあればお金がなくても何とかなる音楽はやれる・・・
確かに楽器一つあればやれますが・・・
だけど楽器にも消耗部品があり、やがて劣化して音が鳴らなくなったりすることもあります。
例えばエレキギターだったら、当然ながら弦が錆びたら交換しないといけないし、
いくらエリクサーのようなコーティング弦を張ってたとしても、ライブなど人前で聴かせる演奏では弦の張り替えは必至です。
音楽で生計を立てれるようになりたいのであれば、
常に自分の演奏した音楽を人に聴いてもらうのは当然だし、それがないと収益は生まれません。
そのためにはしっかり楽器を良い状態するのは当然だし、その上であなたの素晴らしい演奏が生まれます。
そのためにもある程度のメンテナンスが必要ですので、お金は必要です。
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仕事を続けられなければ転職を考える
と言っても、仕事がマジでキツい・・・
労働時間も長いし、仕事内容は激務で常に上司に怒鳴られっぱなし、
こんな状態では精神的にダメでもう無理・・・
精神的にキツい状況で家に帰って音楽やるのは困難だし、それは演奏する音にも影響が出るかもしれません。
そう思ったら転職を考えましょう。
おそらく今精神的に追い詰められている状況は、今の勤務先しか見えていないかもしれません。
日本に会社なんて300万社以上あります。
そう考えると、今のキツい勤務先はほんの一つに過ぎません。
確かに転職活動は時間がかかりますが、
まだまだ就職できるチャンスはあるし、あなたに合った環境が見つかる可能性もあります。
音楽が出来そうにない環境もとであれば一度転職を考えてみましょう。
まずは仕事とバンドを両立がベター
やはり音楽をやるには楽器の維持やらバンドでやるのであればスタジオやライブハウスのノルマ代など諸経費はかかるので、お金は必要です。
最初は仕事とバンドを両立させるべきで、
仕事のある日は楽器の練習時間をあらかじめ決めるとして、エレキギターやベースであれば深夜ではヘッドフォンでできるので時間を取れる可能性も大きいです。
休日に6時間くらい練習して、かつバンドのリハをするようなスタイルで良いかと思います。
平日は隙間時間を有効に使い、休日は全時間を音楽に投資するスタイルです。
もちろん平日のお仕事の時間は仕事のみに集中してくださいよ。
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軌道に乗って収益が多少あるならアルバイトもOK
バンドで成功したいと思うのであれば、まずは仕事と両立してやってみて、
音楽で固定的な収入を得られているのであればアルバイトに切り替えるのもOKです。
その収益がライブ収入、あるいはリリースした音源の収益など様々ですが、
それらがあれば先が見えてきている証拠でもあるので、次のステップに進むべき道であることは確かです。
ただそこまで行くのには時間も労力もかかるし、可能性もないわけではないですが狭き門です。
やはりまずは仕事を辞めずに仕事も音楽も両方やりながら、
自ら音楽を楽しむことに専念して、その楽しさを人に伝えていく感じで良いです。
まずはあなた自身が音楽を楽しんでください。
以上、今日もありがとうございます。