公開日 2022年8月18日 最終更新日 2023年6月12日

Last Updated on 2023年6月12日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。

ギターを始める人が初心者セットではなく、ギター本体やアンプなど個別に購入して、

特に30Wのアンプの時に生じる疑問として、

「リバーブって何?これも使うの?」

最初のアンプの音の設定で使って良いのか迷いがあります。

気にせず使用してしまうと、悲劇を生むことになり、あなたのギター人生を狂わすことになるので、

エレキギターのアンプのリバーブは使うのか否かについてお話しします。

 

 

 

【ギター初心者】エレキギターのアンプのリバーブは使う?(基本使わない)

  • リバーブとは?
  • 練習時には不要
  • 上手くなりたいなら使わない
  • 必要な時

 

 

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リバーブとは?

Colin BehrensによるPixabayからの画像

リバーブとは、以下YAMAHA社のサイトを引用します。

リバーブは、音に残響音や反射音を加えることで、空間的な深みや広がり感を出すエフェクトです。たとえば小さなホールで演奏していても、大きなホールで演奏しているような残響感を演出することができます。

https://jp.yamaha.com/products/contents/proaudio/musicianspa/effects/reverb.html引用

リバーブの仕組みは、

リバーブ音は建物の壁や床、天井などに音が反響した音です。たとえば、建物の中で歌を歌うと、まず歌が直接聞こえます。その後に近くの壁から反射した音が聞こえ、そしていろいろなところに反射した音が響いてきます。これら壁や床、天井からの反射音をリバーブといいます。

https://jp.yamaha.com/products/contents/proaudio/musicianspa/effects/reverb.html引用

リバーブには複数の種類がありますが、それは引用先のURLにて各自ご覧ください。

音の反響を意図的に作り出すエフェクトのことで、

例えば、物がない部屋では音はかなり響き、逆に部屋に物がたくさんあったり布団のあるところでエレキギターを弾いても音は全く反響はしません。

後者の状況でもギターアンプについているリバーブで音を響かせることができます。

それが必要か否かについては次のセクションでお話しします。

 

 

 

練習時には不要

上記のリバーブの仕組みなど踏まえた上で、ギターアンプについているリバーブを使うか否かについて、

特に練習時には全く使いません。

 

なぜなら、このリバーブのツマミを回して目一杯効かせすぎると、上記の言葉通り大ホールで演奏しているような感覚になり、

特にギター初心者にはちょっと音を出しただけで、上手く弾けるような感覚に陥ります。

それどころか音が響いて逆にボヤけたりして、しっかり音を出せているのか不明瞭になってしまいます。

 

例えば、コードを弾けるように何度も繰り返し弾くと思いますが、音がしっかり出てないにも関わらず、

リバーブをかけるだけで弾けたような感覚になり、自ら音が出ているか否か確認を怠る場合もあります。

 

なので、ギター初心者の人はリバーブを使ってしまうと、成長の妨げになります。

 

 

 

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上手くなりたいなら使わない

まず、ギター初心者の人はしっかり音を出すことが大切です。

 

ギターを弾くだけでなく、弾きながら音を確認して自己分析しながら弾けるようになります。

時には録音しながら確認して練習を進めますが、

リバーブを使ってしまうとリバーブの音でしっかり音を出せているのか確認の妨げになります。

 

上のセクションと重複になりますが、

リバーブを使ってしまうと、何弾いても上手くなったような感覚になります。

 

このリバーブはカラオケのエコーと同じような現象が起き、

カラオケでエコーを掛けると音が広がるので、歌が上手くなったような錯覚になるのと同じように、

ギターでもリバーブを使うと同じようなことが起こります。

 

なので、ギター上手くなりたいと思うのであれば、リバーブをゼロにして響きゼロで練習してください。

もし、部屋が元々響いてリバーブ効果があるのであれば、

衣服など音を吸収するものをたくさん置けば反響は少し抑えられます。

ギター初心者にリバーブは邪道です。

 

 

 

必要な時

これまではギターの練習時にはリバーブは使わないという話をしてきましたが、

せっかく高いお金支払ってアンプ買ったのにリバーブ使わないなんて勿体無いではないか!

という話もありますが・・・

そういう人のためにリバーブが必要な時についても言及します。

 

楽曲に合わせて弾く時

CDあるいは音楽サブスクの音源に合わせて弾く時にリバーブを少し掛けると音源と演奏の音が馴染みます。

元々の音源の最終ミックスで全体にリバーブをかけているため、同じ次元で弾くにはリバーブがあるとあなたの演奏と一体感が生まれます。

ただ、ギター初心者の人がエクササイズ練習では必要ありません。

 

DTMでギターのレコーディングの時

特に音を奥に引っ込めたい時に使ったり、残響効果を狙って最初にリバーブをかけて録音することがあります。

これもギターを経験し弾けるようになってからの話なので、詳しくは述べません。

まずはしっかり音を出し確認することです。

 

 


以上、ギター初心者の人はギターの練習時にリバーブを使うと、

音の確認が困難になったり、成長を妨げたりするので、

演奏時はリバーブは必要ありません。

 

今日もありがとうございました。