公開日 2022年10月13日 最終更新日 2023年3月20日
Last Updated on 2023年3月20日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です
おそらくエレキギターの永遠のテーマかもしれません。
ストラトかレスポールどっちか、
人それぞれ好みで、それがボディの形だったり、音質だったり、様々な選択基準があります。
では、これからエレキギターを始める人にとって、ストラトとレスポールどっちが良いだろう?
購入コスト観点では断然ストラトという回答になりますが、
果たして他に選択基準はあるだろうか?
今日はエレキギター初心者にとってストラトかレスポールどちらを選ぶかについてお話しします。
【エレキギター初心者向け】最初に購入するのはストラトとレスポールどっち?
- ストラトキャスターの特徴
- レスポールの特徴
- 扱いやすさはレスポール
- 音のヴァリエーションはストラト
- オールラウンドはストラト
- ストラトとレスポールどっち?
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ストラトの特徴
ここではフェンダータイプのストラトキャスター(以下ストラト)について話を進めていきます。
特徴として以下が挙げられます。
・ピックアップがシングルコイル(3つ)
・ピックアップセレクターが5つ
・ツマミはヴォリューム1つとトーンが2つ
・音は特にリアピックアップはシャープで先端が尖った印象
・トレモロアームが付いている
・安いモデルが多く購入コストが安い
フェンダータイプのストラトはシングルコイルのピックアップが3つ付いてます。
音の特徴は、フロントでは甘く太くリアは鋭く先端が尖った音の印象でレスポールと比べると細い印象です。
しかし、その細い部分がJ -POPなどジャンルに合致したりと意外にもジャンルを選ばないかもしれません。
メリットとしては後にも述べますが、音のヴァリエーションが豊富でフロント、センター、リアの他にフロントとセンターの中間、センターとリアの中間の音と5つ変えられます。
デメリットとしてはハムバッカーと比べるとノイズが多いので、アンプの設定あるいはエフェクターを噛ますなどの対策が必要です。
最後に一点、トレモロアームを求める人はストラト一択になります。(レスポールでは98%付いていない)
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レスポールの特徴
ここではギブソンタイプのレスポールを対象に話を進めます。
特徴として以下が挙げられます。
・ピックアップがハムバッカー(2つ)
・ピックアップセレクターが3つ
・ツマミはヴォリューム2つとトーンが2つ
・音は甘く太くパワフルな印象
・ストラトよりも割高
付いているピックアップのハムバッカーは、構造的にシングルコイルを直列で接続して1個のピックアップとして存在します。
こうすることでシングルコイルでのノイズの多さを解消したり、サウンド面でも太くパワフルです。(ハムバッカーのメリット)
ピックアップセレクターはピックアップが2つなので、フロント、フロントとリアの中間、リアとストラトタイプと比べると音の選択は少ないです。
また、コントロール(ツマミ)がヴォリュームとトーンがそれぞれ2個ずつ搭載されていて、
これはフロントとリアそれぞれが独立したコントロールとなっていて、フロントとリア別々にヴォリュームとトーンを調整できます。(ストラトはヴォリュームは3つとも共通)
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扱いやすさはレスポール
上述のようにピックアップがシングルコイルタイプよりも1個少ない分、ピックアップセレクターが3WAYとストラトよりもシンプル構造です。
かつヴォリュームとトーンがフロントとリアのピックアップで独立していて、この中間にピックアップセレクターを入れた時にはヴォリュームとトーンの調整で独自の音を作れます。
また、ハムバッカーはフロントに入れると甘い音、リアに入れると硬く攻撃的な音と一貫して太い音となります。
やはり、ピックアップが1個少ない分レスポールの方が扱いやすく、音も一貫して太いので1曲通してリアのピックアップだけでクリーンも歪みも網羅できます。(クリーンでフロントに入れるか否かは好みの問題)
扱いやすさはレスポールです。
音のヴァリエーションはストラト
先ほど話したように、
ピックアップセレクターが5つあり、フロント、センター、リアの他にフロントとセンターの中間、センターとリアの中間の音と音色を変えれます。
演奏するジャンルによって幅広くギター側で設定ができます。
演奏する人によってはリア中心だったり、センター中心だったりと千差万別ですが、
ギター側で多彩な音を作れて面白いですが、
これから始めるギター初心者の方には最初のうちは難しいかもしれません。
ただ、練習時は基本リアで練習する方が音の輪郭もハッキリして、弾けてるか否かの確認も独自で行いやすいです。
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オールラウンドはストラト
音のヴァリエーションの豊富さによりオールラウンド向きと捉えても良いですが、
実はシングルコイルのストラトでもエフェクターの設定次第でハムバッカー乗ってるレスポールみたいな音も作れます。
これは使用するエフェクターによりますが、とにかく図太い音の作れる歪みエフェクターをブーストさせることでレスポールのような太いパワフルな音に近づけます。
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上のBOSSのMega Distortion MD-2でボトムを程々に強くして極力歪みを抑えるとシングルコイルでもハムバッカーに近いニュアンスを作れます。
これはレスポールからストラトのような鋭く細い音を作るのは困難なので、
ストラトはオールラウンド向きのエレキギターと言えます。
ストラトとレスポールどっち?
結論を言うと、
・扱いやすさあるいは太くパワフルな音を求めるならレスポール
・購入コスト、音のヴァリエーションやオールラウンドさなど先を見越すのであればストラト
と言ったところです。
しかし、各自好きなアーティストもいることですし、好みというものがあるので、
上の選ぶ基準はあくまで参考程度です。
最終的には好きな形から入って、ある程度弾けた段階で音楽の方向性が決まってから、
2本目として音を重視したギターを選べば良いです。
今回、ギター初心者の方にとって、専門用語が多用されていて難しかったと思いますが、
エレキギターを選ぶ際に参考にしていただければと思います。
今日もありがとうございました。