公開日 2022年4月9日 最終更新日 2023年5月10日
Last Updated on 2023年5月10日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
これまでギター初心者向けに記事を書いてきましたが、
スポット的な記事が多く、あるいは全体的なザックリした記事もありました。
当記事では実際にギター初心者の人が、
ギターを購入してから何をやるか明確化して、
1〜2週間単位でやるカリキュラムを作りました。
本カリキュラムはエレキとアコースティック両方とも対象となります。
【ギター初心者トレーニング】最初の1〜2週間でやること(購入から弾くところまで)
- ギター購入
- チューニング方法
- エレキギターのセッティング
- ギターの基本演奏フォーム
- ピックの持ち方
- タブ譜の読み方
- 単音トレーニング
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ギター購入
まず最初にやることはギターを購入します。
とは言ってもギター本体だけを購入してもピックもなければ、
エレキに至ってはアンプがないと楽器として成立しません。
ギター本体以外に必要なアイテムがいくつかありますが、
それらほぼ入っている初心者セットの購入を推奨します。
人からお下がりをいただける方はこの項目はスルーしてOKです。
エレキギター
あらゆる販売店(ネットショッピング含む)から初心者セットが揃ってます。
もう何を選んでも良いかと思いますが、
以下のセットは絶対に選んではいけません。
・ギターアンプが入っていないセット
そのセットは2本目以降の人あるいは既にギターアンプを所有している人向けの内容でして、
また先ほども申したようにエレキギターはアンプがないと成立しない楽器なので、
このセットは絶対に避けましょう。
ギター初心者セットの選び方は以下の方法があります。
・とにかく安く購入
・ギターアンプを強化
・ギター本体を強化
✔️とにかく安く購入
ギターもアンプも拘らず、最安値を狙うモデルです。
SELDER セルダー エレキギター ストラトキャスタータイプ サクラ楽器オリジナル ST-16/BLS 初心者入門ベーシックセット |
✔️ギターアンプを強化
初心者セットの中にはマーシャルやVOXなど有名ブランドが組み込まれているものがあります。
ギターを始めて弾けるようになると、ギターアンプを買い替えたい欲求が生まれることがあり、
その時には上のブランドが候補に挙がることがあります。
それを見越して最初からギターアンプがブランド品が組み込まれているセットを購入するのも手です。
✔️ギター本体を強化
ギターを長くやりたい、あるいは絶対続けるんだ!
と最初から強い信念がある方で予算が許すなら、
最初からギターもFenderなど組み込まれているセットも良いでしょう。
続けること前提にここで購入したら、向こう5年は買い換えないようにしたいところです。
エレキギターに関しては以下の記事もご参照ください。
http://taka-music.com/ギター初心者、おすすめ初心者エレキセット〜リ/
アコースティックギター
アコースティックギターはエレキとは違ってギターアンプは必要としないので、
基本的にはどのセットを選んでも問題ありません。
エレキのように大きく低予算向けあるいはブランド向けの2つの志向があります。
↑低予算むけ
モーリス アコギ 初心者 ハイグレード 17点 セット MORRIS F-021 アコースティックギター RBS [98765] 【検品後発送で安心】 |
↑ブランド志向
チューニング方法
クリップ式チューナーの人はヘッドにしっかり取り付けて、(エレキとアコギ共通)
カード式のチューナーは、エレキはシールドで接続して、
アコギはチューナーのマイクに近づけます。
その上で6弦から1弦に向かって1音ずつ弦を弾いて音を出します。
その時にギターを購入後だと大幅に音がズレている可能性もあるので、
6弦=E(ミ)、5弦=A(ラ)、4弦=D(レ)、3弦=G(ソ)、2弦=B(シ)、1弦=E(ミ)
に音を合わせていきます。
今のチューナーはオートとなっていて、
弦を弾いた時に一番近い音を検知して音名を表示します。
例えば6弦をチューニングするとして、弦を弾きます。
そうするとクリップ式はEと表示されればOKです。
カード式は左右のメーターになっていて、針が丁度真ん中に合えばOKです。
ここで注意点ですが、ペグはゆっくり回しましょう。
一気に回しすぎると目的の音のところをスルーしてしまい、
挙げ句の果てに弦を切ってしまうことがあります。
ここはゆっくり回して、チューナーの音の検知力を信じましょう。
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エレキギターのセッティング
アコギの人はここは飛ばしてください。
いよいよ音を出すことになりますが、
エレキギターはアンプと接続して音を出します。
✔️アンプのツマミが全て0になっているか?
シールドで接続する前に必ずギターアンプのツマミが全てゼロになっていることを確認してください。
特にヴォリュームとGAINは必ずゼロにしてください。
ここがゼロにならずに電源をONにすると故障の原因にもなるのでご注意ください。
イコライザー(TREBLE、BASSあるいはTONE)は中には−5〜0〜+5方式であれば真ん中の0でOKです。
その上でギターとアンプをシールドで接続します。
この時に特にどちらから接続するというルールはないので、
とにかくギター側とアンプ側のシールドがカチッと音が鳴るまで接続しましょう。
アンプのセッティングは、
ドライブとクリーンのチャンネルがあるなら、クリーンチャンネルに設定します。
最初の練習は全てクリーンで弾きます。
この時はイコライザーはとにかく時計で言う12時方向に設定します。
ヴォリュームは部屋に合う音量で良いです。
GAINのツマミがある場合は、
GAINを上げるならヴォリュームを下げ、
GAINを下げるならヴォリュームを上げるのが基本です。
この辺は音作りの問題なので、
一番無難なのはヴォリュームもGAINも12時方向が無難です。
電源切るときはもちろんツマミを全てゼロにして落とします。
ギターの基本演奏フォーム
まずは座って弾くになりますが、
下の写真のようなフォームを意識すると良いでしょう。
特段ガチガチに決まったフォームはなく、
とにかくご自身が弾きやすい、
それには脱力して弾けるか、
以上のことが実現できるなら決まりはありません。
基本演奏フォームはあなたが一番楽な姿勢で大丈夫です。
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ピックの持ち方
上の写真のように親指と人差し指で握る感じが基本です。
タブ譜の読み方
楽器というと五線譜を読めなければいけない・・・
こんな心配があるかと思いますが、
ギターの場合は五線譜を読めなくても全然弾けます。
その代わりにタブ譜というものを読みます。
タブ譜は以下の書式になります。
左側にある数字はギターの弦を示します。(赤)
6本の線上にある数字はギターの押さえるフレットを示します。(緑)
左から順に見ていくと、
フレット側の「3」は6弦の3フレット、
フレット側の「2」は5弦の2フレット、
フレット側の「0」は6弦の開放弦です。(開放弦はフレットを押さえない音でタブ譜では「0」と表記されます。)
さらに細かくリズムの記号などありますが、
最初に一辺にやると混乱するし、今見ても頭に入りにくいので、
タブ譜の読み方については今後、各項目で必要な時に説明します。
今日は基本的な弦とフレットの読み方に留めます。
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単音トレーニング
ここまでギターを弾く準備段階でした。
いよいよギターを弾いてみましょう。
と言っても今日やることは最初の第一歩なので、
まずはフレット押さえて音を鳴らすことが目的です。
以下のフレーズを弾いてみましょう。
先ほどのタブ譜の読み方を参照しつつ、
ここで、Πのような記号がありますが、
これはダウンピッキングを示し、弦に対して下方向に弾きます。
普通にギターを弾くイメージで良いでしょう。
慣れたら5弦から1弦も同じように挑戦してみましょう。
まずは弦を押さえて弾いて音を鳴らしてみることです。(今回はリズムは度外視してOKです!)
もちろん超スローペースで弾いてOKです。(スピーディーには弾かないように!)
このエクササイズをエレキギターで引く際は、
ギターアンプをクリーンにして、ギターのピックアップセレクターをリア側にします。(ストラトならスイッチャーの上から見て右側、レスポールタイプならスイッチをTREBLEにします。下の写真も参照))
このセッティングの理由は音の輪郭がハッキリしていて、
エクササイズを弾く時に一番ごまかしが効かないからです。
以上、ギター初心者向け最初の1〜2週間でやることでした。
意外にもギター購入から書くとちょっと長くなってしまいました。
今日のことを1〜2週間でやれればと思いますが、
中にはこんなの余裕だせ!と思っている方、
いやいや全然最後の単音トレーニングがおぼつかない・・・
人それぞれ成長の度合いは異なりますので、
あなたのペースでやって良しです。
今日から不定期でギター初心者向けギターカリキュラムを描いていきますが、
かなり超スローペースで進めていきますので、お仕事でお忙しい人にも考慮したいと思います。
次回いつになるかわかりませんが、
単音トレーニングからの応用で単音メロディー等をやっていきます。
以上、
今日もありがとうございました。