こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です。
バンドを組みたいと思った時にする行動の一つとして「メンバー募集」、
一昔前は楽器店やライブハウスに張り紙をして募集を出してましたが、
現在はインターネットで募集したり、あるいはバンドサークルから始める方法があります。
この記事では良い募集と悪い募集の見分け方として、
募集を出す側と募集を見て応募する側、両方の視点に立って考えていきます。
【バンド初心者】良いメンバー募集と悪いメンバー募集の見分け方
- やりたいことが明確
- 目標が明確
- 「プロ」という文言が一切ない
- 楽しさが伝わる
- 結論(一緒に音楽やりたいと思わせるか)
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やりたいことが明確
バンド募集を見る側にとって選ぶ指標になる部分であることは間違いないです。
当然、募集する側にとっても「ただバンドやりたい」だけではメンバーは集まりません。
例えば、「◯◯のコピーバンドをやりたい」「Jロックのコピーやりたい」「洋楽でオルタナ系のコピーやりたい」などなど、
どういう音楽をやるか、ということは必ず明記することだし、
これがないと募集見る側も一緒にやりたいとは思いません。
また、複数のアーティストのコピーをやりたい人や複数のジャンルをやりたいという人は、その旨をしっかり募集内容に記載すべきで、
例えば、XJAPAN、LUNA SEA、GLAY、など、
あるいは、洋楽メタル、ハードロック、オルタナ
この時に複数のアーティストやジャンルを明記するにも方向性は固まっていた方が良いです。
メタルとジャズというあまりに極端に明記すると、メンバーは集まりにくい可能性が大きく、そのような募集をするのであればまずは仲間内から攻めたほうが良いでしょう。
まずはやりたいことがしっかり書いてある募集を見ることと、募集を出す側もしっかり明記することです。
目標が明確
これはバンドの方向性を示すもので、
どういうふうにやっていくか、どうなりたいかということです。
応募する側も目標があるし、そこが一致するか否かでバンド募集を選ぶ基準にもなります。
例えば、「最初コピーをやって、ゆくゆくはオリジナル曲を作って売り出していきたい」「ずっとコピーをやっていく」「最終的にはオリジナル曲を作ってCDあるいはストリーミングで売ってみたい」など、
活動方法については結成してからでも良いですが、
メンバー募集ではどういったことをやっていきたいか、どうなりたいかの明記は必要だし、応募する側にとっても同じような目標を持っていれば一緒にやりたいと思うことでしょう。
ただし、ここでの目標で「プロになりたい」との文言はやめておいた方が良いです。(以下で説明します。)
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「プロ」という文言が一切ない
目標は常に高くという意味では良いでしょうが・・・
しかし、「プロ」はなりたくてなれるものでしょうか?
過去にスガシカオ氏がTVで話していたことですが
「プロは自分でなれるものでなく、そこに関係する人がいてなれるもの、・・・」
とのことを仰られてました。
バンドをやることとプロになるという行為は全く異なります。
プロになるということはお金をいただいて音楽をすることは確かですが、
それまでにメジャーレーベルのスカウトの人からアプローチがあり、契約して〜という色々な流れがあります。
またプロになりたくdemo音源をメジャーレコード会社に送ったり売り込みという行為が発生します。
これはバンドをやるという行為とは違います。
なので、バンドをやりたくてメンバー募集をするのに「プロになりたい」と書くのは音楽をやるという行為から路線が外れてしまいます。
バンドとして最終的に「プロになりたい」という目標で書くのであれば、上記のように「最終的にはオリジナル曲を作ってCDあるいはストリーミングで売ってみたい」の方が良いです。
「プロ」と書いてしまうと純粋にバンドをやりたい人に逆に引いてしまい、敬遠されてしまいます。
「プロ」の道は最初は純粋に音楽やってライブして音源売って、それを数年やって見えてくるものではないでしょうか?
まずはバンドをやることが最初の一歩であって、そのためのメンバー募集です。
楽しさが伝わる
せっかく好きな音楽をやるわけだから楽しくなければ、全くやる意味がないです。
上記のようなやりたいことや目標が明確になっていて、
募集内容の最後にどういうふうにやっていくかが書いてあればわかりやすいです。
メンバー募集する側はダイレクトに「楽しみながらやっていきたい」と書いても良いし、
「みんなで助け合いながら演奏高めていきたい」ということも書いても良いでしょう。
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結論(一緒に音楽やりたいと思わせるか)
最後にまとめますが、
プロフィールの点に関して抜けているとツッコミを受けそうですが、
この点はあまり細かすぎずに、氏名、年齢、楽器歴、好きなアーティスト、好きなジャンルは最低限書いたほうが良いです。
メンバー募集出す側はとにかく一緒にやりたいと思わせる内容を盛り込めるかです。
そのためにやりたいことをしっかり具体的に明記することがメンバーが集まる第一歩です。
やりたいことの方向性がしっかり定まっていれば問い合わせも来ますし、逆にこちらが選ぶ形になることもあり得ます。
応募する側もしっかりやりたいことをしっかり決め、バンド募集を選ぶ方がミスマッチが起きにくくなります。
就職活動みたいですが、同じようなものです。
また、楽器のレベルも募集する側、応募する側不安に思われる人もいますが、
不安であれば特に募集する側はYouTubeでdemo演奏を投稿しておいて公開しておいた方がわかりやすいし、
応募する側の選択基準の一つにもなります。
メンバー募集は募集する側と応募する側ではやりたいことと目標を明確にすることと、
募集する側はプロの文言を書かないことと、楽しさを伝えることです。
みなさんが良いバンド組んで良い音楽を演奏できることを祈ってます。
以上、今日もありがとうございました。