公開日 2022年4月15日 最終更新日 2023年5月12日

Last Updated on 2023年5月12日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

久々に過去の名作アルバム紹介します。

今も日本のヒットメーカーのロックバンドとして君臨する

Mr.Childrenは90年代にシングルおよびアルバムの作品はリリースする度に日本のヒットチャートを賑わせてました。

前回はアルバム「Atomic Heart」をレビューし、http://taka-music.com/ミスチル(mr-children)、アルバム「atomic-heart」全曲レビュー/

この次回作の「深海」も名盤と位置付けられ、今でも語り継がれてます。

この記事にて全曲レビューします。

 

 

【Mr.Children(ミスチル)】アルバム「深海」全曲レビュー(感想)〜90年代名盤〜

深海

 

 

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Dive

アルバム「深海」の序章的な位置づけとなり、

水の音から低音楽器、おそらくチェロの音がどこか物悲しく、

左から何かの音がディレイ音のように迫りくる・・・

後半それらの音が混ざり合い、次の曲へと・・・

 

 

シーラカンス

落ち着いたアコースティックギターでそこにダークな感じで歌が入ります。

その後に曲の本題に入り、

グランジっぽいロックなギターリフが曲を先導していきます。

前作のアルバムよりもメロディーも歌詞に深味が増したような、

というより、当時の桜井和寿氏のリアルな心の音が表れなのだろうか?

いずれにしても楽曲の展開も含め前作より音楽的な進化は半端ないのは間違いなし!

 

 

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手紙

前曲荒々しさが消えるのと同時にゆっくりとアコギのリフが入ってきます。

アルバムの楽曲の順番の意味を感じ、前の曲とは全く印象がガラッと変わり、

これはMr.Childrenというバンドの印象、アルバムの印象の両方の視点で考えられているような、

勝手にそう思ってしまいますが、

パンクバンドならもしかしたら3曲目に速いナンバーに進んだのか・・・

これはミスチルのアルバム、

この曲はここで本気で落ち着く。

 

 

ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~

と勝手なこと(前曲)書きましたが、

このアルバムのウィキペディア読んでいると、

高校時代に桜井がよく訪れていた公園で夕方になると流れていたショパン別れを聴き、思い浮かんだという。「ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~」とセットになっている曲だが、あえて順番が逆にされている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/深海_(アルバム)

「手紙」とこの曲をどちらか先にするかでアルバムの印象が変わるような、

さらにその後の曲順も変わってであろうと思います。

 

 

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Mirror

ミスチルの隠れ名曲的な存在です。

と言ってしまうとファンに怒られますが・・・

このアルバムがリリースした90年代後半で一般の人の中でも、

ミスチルで好きな曲は?の問いに、この曲をリストアップしている人もシングル曲並みにいたことを覚えています。

やはりサビの「LOVE LOVE LOVE・・・」の部分が耳に残るし、

歌詞が耳に入りそのまま各人が自分の中で映像化しやすいのだろうか・・・

なんてことを勝手に想像しちゃいます。

ミスチルらしい爽やかで穏やかな楽曲です。

 

深海

  

Making Songs

本アルバムの制作風景でしょうか・・・

最後に「名もなき詩」の最後から次の曲へ・・・

 

 

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名もなき詩

ミスチルの名曲中の名曲です!

皆さんの方が知っているのであまり書きませんが、

ギターソロの後のCメロ、

ラップというのか微妙ですが、

早くなるフレーズは当時かなり斬新な発想でした。

楽曲の展開としても予想を良い意味で裏切り、

前後のギャップに驚きました。

 

 

So Let’s Get Truth

周囲の音が入っていて、路上ライブ演奏するイメージでしょうか。

ウィキペディア情報だと、長渕剛が降臨したとのこと、

この情報を見れば納得!

 

 

臨時ニュース

当時の社会情勢がほんのちょっと垣間見れるような・・・

フランス政府はこれで・・・

何したかは次の曲で!

 

 

マシンガンをぶっ放せ

先ほどの答えは楽曲冒頭で歌ってますね。

ミスチルとしては荒々しい楽曲です。

やはりBメロが滑らかに流れるような感じで、

サビでガツガツロックしているので、良い感じのメリハリを感じます。

 

 

ゆりかごのある丘から

ここからがいよいよクライマックスに突入していくような壮大な曲です。

心に染みるメロディーが印象です。

曲の終わりから次の曲へ繋がります。

 

アルバム2曲目「シーラカンス」のような荒々しさの答えをここで出すような、

オールドさを感じるロックサウンドに桜井氏のエモい歌は、

やはり前作よりさらに当時の思いが反映されているような印象です。

 

 

花 -Mémento-Mori-

クライマックスから開けたのか、

前曲で少し耳も心も揺さぶられ、

この曲を聴くとホッとします。

もう名曲中の名曲なので、皆さんの方が知ってますね。

これはミスチル4人だけの100%バンドサウンドで演奏されてます。

 

 

深海

アルバムの最後を飾る楽曲に相応しく、

何かの終わりを感じる、

あるいはどこかへ行ってしまう、

この曲にも歌詞で「シーラカンス」とあるので、

このアルバムの集大成的な印象ですし、

オケをよく聴くとかなりROCKしてます。

全体通して、前作とはガラッと変わって、

ポップさが少し封印され、よりROCKさが強調されたような印象で、

だから桜井氏の歌はどこか時折シャウト気味にも聴こえる場面もありました。

その証拠にこのアルバム前にリリースしていたヒット曲は楽曲のイメージの観点から収録されずに次回作「ボレロ」に収録されてます。

一アーティストの成長を感じれるアルバムだし、

ぜひ、前作「Atomic Heart」と一緒に聴いていただきたいです。

以上、

今日もありがとうございました。