公開日 2022年1月3日 最終更新日 2023年3月21日

Last Updated on 2023年3月21日 by TAKA∞

こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍

ギター弾きなら一度はこう思ったことはないだろうか?

「自分のアンプヘッドを持ちたい!」

スタジオやライブハウスにあるような真空管アンプを所有したいが、自宅で鳴らすには出力が大きすぎて近隣住宅に迷惑を掛けてしまう・・・

また持ち運びもキツイ・・・

ならば、

「サイズが小さく真空管で出力がそこそこ大きい」

このタイプは2000年代後半くらいから1〜20Wくらいの真空管のコンボあるいはスタックアンプが登場しました。

だけど思い故にそれだけではパンクバンドなど爆音では出力が少々厳しい声が多い・・・

そこで2010年代にVOXから新方式の真空管Nutubeを搭載したサイズの小さいアンプヘッドVOX MV-50が登場しました。

今日はVOXのかつてのギター弾きの夢を実現できるかレビューします。

いくつか種類があるうちのこの記事ではCleanにスポットを当てます。

 

 

【ギター】VOX MV-50(Clean)レビュー(スタジオ、ライブ、自宅OK! )

  • とにかく小型でギターケースに入ります
  • 音はクリーンのみ、歪みはエフェクターを使おう
  • 出力はキャビネットとオーディオインターフェースなど
  • 出力調整が可能でスタジオ、ライブ、自宅と各環境に対応
  • 5年間使用した感想

 

 

まずVOX MV-50(Clean)の製品概要はこちらになります。

https://voxamps.com/ja/product/mv50-clean/

 

 

スポンサードサーチ

とにかく小型でギターケースに入ります

このように並べると高さはスマホには及びません。

質量はアンプ540gでスマホは143g(iPhone6s)で、流石にアンプの方が重い・・・

がしかし、アンプでヘッドだけだけど1kgを切るのはそうそうにありません。

本当に軽く片手で余裕で持てる上に、ギターケースにすっぽり入ります!

なので、スタジオに持ち運んでキャビネットに繋げばメインアンプとして使えます!

 

また、VOX MV-50(Clean)の取手の部分を外すと下のようにデスク下に収納することもできます!

 

 

音はクリーンのみ、歪みはエフェクターを使おう

製品名に「Clean」と表記しているので、

もちろんクリーンのみの音色になります。

それだけに音質はVOXの特徴の透き通るクリーンは受け継がれていて、どこか素朴さもあります。

この20,000円という価格とは考えられないサウンドです。

しかし、クリーンだけなので音は歪みません。

歪みを使いたい時はエフェクターを使いましょう。

BOSS OverDrive/Distortion OS-2

土台が良い分エフェクターの乗りも良く、むしろ相性が悪いエフェクターを探したいくらいです。

 

 

スポンサードサーチ

出力はキャビネットとヘッドフォン、オーディオインターフェースなど

上の写真の両側にアウトプットジャックがありますが、

右側の赤いジャックはキャビネットなどスピーカーアウトになります。

左側はやヘッドフォンあるいはオーディオインターフェースに繋ぎます。

 

両方繋いだ場合は一緒に音が出るので、

ライブでミキサーへ送るとマイキング無しでもメインスピーカーやモニタースピーカへ出力もできます。

(PA環境によってはできない場合もありますが・・・)

 

また、左側に接続した場合にキャビネットエミュレータも搭載してますので、

自宅でのラインレコーディングもできます!

「本格的なレコーディング・スタジオで、高級マイクやビンテージ・マイク・プリアンプを通し、熟練のエンジニアよるマイキング技術も含めシミュレーションされていますので、瞬時に本格的なサウンドでレコーディングすることが可能です。」(本格的なレコーディング・スタジオで、高級マイクやビンテージ・マイク・プリアンプを通し、熟練のエンジニアよるマイキング技術も含めシミュレーションされていますので、瞬時に本格的なサウンドでレコーディングすることが可能です。

(VOXサイト引用https://voxamps.com/ja/product/mv50-clean/

 

 

出力調整が可能でスタジオ、ライブ、自宅と各環境に対応

赤いジャックの左上に小さく数字が表記されてます。

繋ぐ抵抗値によって出力が変わります。

 

4ohmsでは50Wが出力されるので、スタジオのキャビネットの4Ωに接続してください。

正真正銘の真空管アンプの50Wのサウンドが鳴り響きます!

決して叩きまくるドラムに負けません。

 

8ohmsではその半分の25Wで自宅ではかなりキツイ感じがします。

ちなみに今回のレビューのキャビネットは8ohmsなのでMAXは25WがMAXです。

 

16ohmsでは12.5Wということになります。

 

さらに赤いジャックの左隣に「ATTENUATOR」というスイッチがあり、ここで最終的な出力を決めます。

FLUU、1/10、1/100と切り替えができます。

例えば8ohmsに出力すると、

FULL=25W、1/10=2.5W、1/100=0.25W

自宅で弾くとなると、一般住宅8畳の部屋では1/10が最適です。

マンションやアパートでは1/100で、ヴォリュームはあまり上げない方が良いです。

 

このように出力を変更できるので、

スタジオやライブや自宅と環境を選ばないというか、

どの環境にも対応できると考えて良いでしょう。

大きいキャビネットでは4Ωのジャックありますので、

バンドの練習で常に持ち込めば常に慣れた環境で演奏ができます。

 

 

スポンサードサーチ

5年間使用した感想

私TAKA∞は5年くらいこのアンプを使用していて、

良いと思った部分は下記の通りです。

・持ち運びやすい

・出力パワーを変更できる

・ミキサーとキャビネット両方に接続できる

このアンプは今までに屋外ステージやカフェでのオープンマイクや大きい会場など、さまざまなところで活躍してます。

ギターケースにすっぽり入るので、

アコースティックライブではギターケースだけで収納が完結してしまいます。

またその会場に合わせた出力に切り替えれるので、場所を選びません。

 

そして、レコーディングではオーディオインターフェースにそのまま接続できるので、

スピーカーから音を出すことなく録音が可能です。

 

以上が気に入った点で今後も使っていくことと思います。

 

今日もありがとうございました😃