公開日 2021年5月13日 最終更新日 2023年6月14日
Last Updated on 2023年6月14日 by TAKA∞
こんばんは、TAKA∞(@atomicsound_hys)です👍
ギター始めて半年も経つと、
エフェクターの購入について考える頃と思います。
その際にコンパクトにするのか、
マルチにするのか、
いや、これは別にギター初心者だけじゃなくて、
ギターを長年弾いていても、
永遠のテーマかもしれません。
今日はマルチエフェクターの購入を考えている人へ、
特徴やどんな機能があるか、
弊害や特化してできることについてお話しします。
【ギターエフェクター初心者】マルチエフェクターはオールインワン機材+おすすめ5選
- マルチエフェクターの特徴
- 各エフェクト
- マルチエフェクターの弊害
- マルチエフェクターだからこそ◯◯できる
- マルチエフェクターおすすめ5選
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マルチエフェクターの特徴
一言で言うと、
「1個で複数の機能を持つ」
つまり、複数のエフェクターが凝縮されてます。
また、他には音色を保存できて、
ライブ時には楽曲ごとに音色を保存し、
瞬時に音色を変えることができます。
1個で複数の機能を備えたオールインワン機材と考えましょう!
各エフェクト
マルチエフェクターは複数のエフェクターが凝縮されていますので、
どんなエフェクターが入っているか、みていきましょう。
<歪みエフェクター>
オーバードライブ、ディストーション、ファズの機能です。
メーカー独自の音色やコンパクト機種のモデリングした音色など様々です。
基本的な設定はGAIN、LEVEL、TONEとなります。
この辺は大半のコンパクトエフェクターと同じです。
メーカーによっては歪みが2種類同時に使える機種もあります。
<アンプシミュレーター>
これは機種によってあるかないか分かれる所です。
どういうものかというと、
既製品のアンプをマイキングで通した音をシミュレーションした音です。
そのアンプの動作を忠実に再現した音になります。
具体的に言うと、
マーシャルのJCM800のシミュレーション、メサブギーのレクチファイヤーのシミュレーション、
などの音をスピーカをマイクで通した音を再現しています。
ただし、ダイレクトにそれらをシミュレーションしたとは取説には書いていないが、
それらしいことを匂わせたり、
それに似たネーミングで表記しているものもあります。
基本的な設定は、実際のアンプと同様に、
GAIN、MASTER、TREBLE、MIDDLE、BASSです。
イメージとしては複数のアンプを所有している感覚です。
<空間系エフェクター>
音をやまびこのように遅らせるディレイや残響音を作るリバーブやエコーのことです。
最近のマルチエフェクターもディレイに関しては、デジタルとアナログ両方網羅しているものがほとんどです。
ディレイの基本設定はLEVEL、FEEDBACK、TIMEです。
こちらもコンパクトと同じです。
ただしリバーブに関しては種類がいくつかあってツマミ1個のものがほとんどです。
<モジュレーション系エフェクター>
コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロの機能です。
どのマルチエフェクターでもこの4つは必ず入っています。
入っていないものは簡素なマルチエフェクターと言え、
あまりオススメしかねるモデルになります。
<フィルター系エフェクター>
イコライザーやワウ、オートワウです。
イコライザーは本体のデジタル画面でグラフィックイコライザーが表示され、
細かく音を作ることができます。
マルチエフェクターにコントロールペダルがついていれば、
それでワウを操作できます。
<ルーパー>
最近のマルチエフェクターにはほとんどこの機能が入っています。
ディレイの技術の応用で、
その場で演奏してその場で録音して、
その場で再生するエフェクターです。
もう今じゃほとんどの機種に常識的に入っています。
接続パターン
コンパクトエフェクターにはつなぎ方によって、音のエフェクトのかかり具合やニュアンスが変わってきます。
それをマルチエフェクターも同じように接続順番によって影響があり、マルチエフェクター内で各エフェクターの順番を変えれるものもあります。
またマルチエフェクターのアウトプットを何に繋ぐのか、
コンボアンプ、あるいはスタッグアンプ、それともミキサーでラインに接続するかの選択ができます。
メーカーによってはハッキリクッキリしているのもがあってミキサーのラインに繋いだのに、
マルチエフェクターの設定がコンボアンプになったら音が篭ったりすることもあります。
ここをしっかり設定することで音の良し悪しが分かれることがメーカーによってあります。
また、どのマルチエフェクターに必ずチューナーは絶対と行って良いほど、
付いてますし、クロマチックチューナーです。
また、USB TYPE -Bの端子がついて、
マルチエフェクター自体オーディオインターフェースの役割をするものもあれば、
音作りをパソコンのソフトウェアと連動して設定できたりするものもあります。
また最近LINE6のモデルなんかでは、
Bluetooth接続でタブレットと連動して音作りもできたりするものもあります。
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マルチエフェクターの弊害
これだけたくさんのエフェクターを網羅してれば、これ1台あれば他は何もいらないくらいです。
しかし、機種によってデジタル表示画面でツマミの少ない機種だったら、
音の設定のたびに、複数のボタンを押して、
何度もその操作を行うため、操作が煩雑になります。
アナログ感覚で各系統でツマミが分かれている場合はそんなには気になりません。
またこういう場合も少々不便を感じますが、
例えば音色をディレイとオーバードライブをプリセットした場合に、
曲のあるところでディレイだけ外したいとなった場合は、
そのディレイだけを瞬時にオフにはできず、
ディレイを外した音のプリセットを別途保存するしかありません。
この辺りはマルチエフェクターでプリセットを使った時に機動力に欠けるところです。
マルチエフェクターだからこそ◯◯できる
・楽曲ごとに細かく音を作れて、保存できて読み出せる
・他のエフェクターを組み合わせて、シンセサイザーみたいな音を作れる
・アンプシミュレータの好きなタイプと好きな歪みエフェクターをチョイスできる
・シミュレーションしている歪みエフェクターが複数あれば、普段できない組み合わせを作れる。
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マルチエフェクターおすすめ5選
以上、マルチエフェクターの機能などについてでした。
初心者の人でエフェクターには興味あるけど、方向性が定まっていないという感じであれば、
一旦、それ程高くはないマルチエフェクターを1台購入して、
勉強のために色々操作してみるのも良いです。
そこからあの曲ではこういうエフェクターが必要かどうか、
歪みはこの感じの好きだから、
コンパクトエフェクターでこういうものが欲しい
となってからコンパクトに移行しても良いでしょう。
物事考え方なので、人それぞれ違います。
人がマルチはダメと言おうが、
自分はマルチが良いのであれば、
まずはそこに突っ走ってみることもありです。
人に言われてすぐ考えを変えるよりも
自分で一回試してみて、
自分の判断で決めましょう!
みなさんの自信応援してます。
今日もありがとうございました!